得意不得意があるだけ
仕事していてうまくいかないと、人のせいにしてしまったり、あいつが無能だからだなんて思ったりしますが、鷹野を見てると無能な人なんかいなくて、得意不得意があるだけなんだよなと、改めて思います。 いや鷹野自身は雰囲気とのギャップと言う意味では確かに無能ではあるんだが、でも彼女のおかげで丸く収まってたりするので、ってことはやっぱり有能だなと。 鷹野以外のキャラにも共感できるところ多々あり、おもしろかった。 おすすめです。
特定の男と付き合うことはせず、恋愛のおいしいとこだけ食べていたいがモットーの弁護士・カホリ。既婚者と知らずに砂後谷という男と関係を持ってから、面倒なことに巻き込まれ…!? 『彼女とカメラと彼女の季節』の気鋭による、怒涛のビター・ラブコメ開幕!!
これほど読んでいてハラハラさせられる恋愛漫画は久しぶりに読んだかも!弁護士としてバリバリ稼ぐ仕事女の主人公が、既婚者に本気で恋してしまう話です。
大人のぐちゃぐちゃした恋愛群像劇といえば「東京タラレバ娘」や「きみが心に棲みついた」なども面白いですが、それらや他の少女漫画のような予定調和感がなく先の展開がまるで読めません。また女性向けコミックにありがちな共感や自己投影ばかりに重点をおかず、気持ちのいいスピーディーさとこちらの想像を超えるキャラクターの行動力で楽しませてくれます。
3人のセフレと日替わりで遊び周り、仕事人間だから結婚しなくていいと豪語し、高根の花を自認していたにもかかわらず、一見冴えないが天然女たらしの既婚の公務員にコロリと初恋に落ちてしまい本気で困惑する美留町さん可愛いです。
2巻まで読みましたが完全にハマりました。
仕事が終わったら急いで書店へ行って続きを探そうと思います。