「歯ちゃん、世界は美しいねェ。」地球の内側には、もう一つの文明がありました。地球の内側はゴムボールのように空洞になっており、その内部世界にはもう一つの文明があった。一九〇八年に出版されたウィリス・ジョージ・エマーソン著『THE SMOKY GOD, or, a Voyage to the Inner World』などを参考に、地球空洞説を大胆に取り入れて描かれる、人と人外たちの知られざる因縁と美しき景観。内部世界『シャンバラ』唯一の人間・ビコと、その友達・歯ちゃんの冒険を通じて明らかになる、その歴史とは。侵略戦争や、民族紛争、差別や宗教摩擦… 地球外皮歴史とリンクするような出来事は、地球の内部でも起こっていた!?
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後、内容もファンシーな絵柄に対して重めで、少しグロい描写もあったり、展開も謎が謎を呼ぶような展開で、ビコがなぜ森から出れなかったのかとか、地球の内側の世界の歴史とか、僕達が住む、地球の外側と内側の世界の関わりだとか、かなり奥深いです