表紙の絵柄のイメージとは裏腹に、中身はけっこう熱血ですよ。
主人公・広沢滝はソフトボール未経験ながら、もともと実力のあるボーリング選手で、運動神経も抜群。どんどんとソフトの実力をつけていきます。
滝の幼馴染・新太郎という少年が、いつも傍らで応援して支えてくれるのですが、これって男女逆転した王道ヒロインだということに後になって気付きました。少年マンガではわりと珍しい光景。
当たり前ですけど、とにかく女子がたくさん登場する競技なんで、どのチームも美少女率は高いです。そこまでやらんでも・・と思いましたが、まぁサービス精神でしょうか。やはり橋口たかし先生に可愛い女の子を描かせたらピカイチですから。
試合の見どころとしてはインターハイ編ですね。かなり熱い戦いを繰り広げ、チームがいい感じに勝ちあがっていきます。ライバルたちもドラマ性があって良い。
主人公はその後、全日本チームに入りオリンピックが行われるシドニーへ行ったりして、ガンガン成功街道を突っ走るのですが、最後の方は色々やり過ぎてしまったと思ったのか、スッと終わりを迎えます。
丁度いい面白さって難しいなあと思いつつ、全体としては、ソフトボールについて知らない人でも結構楽しめる作品だと思います。
余談ですが、ラストでヒロインが◯◯してしまったのにはビックリしました。
(これも少年向けマンガとしては驚きの展開)
広沢滝は、天才ボウラーの16歳。有名ボウラーの叔母の下、プロボウラーへの道を歩んでいた。が、ひょんな事からソフトボールの魅力にとりつかれ、ソフトボール部入部を決意し……本格女子ソフトボールストーリー、プレイボール!!
広沢滝は、天才ボウラーの16歳。有名ボウラーの叔母の下、プロボウラーへの道を歩んでいた。が、ひょんな事からソフトボールの魅力にとりつかれ、ソフトボール部入部を決意し……本格女子ソフトボールストーリー、プレイボール!!