人間って、人との付き合い方って、難しい。
人の心のひだをほじほじされる感じ。 皆、表があって、もちろん裏もあって、どこまで心に閉じ込められるか。 どこまで、人に伝えるのか・・・。 人との距離感でどこまで許されるのか? それは、伝えるべきなのか? 伝える必要があるのか? 自分を変えるべきなのか? 深すぎる・・・。 色々考えさせられました。
晶子は18歳のフリーター。恋人、友達、仕事というそれなりの日常の中、心は何故か満たされない。そんなある日、偶然、漫画家の友人からバイトを頼まれて…。明日へ繋がる不確かな今日。
いくえみ綾先生が描く登場人物は本当に魅力的ですね。
友情の亀裂とか母親との確執とか、扱ってるテーマは普遍的だけど、切なくて詩的でした。
最後のコマで泣いてしまいます。