3.0
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電書で「さあ読もう!」として、ページがめくれなくて戸惑った。
そりゃそうだ!左開きなんだから
(書影の右側にある黒い背表紙がトラップだった)
2014年頃、ウルジャンの巻末で『逆さに』連載していた作品。(左上から右下に読むスタイルのため、天地逆で掲載され巻末側からめくるようになっていた)
当時ジョジョリオンを読んでいた際に数話読んだ覚えがあり、「日本の雑誌でバンド・デシネが読めるなんてすごい!」と、編集部の意欲的な姿勢に感心した覚えがある。
雑誌で読んだときはなんとも思わなかったが、単行本で読んでみるとキャラクターのかわいらしさと不気味さのバランスが素晴らしかった。
またフランスの街の描写(エレベーターの0階や、地下鉄の折りたたみ椅子)が、自分にとって異国情緒が感じられていい。
正直言って最後のオチは「ええ〜〜〜ッ!?😫🤔🤭」(※読めばわかる)という感じだったが、映画のAKIRAのオチもあんな感じだし個人的にはありかなと思う。