「衛府の七忍」読んでみた
「シグルイの藤木源之助っぽい人が登場してる」と教えていただいたので読んでみました。本当に出てきた!もしかしてこれまでの山口貴由作品の登場人物が結構出てるのかな。ようやく7人揃った〜!いよいよこれからだ!!ってところでいきなり完結したのが斬新だった…。これは何年後かに新章が描かれたりすることもあり得るのだろうか。桃太郎が投げた犬が爆発するところで一番笑いました。
覇府の威によって戦国乱世を支配した治国平天下大君・家康。その意に従わぬ民は軍神・吉備津彦命に誅戮される運命だ。だが見よ! 惨酷なる人界を跋扈する七つの影。人か獣か風か花片か、いや、衛府の刃・怨身忍者だ!
自由、平等、人権、平和、幸福。
それらを否定する人はいないだろう。この衛府の七忍を除いては。
彼らは無残に殺されたが、極楽行きという菩薩の誘いを拒否し、
怨身忍者として蘇り怒りの刃を振り下ろすのだ。
とにかく熱い。
太陽のごとく熱い。
山口貴由は、時代の十歩先を行く作家である。
また、時代の百歩手前にとどまる作家でもある。
「自分らしく生きる」事に、1000分の1秒でも
疑問や不安を抱いた事がある人に、ぜひ読んでほしい。
山口貴由はデビューからずーっと虐げられし者の恨みを描いてますよね。呪い、恨み、怒りを軸に希望を描くという無茶なことをずっとしている。
それにしても主人公があっというまに惨殺されたのはびっくりした
山口貴由漫画キャラオールスター的な感じがしてこれからがすごい楽しみにしていますね。
本当にオールスターですね!
時系列でいうと、この作品から全てが始まったのかもしれませんが。
あいつやあいつはいつでるんだ!というワクワクが止まらない作品でもあります。
蛮勇引力の貝蔵が最初に出てきた時点でこれは!!って思いましたね。