いちねんいちくみかいせんせい
あらすじ
ひとり息子・太一を連れ、甲斐修平が故郷へ帰ってきた。ワルガキだった頃を覚えている商店街のおばちゃんたちに囲まれ、さっそくからかわれる修平。その新居は実家の隣…前途多難である。入学式を迎え、1年1組の担任となった修平は、教室に集まった生徒たちに名前を覚えてもらうため、黒板に「貝」の絵を描くが…。
いもうとせんせいなぎさ
あらすじ
熱血教師物語『光路郎』から20数年――村枝賢一が現代の教室に挑む新たな「サムライ」教師が誕生!時を超えた“破天荒”の血脈が再び教壇に!!
せんせいのおじかん
あらすじ
ノリにノッてるももせたまみの超人気作!身長148cm童顔27歳の国語教師・鈴木みか。担当している高校の生徒は、超個性派揃い。毎日が楽しい事件の連続です!こんな学校、通ってみたい!
漁師町にある坂上町高校に里帰り赴任してきた光路郎・オハラの教師生活を描いた『光路郎』。本作『妹先生』は『光路郎』から時が経ち、光路郎の妹の渚が坂上町高校の教員として新たに主人公を努めます。 人間関係も学校関係者や同級生たちでほぼ完結しているという…ある種箱庭的な世界観ですが、描かれるドラマはバリエーション豊富で飽きません。前作から引き続いて登場しているキャラクターたちの現在もしっかり描かれていて「みんなちゃんと大人になっている…」という感慨がこみ上げてきます。 渚を見守るベテランの光路郎という構図も頼もしくて、世界観が完成している感がありました。ラストでアメリカと繋がっていくところも『光路郎』オマージュなのかなと思います。 ふたりの主人公が紡いできた絆が光る、美しいラストでした。