描くことと愛すること #完結応援
完結記念に感想書かせていただきます。 「隠れ同人作家の清水さんが同僚の前川さんにオタバレして秘密を握られてこれからどうなっちゃうの!?」 という導入こそ軽妙ですが、ひとを愛することと、創作することに真摯に向き合っているのが本作の魅力だと感じます。 百合はもちろんのこと本格的なマンガ家マンガとしての読み応えも抜群です。 物語を描くのって過酷です。 真面目に向き合えば向き合うほど、ときには現実の人間関係や自分自身を傷つけてしまうことさえあります。 一方で、その過酷さは誰かの支えがあれば乗り切れることもあります。 物語を通じて前川さんが「誰かと一緒に描く」ようになり、清水さんが「誰かの傍にいる」ことを選ぶのが私にはとても尊いことのように思えました。 そして最終3巻のボリュームが圧巻。260ページ超えてます! ふたりがそれぞれのゴールと言うか、あり方を決めたあとのようすがじっくりと描かれています。 こういうエピローグがたっぷり読めるのはなんだか幸せですね。 素晴らしい余韻の残る作品でした。
2巻まで読みました。
百合漫画、という認識で読みはじめたのでなかなか恋愛っぽくならないなと思つつ、掴みどころのない人だった前川さんの素性が徐々に明らかになるほどにのめり込んで読みました。
あんまり優しい清水さんを振り回さないで…!と思いながらも半端なことはもうしたくないという前川さんの覚悟がわかるので、切ないですね。
そして2巻の最後、続きが気になりすぎます…!!!
2巻のラストは思わずのけ反りましたね。ここで次巻までお預け?!って久々になりました。
前川さんが元々百合の人ではないので、確かになかなか進展はないですね。でも前川さんに清水さんが翻弄されているうちになんだかんだと展開していくこのお話、完結3巻がどう展開するのか(まったく連載を追ってないので)楽しみです。
安易な恋愛で壊れない関係を築けるのでしょうか…
最終3巻は6月10日発売だそうです。お預けが長い…
ハッ!3巻は6月なんですね!
なんとなくそろそろかなと思っていましたが、あと2ヶ月か…。しかも次が最終巻とは。どんな結末を迎えるのか、楽しみです。