太古のヒーロー見参
ジャバウォッキー1914の久正人作品。 大和の時代のジパングが舞台で、ハニワを使って爆発したり返信したりカギ開けて退治したりするヒーローもの。 1コマ1コマのカットも面白く、デフォルメも独特で、硬そうだったり柔らかそうだったり不思議な質感に見えるタッチが相変わらず特徴的で良いです。 ただ、私的には戦闘範囲が広がるたびに脳内補完しないとついていけなくなっちゃうので「細かいことは気にすんな」という読み方のほうがいいのかなーとは思う。
「カムヤライドとは」天孫降臨から200年。強大な力を持つ国津神(土着神)のもと、有力な豪族たちがそれぞれの領地を治めていた時代を経て、国津神を封印したヤマト族の王が列島を統べる古墳時代。内乱の時代も終わり、日本中に平和が訪れていたのだが……。封印されていた国津神を覚醒させる謎の人物によって、日本各地に叛乱の火種が撒き散らされていた。熊襲で起きた叛乱の首謀者・カワカミタケルは、覚醒した熊襲の国津神に、人知を超えた力を与えられた怪人であった。オウスの皇子(後のヤマトタケル)が率いるヤマトの叛乱鎮圧軍は、カワカミタケルの前に全滅しかけるが、オウスが安芸の地で出会った埴輪売りの露天商・モンコが現れ、状況は一変。モンコは埴輪を媒体にして、国津神の強大な力に唯一対抗することができるカムヤライドへと変身したのであった。古代、巨神、異形の民、ヤマト朝廷―― 日本最古の変身ヒーロー・ファンタジー!!
2019年2月現在、本作と古代戦士ハニワットが
「ハニワで変身するマンガ」界のツートップだということに異を唱える者はいないでしょう。
ハニワ変身マンガが2作も読める平成の終わりに感謝!
さて見てくださいこの表紙の完璧なライ○ーキックを…。
マンガなのにニチアサだよ…?
全編こんな感じで鬼スタイリッシュに特撮ライクなアクションが繰り広げられるため
「に、日曜の朝に見たやつだ〜〜〜〜〜!!」と心の中の5歳児がアガること必至!
変身から決めゼリフ、必殺技まで燃えポイントは全部押さえてあるので安心して読んでください。
ちなみに僕は足でジャッ!!!て線引くところでやられました。