「カムヤライドとは」天孫降臨から200年。強大な力を持つ国津神(土着神)のもと、有力な豪族たちがそれぞれの領地を治めていた時代を経て、国津神を封印したヤマト族の王が列島を統べる古墳時代。内乱の時代も終わり、日本中に平和が訪れていたのだが……。封印されていた国津神を覚醒させる謎の人物によって、日本各地に叛乱の火種が撒き散らされていた。熊襲で起きた叛乱の首謀者・カワカミタケルは、覚醒した熊襲の国津神に、人知を超えた力を与えられた怪人であった。オウスの皇子(後のヤマトタケル)が率いるヤマトの叛乱鎮圧軍は、カワカミタケルの前に全滅しかけるが、オウスが安芸の地で出会った埴輪売りの露天商・モンコが現れ、状況は一変。モンコは埴輪を媒体にして、国津神の強大な力に唯一対抗することができるカムヤライドへと変身したのであった。古代、巨神、異形の民、ヤマト朝廷―― 日本最古の変身ヒーロー・ファンタジー!!
緊迫のヤマト編、開幕!! 日本最古の変身ヒーローファンタジー ヤマトの精鋭・黒盾隊に捕らえられ不本意な形でヤマトへ辿り着いたモンコとタケル。ひと悶着のあと、ヤマトの王・オシロワケに謁見したモンコに対し王が放った衝撃の言葉とは――…。さらに、富士の頂上ではよからぬ動きが…。ヤマトの地に「イヤな予感」と「違和感」漂う。モンコ、そしてウズメの正体が明らかに――!!? 緊迫のヤマト編、開幕!! 久正人 2003年『グレイトフルデッド』(講談社)でデビュー。その後、恐竜が絶滅せず独自の進化をし、人類繁栄の裏で暗躍するダークファンタジー『ジャバウォッキー』(講談社)、宇宙人VS偉人の遺伝子を受け継いだ人類のSFファンタジー『ノブナガン』(アース・スター)、神話&異形ハードボイルド『エリア51』(新潮社)、『ジャバウォッキー1914』(講談社)を経て、『カムヤライド』をリイド社にて連載開始。『ニンジャバットマン』(ヒーローズ)のコミカライズも連載中。活躍の場をテレビにも広げており、特撮戦隊モノの怪人デザインも務めている。唯一無二のストーリーテリングと、独特でスタイリッシュなキャラクター造形はとにかく必見。
第51回星雲賞受賞作家による 変身ヒーロー×古代日本のものがたり 200年前、地球に堕ちてきた怪獣たちはニ=ギと呼ばれる存在の肉体を探していた。その手がかりがモンコとタケル、オトタチバナにあると確信したウズメの情報をもとに、イシコリドメとコヤネはヤマトへ向かい変身し、住民たちを無差別に虐殺し始める。カムヤライドとオトタチバナ・メタルが駆けつけ、怪獣と戦うが――…。怪獣たちの気まぐれな襲撃にヤマト存亡の危機――!? 久正人 2003年『グレイトフルデッド』(講談社)でデビュー。その後、恐竜が絶滅せず独自の進化をし、人類繁栄の裏で暗躍するダークファンタジー『ジャバウォッキー』(講談社)、宇宙人VS偉人の遺伝子を受け継いだ人類のSFファンタジー『ノブナガン』(アース・スター)、神話&異形ハードボイルド『エリア51』(新潮社)、『ジャバウォッキー1914』(講談社)を経て、『カムヤライド』をリイド社にて連載開始。『ニンジャバットマン』(ヒーローズ)にて、第51回星雲賞コミック部門、受賞。活躍の場をテレビにも広げており、特撮戦隊モノの怪人デザインも務めた。
ジャバウォッキー1914の久正人作品。 大和の時代のジパングが舞台で、ハニワを使って爆発したり返信したりカギ開けて退治したりするヒーローもの。 1コマ1コマのカットも面白く、デフォルメも独特で、硬そうだったり柔らかそうだったり不思議な質感に見えるタッチが相変わらず特徴的で良いです。 ただ、私的には戦闘範囲が広がるたびに脳内補完しないとついていけなくなっちゃうので「細かいことは気にすんな」という読み方のほうがいいのかなーとは思う。