なぞのほらーさっか
あらすじ
超美形作家は超マスコミ嫌いで顔写真を誰も知らない。気に入った編集者には赤い薔薇で仕事を受ける合図。そんなナルシスト作家の正体とは?お耽美ホラーコメディ・ギャグ短篇。未単行本化作品。1998年・角川書店、ザ・ホラー創刊号掲載。
でんしゃのおひめさま
あらすじ
ある日出会ったのは、電車の中だけで生活する女性だった。雨甲しやと名乗るおかしな女性に出会ってから平凡なサラリーマン馬尺の人生は面白く狂っていく!!スミレ16歳の永吉たけるが描く奇妙なトレインラブストーリー!
たんていねこあし
あらすじ
何故かアシが猫の探偵ネコアシが大正ロマン溢れる街で日常のにゃん(難)事件をすばやく解決!!スミレ16歳の永吉たけるが描く肉球やんわりミステリーです。全23ページ。
人間だけど、何故か足がネコという探偵の"ネコアシ"。1匹の迷い猫を巡って、我こそが持ち主だと主張する2人の紳士のどちらが本物の持ち主なのかを見事に見抜きます。"ネコアシ"の探偵としての鋭い着眼に感心させられるストーリー展開だけでなく、たった23ページの短い漫画のあちらこちらに散りばめられているネコ特有の習性や仕草の描写に、作者さんも猫好きで、家で猫を飼っているんだろうなぁ、と読み手に想像させたりする遊び心あるユニークな作風も、この作品の大きな魅力となっています。"探偵ネコアシ"は人間とは言え、足がネコなだけあって、仕草も妙にネコらしかったりするところに何とも愛嬌があって、こんな探偵さんがいたら、困った時にはぜひ調査を依頼してみたい、と思ってしまいます。私のような猫好きにはかなりクセになる"探偵ネコアシ"の楽しいキャラクター、続編が登場することを大いに期待します‼︎