亡くなった恵口公生センセイの別名義だったと聞いて。やたら活劇に向いた絵柄だと思ってたのもあってBLでは珍しいと勝手に思ってました。

確かなBL作品なんですがBL要素は尊さなりがほとんどなのでシンプルに尊いです。エロ要素は皆無と言っていいほどの尊さなので世界中の男性に向けてオススメできます。
それよりストーリーの尊さや愛の尊さ、大河の天然壁破壊攻撃の尊さ、マリアの演劇への熱意の尊さなど尊いです。

わずか23歳で故人となってしまわれた。なんということだ。
月マガ連載中だった「キミオアライブ」も未完となってしまったわけで、辛い。
だからこそマンバのような場でもっと知ってもらって、手にとってもらって、出来たら脳裏の片隅にでも残してもらいたいなぁと思いました。
作品のクオリティ、絵の抜群の上手さは本当に23歳って言われても全くそんなふうに思えないレベルです、ていうかマジでベテランの域だと思う。
こういう絵が超上手い先生が作品を色々経て迷走しまくったりして、最終的に元のタッチに戻ったりしていく背景を追う未来が欲しかった。
関係者でもなんでもないですが、お悔やみ申し上げます。
R.I.P.

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BLUE GIANT SUPREME

ジャズは深くて難しくてカッコいい

BLUE GIANT SUPREME
さいろく
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まず主人公のダイはすごくすごく熱がある。 周りのメンバーもそれぞれ真っ直ぐで、熱量が高い。 で、出会うその他のジャズやる人達も同様に熱い。 向き先は少し違えども、ジャズに対する熱量の高い人達を描いているんだけど、やり続けるとどういう葛藤があるのか想像もつかない。 ※もちろんコレだけが正解じゃないし特殊なんだけど 前作「ブルージャイアント」で感動と、落胆に近い憤りとを感じた人がほとんどだと思う。シュプリームではさすがに同じことにはならないと信じたい(今でもアレは本当にハッキリ憶えてるぐらいツラく、「ふざけんなーー」と口に出たぐらい熱中というか没入していた) 前作からそうだけど、途中途中で後にダイのことを語る人々(恐らくインタビューを受けている)が出てくる。 そこからは当然、未来がある程度想像できるワードがいくつも含まれており、それを踏まえて読む事でまた口角が上がってしまうのを抑えきれずに先を楽しみにして待とうと思えるそんな漫画。 ジャズが苦手であろうとわからなかろうとそんな事はどうでもいいぐらいに、五感を揺さぶってくるすごい漫画なので絶対読んだほうがいいし出来ればネタバレは見ないほうがいい。 ググると「ブルージャイアント ひどい」が一番上にサジェストされて笑ったけど、シュプリームがなかったら本当にただひどかったかもしれない。 ただ、ひどかった(と私含む多くの読者が思っている)のは本当に後半の、割と最後の方の展開の一部でしかなく、それは本当に衝撃的だったけど、その衝撃が大きい人ほどこの作品をちゃんと読んだ人であるのは間違いない。 大好きなので是非多くの人に読んでもらいたい。

ぼーいみーつまりあかんなこみっくす
ボーイミーツマリア
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ボーイミーツマリア【単行本 分冊版】

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演劇部のマドンナ。彼女は、男でした――。部一の実力派美女(?)×おちこぼれ部員幼い頃からヒーローに憧れる大河は、高校に入学し運命の女の子と出会う。その相手は、演劇部のマドンナ・通称「マリア」。公演で一際目立つマリアに一目惚れした大河は、出会ったその日に自分のヒロインになってくれと告白するも、あえなく玉砕。評判の美女は実は男だった――。※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。

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