アニメ化もされ絶好調なヴィンランド・サガですが、2008年頃のアフタヌーンに、このスピンオフ連載があったことを思い出しました。トルフィンの姉・ユルヴァが主人公のギャグマンガで、原作ではありえないようなネタがほとんどです。西本英雄のいつものノリに加えて、たくましい母ヘルガや、ユルヴァの友達のゴルゴみたいな女(名前忘れた)のキャラが特に強烈で、この2人には最高に笑わされました。2019年に連載していたら、もっと話題になったかもしれないのに…と少し惜しい気がするような…しないような…。原作とはまったく別物ですので、原作の世界観を大事にしたい人は手を出さない方がいいでしょう。

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特装版「女が叫ぶとき~戦争という地獄を見た~」

「ヒロシマのおばちゃん」を読みたくて購入

特装版「女が叫ぶとき~戦争という地獄を見た~」
ひさぴよ
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https://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b110795.html 『漫画が語る戦争 焦土の鎮魂歌』(小学館クリエイティブ)で読んだ曽根富美子の短編「ヒロシマのおばちゃん」が衝撃的だったので、もう一度読みたいと思って電子書籍版を探してたら、この短編集に収録されていた。 「ヒロシマのおばちゃん」以外の短編は、戦争の話というよりちょっと昼ドラっぽい話が多いものの、それでも表題作を読むためだけに買っても損はないと思う。 作品の詳しい時期は分かってないのだが、状況からして1990年代頃の設定と思われる。広島での戦争体験を語り継ぐの”一人のおばちゃん”を通して、戦時中の自身の半生を振り返るところから物語は始まる。巧みな語り口と、曽根先生お得意の、不幸で陰湿な心理描写にグイグイと引き込まれてゆく。そしておばちゃんは不幸のドン底と同時に、原爆の日を迎えるのだが…。 変わり果てた広島の街を、怨念そのものとも言える鬼気迫るタッチで描き出し、一度目にしたら忘れられないような光景がこの漫画にはある。おばちゃんは最後に「あれは地獄だったよ」とだけ語る。と同時に、この出来事が教科書の中のたった数行に収まってほしくない、と願うのだった。 個人的には「はだしのゲン」と同じく、ぜひ読み継がれてほしい戦争漫画の一つだ。

元祖ユルヴァちゃん
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漫画家、西本英雄が担当編集と話題の人や場所に突撃取材!!ある時は話題の映画のアフレコに挑戦し、ある時は萌え漫画の極意を教わりにアノ巨匠に会いに行く。「単行本出ない」宣告を受けながらも超有名漫画家の先生方に帯文をいただきオマケページも満載で、めでたく発売した第1巻!!帯文より(抜粋)/この本を手に取った君、考え直せ……。(森川ジョージ)/講談社の大英断に心からの拍手を贈ります。(CLAMP)

金のへなちょこ

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プンプイにファッ休!はぶさんにフェロモンにこうちゃんにまゆなし刑事!90年代の少年マガジンの巻末で数々の迷キャラクターを産み出し続けた「へなちょこ大作戦Z」がベストセレクション集となって帰ってきた!選びぬかれた珠玉のギャグを濃縮してお届けします!

そろそろ家の話をしましょう。

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一級建築士の室井建人は、約10年勤めていた設計事務所を独立し、マイホーム設計の仕事で生計を立てるべく絶賛奔走中! しかし、なぜか依頼は無理難題ばかり!? 若夫婦家族の希望に沿った新築を設計しようと意気盛んにしていると地下から「とんでもないもの」が発見されたり……。思わず音を上げたくなる厄介な依頼を前に悪戦苦闘するも、「夢と希望のマイホーム」を実現すべく、室井の建築士としての腕が試される!

サバンナのトラさん

サバンナのトラさん

トラさんはサバンナに暮らすライオンです。昼間からブタのニックが営む居酒屋で酒飲んでクダまいてます。酒飲み仲間のカバのタマ蔵さんも一緒です。話す内容は「遺伝子組み換え食品」「エコ」「サブプライムローン問題」「年の差婚」など雑多です。結論はグダグダです。でもちょっと楽しそうです。サバンナの木陰で今日もトラさんは酔っ払って言いたい放題です。

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