伝説の打ち切り漫画家・松井勝法の連載デビュー作がついに伝説の電子書籍化!! かつてジャンプ誌面を閃光のように駆け抜けた伝説の10週間がここに甦る!! 少年漫画史に確かに刻んだ伝説の爪痕を再びなぞれ!! KIYU never die!! 伝説のレース漫画伝説復活!!
この漫画は、「プロの草野球選手」のエッセイ漫画!「草野球」なのに「プロ」とは?売れっ子一流漫画家の趣味の草野球チーム6チームに掛け持ち所属して、年間100試合以上に出場し、試合中に出るビールと軽食、試合後の居酒屋オゴリ打ち上げでタダメシを喰い、始発までタダ酒、ホームラン1本につき2枚のビール券、チーム内の年間ホームラン王、打点王、首位打者等、各個人タイトルに出る商品券を独占し金券ショップで換金し、漫画の仕事が皆無の間、草野球で生活していたプロの草野球選手徳光康之の日々を描いた草野球エッセイ漫画!プロの草野球選手としての熾烈なタイトル争いの話だけでなく、草野球ゆえの不可解なプレーや、漫画家チームゆえに水島新司先生の草野球界最強チーム「ボッツ」ちばてつや先生の漫画家草野球界トップクラスの「ホワイターズ」との試合におけるビックネームの脅威、珍バッティングセンターでの体験談、小学生の頃のハンド野球、ぞうきん野球、ピンポン野球、王冠野球、庭球野球の思い出、初めての金属バット、飛ぶバット探し、滅茶苦茶な草審判、外国人助っ人選手との言葉の壁、各グランドに棲む魔物、デストラーデ選手に怖い顔で睨まれた川崎球場での恐怖、イチロー選手にイヤ~な顔されたように見えたマリンスタジアムでの惨劇、肥満本塁打量産理論、紙の野球盤、「グミ・チョコレート・パイン」のパロディ「グミ・バット・チョコレート・パイン・ディズ」「修羅の門」のパロディ「修羅の棒」、草野球いろはカルタ、自分の背番号と存在意義を賭けたホームラン競争、などについても描かれている!川原正敏先生が本作のために描きおろしてくださった「裏(真)BATDAYS」も完全収録!電子書籍版付録として、コラム「水島新司先生のサインを貰うまで」と、昭和追体験漫画「19xx昭和の旅」から「昭和60年10月16日阪神タイガース21年ぶり優勝」を収録!総ページ数242ページ!プロレスもガンダムもサクラ大戦も、何も知らなくても楽しめる珍しい徳光漫画!ぜひ、御一読ください!
1990年代前半、日本のプロレス団体が分裂に分裂を繰り返し、新日本プロレス、全日本プロレス、リングス、Uインター、藤原組、FMW、SWS、ユニバーサル・レスリング同盟、パイオニア戦志、全日本女子プロレス、JWP、LLPWが群雄割拠し、さらに、W☆ING、みちのくプロレス、パンクラス、オリエンタルプロレス、NOW、PWC、SPWF、WAR、大日本プロレス、DDTが次々と旗揚げしてゆく熱い熱い多団体時代が到来した。この「最狂 超プロレスファン烈伝」はその熱い時代をリアルタイムで生きた漢達の物語である。好きなモノに対し無限の熱情を燃やし続ける生き方を実践した漢達の物語である。プロレスファンの貴方には勿論のこと、他のジャンルで熱情を燃やし続けている貴方に読んでいただきたい物語である。あの燃えに燃えた熱情の嵐を、御堪能ください。講談社版第1話から第5話を完全収録。まんだらけ版の巻末付録である第5.5話「怒りの獣神」を第16.1話として収録。1994年6月18日リングス有明大会のパンフレットに寄稿した漫画「最狂超リングスファン烈伝」をkindle版付録、第16.2話として収録。
ネット上で一部ネタ化されているが、自分自身思春期にリアルタイムで読んでいたこともあって思い出深い作品でもある。 ・・・思い出深いというか、色んな意味で衝撃的な作品だったというほうが正しいかも。 電子化されていることにたまげて、懐かしさに思わず読んでしまった。 読んだ感想なのですが・・・あれ?意外とまともな少年漫画じゃん、ということ。 昔、感じた衝撃とは別に、通して読むと至極真っ当な感じをうけました。というか、ちょっと面白いぞとすら思った。 本作は当時、週刊少年ジャンプで連載されていて1巻完結ということは「お察しください」の類なのは周知だと思いますが、内容もその感じで、超展開が凄まじいのです。 特に7話→8話。 なんの前置きもなく数年後の世界へといざなわれ、謎のヒロインがさも当然のようにいたり(そう、いるのです。登場シーンも紹介もなく「いる」のです。知らないこっちが悪いみたいな勢い。)世界線が変わった感じで、読んでいて混乱をきたすでしょう。 初見なら特に。 二回目の自分ですら、やばかったです。 当時、これを雑誌連載で追っていたので、 あれー1号飛ばしたかな? みたいな感覚におちいって、前号を読みなおし、 ・・・やっぱ、これ続話だ!? の突き抜けた衝撃はハンパなかったのです。 友人とこの衝撃を共有したメモリーが色鮮やかによみがえりましたよ。 懐かしい。 この突如現れたヒロインについては、作品内で作者から補足があり、20年越しに真実を知れて、それもまた感慨深かったです。 (単行本欲しかったのですが、田舎では品薄で手に入らなかったので。) さて、内容なんですが、端的にいうとレース漫画です。 レーシング能力に才能ある主人公が、日本で最高峰だった赤城選手に触発されてF1を目指していく王道の少年漫画。 ただ、上述のように、超展開につぐ超展開で、努力・友情的なものはざっくり削除され、勝利だけが残って、あっさりF1選手になって終了します。(これがタイトルとともに、ネタ化されているわけですが、通して読むと・・・そこまで違和感がないか?と思います) いわゆる、ルフィに代表されるジャンプの主人公っぽい描写は、個人的に嫌いじゃないんですけどね。 竹を割ったような性格で、仲間思いで、勝つことよりも、競技自体を純粋に楽しむ姿勢とか。 また、最終話の最後、謎のノスタルジーがあって(思い出補正とも)、このキャラたちがどうなっていったのかなぁとか、描かれなった行間に思いを馳せてしまいました。 余談ですが、同著者は「NUMBER10」という作品で、本作同様に宇宙の法則が乱れたような展開で、光の速さで終了しましたが、ソムリエールで長期連載しております。 何が起きるかわからないものです。