ネタバレ
名無し

酒飲みの道は細くて長い?
そして道は星の数ほどある?
どこまでつづくこの細く楽しく美味しい迷い道。

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最初のころの宗達君は二重まぶたでした。
かすみちゃんも、ときどき半白目というか三日月形というか
ギャグキャラっぽい目つきになることがあった。

どっかで読んだラズ先生のインタビューだったと思うけれど、
極力無駄な線を排除した絵柄を目指してる、
みたいなことをおっしゃっていた。

ラズ先生の他の飲兵衛漫画だとすこし線が角ばっていたり
背景とかの白い部分が多い(書き込みが足りない?)ように
感じる作品もあるのだが、あれは画風を変えているのか?
それともアシスタントとかの描く割合が多かったりとか
なのだろうか?

ブックオフで売っていたコンビニ販売本で
ラズウェル細木スペシャル・極楽!居酒屋グルメ」
というのを買ってみた。
収録されている作品のメインは「美味い話にゃ肴あり
なのだけれど、表紙に
「スペシャル収録:あの人気キャラたちが酔庵に来店」
として宗達君のイラストが載っていたので買ってみた。
「美味い話・・」のなかの一話として
宗達君や他のラズウェル先生作品のキャラが一見さんとして
顔を出す話で出てきていた。
宗達君の出番は、他の漫画のキャラと同じく
ほんの数コマだけだったので、
え、これだけ、とも思ったけれど・・
作品の欄外に
「SpecialThanks:「風流つまみ道場」芳文社、「酒のほそ道日本文芸社、「魚心あれば食べ心」辰巳出版 ラズウェル細木
と書いてあった。
どうやらあの数コマを出演させるために各作品を連載している他の出版社に許可をとって描いたらしい。

漫画業界の権利関係って、どの程度うるさいのか知らないし
電話一本で済んだのかもしれないけれど、
ラズウェル先生も律儀ですね(笑)。

今週あたり、そろそろ桜・花見ネタかな。
花見回は何回かあったけれど
いつもの三人で桜林の中でキャンプして、
翌早朝の「春はあけぼの」の桜をみる回が好きだ。
実際に早朝桜を見に行ったこともあるし
(泊まる根性はないので早起きして)
綺麗だったけれど残念ながら、
そのまま一杯飲むわけにはいかなかった。
ことしやる(早朝桜を見ながら飲む)なら今度の日曜に
やらないと、もう散り始めて見頃を逃すかもな。

酒と肴の歳時記(副題)としては春は花見ネタは欠かせませんよね。
それでも毎年、同じ花見でも切り口を変えているような。
今年は夜桜見物。
それにしても宗達君とかすみちゃん。
文句を言いつつ宗達君のやることに付き合う、かすみちゃん。
けれど、実は宗達君のほうがすでに、かすみちゃんの尻に敷かれている感じすらもある。
この二人に春は来るのだろうか(笑)。

コミックスの前書きだったかコラムだったかで
ファミレス飲みには言及していたが、
コンビニ飲みまでは、まだ取り扱っていないかな。

コンビニのイートインコーナーでの飲酒の現状って
・コンビニにより飲酒禁止のところもOKのところもある。
・コンビニによっては飲酒禁止などの張り紙をしている。
 その一方で、飲酒OKとしているコンビニもある。
・法的には禁止されていない
・世間の常識としてはコンビニで(とくに昼間)飲酒は珍しい

という感じでしょうか?
個人的には、あくまで簡易食事スペースなんで、
コンビニ側が飲酒OKと明示していて、
短時間で静かに騒がず飲むならOK。
そんなふうに感じています。
コンビニで飲んだことないけれど。

 

コンビニってもともと酒屋さんだったのが業態変更した
店が多いみたいだし、酒に関しては寛容かもね。
昔の酒屋は立ち飲みスペースのあるところもあったわけだし。
けれど昔の酒屋とは違ってコンビニは、
いつでもだれでも気軽に入る場所なんだから、
「いつも酔っ払いがいる」
みたいになったら必ず問題視されてくると思う。
飲んで長居して馬鹿騒ぎするやつが増えて問題化するか、
短時間静かに軽く飲んで立ち去る人がほとんどになるのか、
後者が普通って世の中になってほしいのだけれども。

鮭弁当。
自分もたまに
「これってこの調味料で食ったら美味いかも?」
と、やってみることはあるが、大抵は失敗する。
あの回みたいなことを自分がやったらオチは
「やっぱり普通に食うのが一番だな」
という、ホントに面白くもなんともない展開にしか
ならないような気がする(悲)。

確かに普通に食うのが一番、ってなりますね!

