映画公開前にアニメ一期を観たにコメントする
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メイドインアビス

アビスの吸引力

メイドインアビス つくしあきひと
ゆゆゆ
ゆゆゆ

貴重な古代遺物が眠る縦穴で、とても深いダンジョン「アビス」。 大穴を深く潜れば潜るほど、原生生物による捕食やダンジョンのもつ不可思議な影響によって、地上へ戻れる見込みは減っていく。 それでもアビスに挑戦する挑戦者を探窟家と呼び、彼らは現代では作り得ない古代遺物を見つけては帰ってくる(もしくは帰ってこない)。 アビスとアビス産が織りなす、謎の吸引力。 読み始めると、読者もその吸引力に呼び寄せられてしまう! 読む人を魅了する漫画「メイドインアビス」は、かわいらしい絵柄と、反するグロさがしばし話題にあがる漫画。 アニメ第一期がおもしろくて、その後映画を見ようとして見れていなくて、Kindle Unlimitedで3巻無料だったので読んでみたら、うろ覚えのアニメの記憶と合わさって、さらにおもしろくて。 メイドインアビスって、おもしろいですね〜と誰かに話したくなって、この口コミを書いている。 書き込みが細かったり、線が細かったり、見開きでドドドドンするので、デジタルで読まれる場合は大きい画面画で読むのおすすめ。 キャラクターグッズにひけをとらず、縦穴「アビス」をモチーフにしたグッズが販売されているのは、アビスの力がにじみ出ているせいかもしれない。

白竜

気が付けばシリーズ累計100巻以上

白竜
ピサ朗
ピサ朗

ちっぽけな組に過ぎない黒須組に、ある日白竜の異名を持つ若頭が台頭してからあれよあれよと裏社会で頭角を現していく、揉め事の解決は暴力やダーティーな手段だったりの、良くも悪くも普通のヤクザ漫画。 …だったのは初期の話、天王寺大氏が実際の事件を広げたネタを扱う事も多かったので、ゴルゴ13のような「実はあの事件の裏には白竜が関与していた!」オチのネタが結構あったりする。 シリーズ後半ではその手のネタが増えて行くが、この第一シリーズである無印は比較的そういうネタは薄め、なんだかんだ危険な香り漂う裏社会でのし上がっていく姿は正直ワクワクする部分も有り、強引すぎたりアレな解決も「こまけえことはいいんだよ!」の精神で十分楽しめる。 …後のシリーズでは陰謀論を加速させかねない色々と不幸で幸運な現実に見舞われたりしてるけど、それも割り切れば作品の魅力。 組のメンツも少人数な分、上も下も描きやすいのか、若頭主人公だが下っ端から組長まで交流があり、それなりにキャラを立たせつつキャラ被りも無しと、今見ると設定時点でなかなか秀逸。 ヤクザ漫画としては、シノギの描写が意外と広く、これもまた第2シリーズ以降の時事ネタを扱うのに違和感が無い要因だろうけど、解決手段はシンプルに非合法だったりで「できるか んなもん!」な、描写がてんこ盛りで、これをツッコミどころとするか、展開が早くて良いとできるかで面白いと感じられるかは分かれそうな気がする。 とはいえシリーズ累計で100巻以上を成し遂げてしまってるように、こういう作品が好きな男自体はなんだかんだ根強く存在している事も実感するが。 実際のあれこれをネタにしている部分とか、多々あるツッコミどころにせよ、素直に名作と認めたくはないが読んでて楽しい部分も有るのは確か。 作風が完全に確立したのは第2シリーズのLEGENDだが、その移り変わりも含めタバコと酒臭さが似合う漫画ゴラクの象徴の一つ。

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