タワーレコード『bounce』で10年にわたる長寿連載4コマ「UJTのマンガDROP!」と、クラブカルチャー専門誌『remix』のこちらも人気連載「やばいこ学園」に大幅加筆! musicとmangaのユル~くシアワセな融合! 音楽カルチャーガイドとしても楽しめるFRESHでおトクな1冊です! ♪トキワ荘発ブロンクス経由「チリンヶ丘」行き UJT漫画は、『コロコロ』とHIPHOPで育ったちびっ子たちのユートピアだ! 宇多丸(Rhymester)♪イエー! ボイーなマンガボーン! 出たZ! UJTシット! LOVEたーす! YOU THE ROCK★ ♪ヒップホップしりそめし頃...友達のくれたミックステープがこんなんだった気がします。 出嶌孝次(bounce編集長) ♪この国のヒップホップ文化の重要な一部であると同時に、人生に必要な笑いが詰まっている。 野田努(remix編集長) ♪UJTはダイナミックな漫画家だ。ファンキーなキャラクターは、ファンタジックでファンタスティック。日本のホットな漫画家UJTをチェックしろ。 アフリカ・バンバータ&ザ・ソウルソニック・フォース
大切にしたい――ドキドキする気持ち!白沢樹里は、ひっこみ思案な16歳。父親を知らない。そんな小心な樹里を、カメラマンの麻田彰平はしつこく撮りたがる。彼の目的は、ロックグループ、D・E・K(デッドエンドキッズ)のプロモーション・ビデオに樹里を使うことだった。彰平に恋心を抱き、モデルになることを決意した樹里。だが、彼女の母は、D・E・Kの名を聞いて猛反対。しかし樹里の決心は固く、撮影に臨む。このプロモーション・ビデオが、樹里、彰平、D・E・Kのボーカルであるスティーヴの運命までも変える!
純真すぎる財閥令嬢・弾正容子(だんじょう・ようこ)と貧しく複雑な家庭で育った狡猾な少女・樋口真澄(ひぐち・ますみ)、ピアノで知り合った2人の少女の数奇な運命を描いた学園サスペンス。松朋音楽学院高等部を受験した弾正容子は、入学試験で素晴らしいピアノの音色を奏でる樋口真澄と出会う。そして義兄に乱暴されて家を飛び出した真澄は、偶然に遭遇した容子の前で倒れてしまい、容子の屋敷に担ぎ込まれるのだが……!?
ボーカロイド「初音ミク」からスピンアウトした本作は、寡黙で内気な少女「ミク」が成長していく過程を描いた、切ない感動長編。書籍化にあたり、ウェブ連載版および同人誌版から大幅に加筆修正、また定評ある絵も見開き4コマでワイドに掲載しています。※本書は「初音ミク」版権元のクリプトン社による許諾作品となります。
大切な誰かに教わった物。最早分かち難く身についた行為。大好きなそれを、奪われるとしたら……。 ♫♫♫♫♫ バンド活動に飽きていた高校生・伊賀は、小さな年上の女の子・なずなの津軽三味線の音に触れる。 そのとんでもない音に魅了された伊賀は、なずなに三味線を教わろうとするが、なずなはやると言ったりやらないと言ってみたり……。 伊賀が頑なななずなの心の殻を、少しずつ優しく剥いで行くたびに見えてくる、なずなの心の傷は痛々しい。 全3巻中2巻を費やして、なずなが三味線を「弾きたい」と「弾けない」を行き来する物語は余りに繊細で、苦しい。しかし、なずながそのドラマの重さから解放され、自分らしく三味線を鳴らす時、物凄いカタルシスに満たされる。 ♫♫♫♫♫ 自分の三味線の音は血であり、過去であり、自己であるなずなにとって、三味線を奪われる事は、己の存在を否定される事だった。 例えば同じ津軽三味線漫画『ましろのおと』で、祖父の音を捨てて、自分の音=自分の存在証明を得るべく迷走する主人公の澤村雪と、苦しむポイントは違うが「自分の音=自己を鳴らす」という命題は共通している。 むしろ澤村雪の姿は、なずなの姉を神格化し、なずなの姉の様になりたくても叶わなかった、伊賀と同学年の橘ハルコの方に重なる。 『ましろのおと』に興味のある方は、2008年に同様の命題にチャレンジした『なずなのねいろ』も是非、読んでみていただきたい。