ふしぎの国の有栖川さん
門限が夕方6時、趣味はおじいさまと共通の落語という、とことん古風な女子高生の有栖川さん。今や絶滅危惧種であるほどの箱入り娘だけど、周りの友達に愛されてて、意外と男子を前にしても物怖じせずしゃべれるのはいい感じ。外見も中身もイケメンな隣町の男子校生の野宮くんと知り合って、落語の話から仲良くなります。野宮くんが、有栖川さんの極端さを笑ったり馬鹿にしたりせず、純粋に興味を持っているのが好印象です。 純粋な主人公の恋を応援したい、何気ない日常を描いた作品が好きな方にお勧めします。
有栖川さんがとにかくめっちゃ可愛い、野宮くんがとにかくイケメンで素敵、この二点に尽きる。
超絶奥手で化石並みの古風女子の有栖川さん、野宮くんといい感じになりそうになるも、照れるやら自信が持てないやらで遠ざけてしまうが、全く意に介さずATフィールドをこじ開けてくる天然コマシ野宮くんのおかげで全然うじうじモヤモヤした感じにならないのが素晴らしい。それに有栖川さんも可愛い。
それこそ君に届けのように二人がくっつきそうでくっつかない様をニヤニヤ眺める話がメインになると思われるので、テンポ良く読みやすいのは非常に嬉しい。そしてなにより有栖川さんが可愛い。