作品情報著者村枝賢一arrow_forward_ios巻数全5巻arrow_forward_iosカテゴリ青年マンガarrow_forward_ios出版社小学館arrow_forward_iosレーベルゲッサンarrow_forward_ios年代2010年代arrow_forward_ios刊行期間2014/02/24~2014/08/18ジャンル社会学園タグ教師
漁師町にある坂上町高校に里帰り赴任してきた光路郎・オハラの教師生活を描いた『光路郎』。本作『妹先生』は『光路郎』から時が経ち、光路郎の妹の渚が坂上町高校の教員として新たに主人公を努めます。 人間関係も学校関係者や同級生たちでほぼ完結しているという…ある種箱庭的な世界観ですが、描かれるドラマはバリエーション豊富で飽きません。前作から引き続いて登場しているキャラクターたちの現在もしっかり描かれていて「みんなちゃんと大人になっている…」という感慨がこみ上げてきます。 渚を見守るベテランの光路郎という構図も頼もしくて、世界観が完成している感がありました。ラストでアメリカと繋がっていくところも『光路郎』オマージュなのかなと思います。 ふたりの主人公が紡いできた絆が光る、美しいラストでした。