稲妻カットが完成されていない頃の高木義志も悪くないです
長く続いたこの作品をハードな格闘技バトル学園物と思っておられる方も多いだろうが、連載当初は「花の応援団」に近いギャグ満載のナンセンス漫画であった。その頃の荒っぽくてハレンチな高木義志を是非見て貰いたい。私個人の趣味としては、高木が大阪魂として活躍する、関東に進出する前の大阪篇程度の喧嘩の盛り上がり方が好きです。
押忍!俺、松下正いいます。大阪でも悪で有名な関西第五工業高校の、特に悪名高くてヤクザも道を開けるくらい怖い空手部に入部しました。校内や町内では肩で風切って歩けますが、部内では一年生は生ゴミ同然。むちゃくちゃ悲惨でみじめです。しかし、大阪一とも言える強さの高木主将は俺の憧れです。毎日高木主将を先頭に、関五工空手部の看板をしょって、血と汗と涙と笑いの青春してます!
大阪編はヤングジャンプ版「嗚呼!! 花の応援団」かなという感じだった。阪神戦争編あたりでバトル路線になり、同じようなパターンが続いていく。その際にいい感じでだんだん強さのインフレが始まる。
今思い出すと最終回周辺もちょっと「熱笑!! 花沢高校」っぽい気がしてきた。
全43巻もあるので長いかなと思ったが読み始めるとあっという間に読み終えてしまった。