写真って素晴らしい。
写真はその人の、人生の一コマを切り取る。 そしてそのコマを撮る写真家さんの仕事も五十嵐くん、鮫島写真館を通じて素晴らしいと感じさせてくれた。 写真をたくさん撮っていつか見返した時に、あの時こんな時って想いだす時は幸せな気持ちになれるんだろうな。
たった一枚の写真が、あなたの人生を変えることもある―――。若くしてその才能を認められたフリーカメラマン五十嵐太一(いがらしたいち)。彼は自身が優勝したコンテストで一枚の写真に心震わされる。その写真を撮影したという寂れた写真館の主人に弟子入りするも、彼は「写真を撮ることだけがカメラマンの仕事じゃない」と太一になにも教えようとしない。不満を持ちつつも主人と一緒に撮影をする中で、太一が知ることは。掴むものは―――。寂れた写真館を舞台に繰り広げられる、”今日”と”明日”と”写真”を巡る優しい物語。
写真を撮るのはその空間を切り取る事。
良い写真は、空間を上手く切り取れてる事。
何となく分かるけど、どうやったら撮れるのかを主人公と共に発見できる漫画でした。