違国日記 ヤマシタトモコ
違国日記ってどこがおもしろいの?
両親を無くした少女、とその叔母が一緒に住む話ですが実際は「全く違う人間を分かろうとしたり自分の感情を噛み砕いて受け入れたりする」漫画なのではないかと思います。
自分的には槙生もその姉もすごく物言いが冷たい人で、リアルにいたら避けてしまいそうなキャラクターですが、実際は作中同様繊細な人間なのかもしれませんね…
作中で槙生が「あなたが感じることはあなただけのもので、誰もそれを責めたり批判したりできない」って言うシーンがあるんですが、こんな当たり前そうなことも皆忘れちゃってるんですよね。
自分も他人に対してどんな物言いしてきたか、ふと考え直してしまいました。
亡くなった人に対しての考え方もちょっとリアルで色々考えさせられます。