酒ほそで出てくるつまみとかコラムで作り方が載っているものを実際作ってみたらこれは美味い!ってものありますね。

余談ですが、私はマヨネーズは万能調味料だと思ってます(^^;

42巻(最新刊)のコラム料理で出てくる
「鯛のサラダボール」も美味しそうです。
鯛と野菜の組み合わせが良さそう。
ラズウェル先生オリジナルではなく他の料理家の方のレシピですが。
マヨネーズも使ってますね(笑)。

作品に出てきた料理では
「マグロ赤身の漬け」は自分でも作るようになりました。
作るっていうほどのものでもないけれど、
まさに作品のストーリー通りに
「なるほど、そんなに長時間漬け込まなくてもいいんだ」
と気がついて、晩酌の肴として重宝しております。

私は33巻のたぬき豆腐をよく作ります。
減量&夏の暑い時の定番になってます。
うどんで作るとカロリーが高いので大好きな豆腐で低カロリー、かつうまいというのが目からウロコでした。

鯛の…はまだ作ったことがないのでそのうち挑戦したいです!

今週来週は鯛のかぶと焼き、かぶと煮で前後編の二部構成。
二週にわたっての「鯛かぶと攻略法?」らしい。
宗達君が後輩に鯛かぶとの食べ方を指南する話。
今週は後輩君が宗達に感謝していたが、
来週のオチは多分
「そ、その食べ方はボクにはちょっと・・」
と後輩君がひいちゃうような
「宗達流食い意地が張り過ぎてる食べ方」
の披露だと予想(笑)。

タイのかぶとは美味しくて値段も手ごろで
ボリュームもあって良い肴。
だが一人呑みなら良いが、他の人と一つを
一緒に食べるのはちょっとね。
目玉とか頬肉とか、自分が食べちゃって良いのか
気を使うし。

宗達君は
かぶとには日本酒」
と言っているし、確かにビールより日本酒だとは思う。
が、私は塩の利いたかぶと焼きにビールが好きだ。

最近まで九州出張編を何週かにわたってやっていたような。
いままでにあった青森とか韓国とかの出張話のときも
何週かにわたってやっていましたね。

酒を飲んで失敗することもあるが
笑い話ですむうちはまだ良いんだよなあ、と
某記者会見をTVで見ながら思った。
でも酒ほその話の中に、
宗達君が酒で人生を棒に振った人
(若い頃は酒豪だったが年をとって記憶がなくなったり
 暴力をふるうようになって家庭も体も壊して
 しまった人)
の話を聴いた直後に暴飲したりとか、
洒落にならん話もあったな。

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酒のほそ道

原点にして頂点の酒漫画

酒のほそ道 ラズウェル細木
野愛
野愛

原点にして頂点という言葉をこの漫画に捧げたい!! 現代的なアイテムや背景が登場すればするほど、時代感のアップデートされなさが浮き彫りになっていく酒のほそ道。 楽しく美味しく呑めればいいじゃないかと言いながらもめんどくさい酒呑みばかりが登場し、でも結局みんな楽しければいいじゃないかというところに収束していく酒のほそ道。 アプデ前の人も後の人も、楽しくなるまで呑んで食べればそれでいいよね。自分がよければいいの極地がここにある。みんな自分勝手に楽しければいいんです! という空気感が絶妙に好きなんですよね。 めんどくさいこと言いながら、干渉し合っているよいでありながら自由に酒を楽しんでいる宗達がなんだかんだ好きなんだなあ。 自宅でつまみを作りながら酒を飲む回はレシピ漫画としても重宝するし、一人酒も飲み会もちょっといい店もいろんな酒の楽しみ方が学べる(?)のもいいところ。 時代に迎合することもなく、自分の信念を押し付けることもなく、適度にめんどくさいリアルなスタイルを貫いてくれる酒のほそ道が好きです。 誰よりもめんどくさいカスミちゃんがどんどん宗達に影響されてるのかわいい。めんどくさかわいい。

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