海野つなみを語るのに不可欠な作品
一話目から「そうくるか…」というただならぬ空気を察しました。もちろんいい意味でですし、読み終わって「さすがは海野つなみ…!!」と震えました。 毎度丁寧なあとがきにも書いてあるように、連載時は紆余曲折あった作品だったようです。なのでこうして新装版として6巻イッキ読みできることは幸せですね。 オムニバスですけど、殆どが同じ高校が舞台の話でキャクターもヨコやタテのつながりがあるので「回転銀河」というひとつの作品として読めます。 王道は絶対に行かないけど全部面白い、いろんな愛の話を描いた傑作です。
銀河系に人間の恋愛関係図を見立てたようなオムニバス
読後感たまりません!
好きになってはいけない人を好きになったり、失恋して泣くその一挙一同が美しい…
どの主人公にもスッと入っていけるから不思議です