ギャグ漫画のようで意外と重かったり
ノリやテンポがよく、キャラクターもそれぞれ魅力的で、基本笑いながら、楽しみながら読めます。 しかし、合間合間にシリアスなエピソードもあり、笑いだけでなく、ストーリー性、涙もある読み応えたっぷりな作品だ思います。 ちなみに、時分は椿が好きです! 周りに振り回される真面目ツンデレ可愛い!
おちこぼれ陰陽師の迅内カザミは禁術とされる妖怪の力を借りて戦う妖怪術の能力に長けていた。ある時カザミは、美人大妖怪・白羅(パイラ)さんの力を使うという禁忌を犯してしまう! 必死に隠し通すカザミをよそに、白羅さんからなぜか結婚を迫られて!?
いや連載版も面白かった!!正直冒頭のカラー絵のクオリティと陰陽師要素がちょっと微妙かな…と思って読み進めたんだけど、最後にはすっかり楽しんでた。河童のカワノシンがちゃんと伏線になってたのは熱い!
読切から設定が変わったところはあれど、雲母坂先生ならではのギャグと言い回しは健在で、求めていたものがちゃんと出てきたところに「そうそうこれだよこれ〜!!」と興奮した。
「うわこいつ死に際でおっぱい触りやがったキッショ!!!」とか、相変わらず台詞のキレが普通じゃなくて好き。最高。
先週号がコロナで無くなり、今週号のボーンコレクションを楽しみにする気持ちが高まってたんだけど、その期待に応える面白さだった。
『ボーンコレクション(読切)』も久々に読み返したい!!