オチに至る前段が、違ってる⁈
小学校時代に「ドキドキ」した、ヒロイン火野三夏の「エロの極み」の災難がまるまるカットされている。あの時代は「具体的な描写」ができなかった分、余計に刺激的なエッセンスとなっていた。大願成就の為の不条理、としてあのカットは!!
警察署の中の秘密分署である82分署、ここは法が適用されず、巨悪と対決できる仕組みになっていた。ワニのように食いついたら離れないと恐れられている、通称「ワニ分署」に所属する絶世の美女・火野三夏と怪力自慢・加倉リンはあらゆる権力にも牙をむき、危険過ぎる任務を遂行するのだった…。
82分署と書いてワニ分署の火野三夏とリンのコンビが巨悪に立ち向かう、篠原とおる原作のアクション・バイオレンス漫画に位置付けられる作品です。映画化もされましたが、そちらは興行成績優先のお色気先行が目立ち面白さに欠けました。漫画の方は、もちろん色気も無くてはならない要素ですけど、ストーリーがそこそこしっかりしていて読める漫画です。余談ですが、歌手「日野美歌」の唄がヒットした際に、この漫画の主人公「火野三夏」を連想したのは私だけではなかった筈です。