シザーズ(1)
女性たちの様々な要求に応えるべく、圧倒的な「美」を究極まで追い求めるデザイナー。それが美容師だ。日本一の美容師を目指す狩谷勝人の、ハサミ(SCISSORS=シザーズ)に賭けた青春記!! ▼第1話/美の道を拓け ▼第2話/プロへの第一歩 ▼第3話/思い上がり… ▼第4話/リセット ▼第5話/アセリ… ▼第6話/タッグ… ●主な登場人物 / 狩谷勝人(かりや・かつひと。美容師になるため、中学卒業と同時に沖縄県那覇市から単身上京してきた15歳。美容室「シザーズ」に入り、修行を始める)、甲斐昌矢(「シザーズ」の先輩。美容学校を首席で卒業した優秀な美容師。ケンカもするが、勝人の面倒を色々と見てくれる)、熊波(「シザーズ」の店長。酒飲みでグータラだが、実は相当な実力者) ●あらすじ / 日々、新たな流行が発信される東京・原宿。そこに狩谷勝人という1人の少年が現れた。日本一の美容師を目指す彼は、中学を卒業してすぐに、沖縄からやってきたのだ。勝人の父は那覇で「BARBAR狩谷」という理髪店をしている。だが美容師の夢を捨てきれなかった母は父と対立し、家を出ていった。そんな過去を持つ勝人が美容師を目指す理由は“復讐”。美容というものを根底から否定し、家族を捨てた母に復讐しようと考えていたのだった。 (第1話) ●本巻の特徴/原宿へやってきた勝人は、「シザーズ」という小さな美容室に強引に頼み込み、見習いとして世話になることになった。そこで出会った店長・熊波、先輩の昌矢、熊波の旧友で今は日本中の美容師たちの憧れの的である小松らに影響を受けながら、勝人は日本一の美容師への第一歩を踏み出す。個性的な登場人物たちが生き生きと描かれ、一気に物語の中に引き込まれる第1集。 ●その他の登場人物 / 狩谷霧奈(勝人の妹。兄思いの優しい中学生)、小松利幸(抜群の美容テクニックを持つカリスマ美容師。熊波の友人でもある)
シザーズ(2)
●あらすじ / 小松が主催する「ヘアービューティーカーニバル」というショーに、シザーズ代表として、勝人と昌矢のペアが出場することになった。このショーは、若手有望スタイリストたちによる美の探究をテーマにし、52店舗が参加する大がかりなものだ。まだ駆け出しの新人である勝人に、昌矢と熊波は猛特訓をほどこす。二人の厳しい指導を受けて、少しずつ成長していく勝人は、ある日「本番のモデルとして、どうしても使いたい人がいる」と口にした(第7話)。 ▼第7話/バカとハサミ ▼第8話/手紙 ▼第9話/舞台(ステージ)へ ▼第10話/変化… ▼第11話/モデル ●主な登場人物 / 狩谷勝人(かりや・かつひと。美容師になるため、中学卒業と同時に沖縄から単身上京してきた15歳。美容室「シザーズ」に入り、修行を始める)、甲斐昌矢(「シザーズ」の先輩。美容学校を首席で卒業した優秀な美容師。ケンカもするが、勝人の面倒を色々と見てくれる)、熊波(「シザーズ」の店長。酒飲みでグータラだが、実は相当な実力者) ●本巻の特徴 / 勝人のいうモデルとは、妹の霧奈だった。幼い頃から妹を大事にしてきた勝人は、自分の手で霧奈を綺麗にし、元気でがんばっていることを伝えたいと思ったのだ。勝人はその思いを手紙に書いたが、勝人が美容師になることを反対する父は、その手紙を霧奈にわたさず隠してしまった。ショー当日の朝に手紙のことを知った霧奈は、大急ぎで那覇から東京へ向かう。本番開始直前に会場に到着した霧奈を、勝人と昌矢は早速カットしはじめる。奇抜なアイデアを使い、霧奈の魅力を十二分に引き出した二人は、見事準決勝進出。52店舗の中から残った上位4組は、シザーズの他、リリス、ミラノ、そしてMAYAという面々だ。いずれ劣らぬ実力を持つ4組が、決勝進出を賭けて火花を散らす! ●その他の登場人物 / 狩谷霧奈(勝人の妹。兄思いの優しい中学生)、小松利幸(抜群の美容テクニックを持つカリスマ美容師。熊波の友人でもある)、庵直道(いおり・なおみち。名門美容室「リリス」の美容師。昌矢とは美容学校で一緒だったが、ソリが合わない)、勇樹美穂(リリスの店員。直道の彼女。昌矢とは美容学校の同級生)、摩耶ユウ・摩耶アヤ(美容室「MAYA」の兄妹。メイクが得意)、直道のおばあちゃん(調子にのる直道を一喝。どうやら正体は、かなりの大物のようだ)
シザーズ(3)
●あらすじ / 小松が主催する「ヘアービューティーカーニバル」の上位4組に残った勝人。シザーズの他、リリス、ミラノ、そしてMAYAという、いずれ劣らぬ実力を持つ4店の代表が、決勝進出を賭けて火花を散らす。勝人は、1ポーズ目を「夏」、2ポーズ目を「秋」、そして最終ポーズとなる3ポーズ目を「冬」のイメージでまとめ、デザインは終了。審査員である観客たちの投票の結果、名門店のリリス、ミラノを抑え、シザーズとMAYAが決勝へ進出する (第12話)。 ▼第12話/無茶… ▼第13話/ツインズ ▼第14話/二つの太陽 ▼第15話/新たなる旅立ち ▼第16話/魔の手 ▼第17話/夢追いし者たち ▼最終話/出発… ●主な登場人物 / 狩谷勝人(かりや・かつひと。美容師になるため、中学卒業と同時に沖縄から単身上京してきた15歳。美容室「シザーズ」に入り、修行を始める)、甲斐昌矢(「シザーズ」の先輩。美容学校を首席で卒業した優秀な美容師。勝人の面倒を色々と見てくれる)、熊波(「シザーズ」の店長。酒飲みでグータラだが、実は相当な実力者) ●本巻の特徴 / 決勝戦には奇抜な仕掛けがしてあった。用意された二人のモデルが双子だったのだ。お互い相手が見えない状態でカットしたにもかかわらず、なんと仕上がりは全く同じに。勝負はプレーオフまでもつれ込んだ結果、わずかの差でMAYAが優勝となった。その後、まだ美容師免許を持っていない勝人は、美容学校「インターナショナル ビューティーアカデミー(略称・BA)」に通うことになる。熊波とは浅からぬ因縁がある女性・喜如嘉咲(きじょか・さき)が理事長を務めるこの学校で、勝人は様々な経験を積み、成長していく。後半では熊波が重要な役割を担い、勝人はもちろん、昌矢、勇樹、咲、美容学校の生徒たちなど、登場人物それぞれのドラマもしっかりと描かれた、感動の完結集。 ●その他の登場人物 / 狩谷霧奈(勝人の妹。兄思いの優しい中学生)、小松利幸(抜群の美容テクニックを持つカリスマ美容師。熊波の友人でもある)、勇樹美穂(名門美容室「リリス」の美容師だったが、「シザーズ」で働くことに。昌矢とは美容学校の同級生)、摩耶ユウ・摩耶アヤ(美容室「MAYA」の兄妹。アヤはBAで勝人のクラスメイトになる)、喜如嘉咲(きじょか・さき。「インターナショナル ビューティーアカデミー」理事長。かつては将来有望な美容師だったが、熊波が起こした自動車事故が元で、右手が使えない。
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