幸せは途切れながらも続くのです
想像してたような嫁かわいいかわいいほのぼの漫画ではないんだなあ。福満さん自身も男尊女卑で偏見の塊だと自分で言い切ってるし、嫁さんは確かにかわいいけど暴言吐いたり暴れたりもするし。 でも2人が持ちつ持たれつ暮らしていることが伝わるし、何がいいってわけじゃないけどなんか食べてたりゴロゴロしてる嫁がなんとなくかわいいし好きなんだろうなあということがすごくわかる。描くとこ描かないとこの吟味はしているんだろうけど、ほんとうのほんとうに混じりっけなしの日常を見せてもらってる気がして、ああなんとなくいいなあって思った。 4コマと見せかけてだらだら続いたり、2コマくらいで話が終わったりするのもすごいテクニックだなあと。日常なんて起承転結で済むわけないもんね。 感謝したり見下したりムカついたり愛おしく思いながら続いてくのが夫婦の日常だよね。わかるわかる。
妻に恋する〜の方が面白かったので最近こっちも読んだんですが、こっちは喧嘩ばっかりしていてなんだか殺伐としていますね。特に初期は。
福満しげゆき先生には一生妻漫画を書き続けてほしいと思ってます。