中島ハルコの豪快さ、爽快さ
ピッコマをチェックしてて偶然引き当てた「傑作」です。作者はドラマ化作品をいくつも世に送り出している東村アキコ先生。今作はその東村先生が林真理子先生の原作にホレて作品作りをほぼ丸投げからスタートしているとのこと。そのおかげかほとんどオリジナルの東村作品になっており作者特有の「間」のシュールさがたまらなく面白いです。
菊池いづみ38歳・独身。しがないフードライター。割り切っていたつもりが割り切れないでいる不倫関係はすでに10年モノ。そんないづみがパリで出会ったのは最高にパワフルでとんでもなく型破りな女社長だった。彼女の名は中島ハルコ。ハルコは停滞するいづみの人生に嵐を巻き起こし…!? 【同時収録】おまけマンガ
原作小説を読みました。韓国のコーディネーターさんの話とか東村先生のオリジナなのかなって思ってたけど(東村先生は韓国カルチャーがお好きなので)、原作に忠実に描かれていたんですね。むしろ原作の方がパンチが強かった。ハルコさんは実在の方がモデルらしいけど漫画や小説に描かれてるよりすごい人かもしれない。