たか1年以上前編集絵が綺麗で見やすくてストーリーも面白い!果たして少年に受けるのかという点は気がかりだけど、個人的にはすごく面白かったし好きな読切。かかずかず先生が好きな作品として挙げていたのが、「夏目友人帳・テガミバチ・蟲師」だと言うのも納得の「少女漫画っぽさ」のあるファンタジー。 舞台は人間の10倍の力を持つ不死の存在「吸血鬼」が存在する世界で、人間は吸血鬼を恐れながら暮らしている。主人公のコウは女の子のような顔をした美少年で、学校が終わるといつも兄のシンが迎えに来てくれる。2人の両親は既におらず、シンが親代わりでコウのことを育てているが、なぜかシンはコウに対して敬語で…というあらすじ。 (『誓約の紅』かかずかず) 実はコウは吸血鬼の王で、シンは人間。しかもコウは兄の血しか飲むことができない契約が結ばれていた…という設定が面白かった。 吸血鬼の王について作中で事前に説明がないから、「吸血鬼の王ってなんだよ」と唐突に感じなくもないが、読み切り出しあえて説明しないのも想像の余地があっていい。 意地悪な見方をすれば、鬼滅が大ブームの今「兄弟の絆・吸血鬼」という題材を選んだとこが嫌らしいとかオリジナリティに欠けるとか言うこともできるけど、「兄弟だけど異種族で主従関係」という構図を少年漫画に持ち込んだところは斬新なんじゃないかと思う。 個人的にはすごく面白いんだけど、面白さの種類が「女性が好きそう」な面白さのため、ジャンプで受けるタイプの面白さじゃないだよな…と勝手に残念がってる。 上手く連載化すれば「第二のD.Gray-man」ぐらいの存在になれそうな感じがするので期待…! 【週刊少年ジャンプ2019年50号】 http://jumpbookstore.com/item/SHSA_JP01WJ2019046D01_57.html0わかるfavoriteわかるreply返信report通報
絵が綺麗で見やすくてストーリーも面白い!果たして少年に受けるのかという点は気がかりだけど、個人的にはすごく面白かったし好きな読切。かかずかず先生が好きな作品として挙げていたのが、「夏目友人帳・テガミバチ・蟲師」だと言うのも納得の「少女漫画っぽさ」のあるファンタジー。
舞台は人間の10倍の力を持つ不死の存在「吸血鬼」が存在する世界で、人間は吸血鬼を恐れながら暮らしている。主人公のコウは女の子のような顔をした美少年で、学校が終わるといつも兄のシンが迎えに来てくれる。2人の両親は既におらず、シンが親代わりでコウのことを育てているが、なぜかシンはコウに対して敬語で…というあらすじ。
(『誓約の紅』かかずかず)
実はコウは吸血鬼の王で、シンは人間。しかもコウは兄の血しか飲むことができない契約が結ばれていた…という設定が面白かった。
吸血鬼の王について作中で事前に説明がないから、「吸血鬼の王ってなんだよ」と唐突に感じなくもないが、読み切り出しあえて説明しないのも想像の余地があっていい。
意地悪な見方をすれば、鬼滅が大ブームの今「兄弟の絆・吸血鬼」という題材を選んだとこが嫌らしいとかオリジナリティに欠けるとか言うこともできるけど、「兄弟だけど異種族で主従関係」という構図を少年漫画に持ち込んだところは斬新なんじゃないかと思う。
個人的にはすごく面白いんだけど、面白さの種類が「女性が好きそう」な面白さのため、ジャンプで受けるタイプの面白さじゃないだよな…と勝手に残念がってる。
上手く連載化すれば「第二のD.Gray-man」ぐらいの存在になれそうな感じがするので期待…!
【週刊少年ジャンプ2019年50号】
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