これが“人様の夫”を好きになった報いなのか!? 会社が倒産し、アパートまで失ってしまった厄年(33歳)真っ只中の美登里(みどり)は、5年前に『愛人』だった自分を捨て、二十歳の女とデキちゃった再婚をした元カレから手切れ金をもらえないかと電話をかけた。しかし男は最近、事故で死んだと知らされる。葬式に行ってみると、若妻は失踪し、元妻から彼の息子・ハジメ(5歳)の面倒をみるよう押し付けられてしまう。しかもゴミ屋敷と化した家ではハジメを誘拐しようとする強盗や、1億円の死亡保険金、ひき逃げ犯など、次々に不穏な出来事が…。謎めく事態の中で、ハジメを守り奮闘するスリルと感動のヒューマンミステリー!
「2200年、人類の少子化が進んだこの国は――猫の国になりました。」これは猫も話し、学び、働くようになった近未来で暮らす、女子高生と飼い猫の物語。女子高生・麦島さんの飼い猫・ソラは、「麦島さん」と飼い主を苗字・さん付けで呼ぶ。理屈っぽいソラだけど、猫らしく気まぐれなところもあって振り回される麦島さん。でも、人より猫な世界で暮らすのは、思ったより幸せです!!
多頭飼いの熊沢家で自然発生した“鉄の掟”! トイレもひざ乗りもお布団に潜り込むのも、キチン! と並んで順番待ちをすることなんだ。最強のミュウ太でさえ破ると肉球ビンタをくらっちゃう! 心の声ダダ漏れの一郎や、ヘコむ時はとことんヘコむために“ヘコみ場”へゆくワラビも。 そんなみんなを見守る優しいおばあちゃん猫・くまは、胸の毛もさもさ攻撃でごはんをねだるのが得意です。熊沢家のニャンコ天国エピソードに、投稿ネタもコミック化! 毎日猫にまみれてハッピー全開★
「子供は天使。子供は宝」「目に入れても痛くないほど愛おしくって可愛いものよ」周りのママ達が口々に言うけれど、正直私は子供が苦手。それは言葉も通じない謎の存在。「3カ月だって」紀博に妊娠を告げると私の話も聞かずに「やったっ!! 晴美! 結婚しようっ!」って、そうじゃなくて私が言いたいのは…。ところが紀博は、あっという間に親に報告。できればディンクスでもいいと思っていたのに、その話をする前に紀博ってば…。私、ほんっとーに赤ちゃんって苦手なのよっ!! ところが周りからは祝福の嵐。恐るべし赤ちゃん。ソコまで皆が絶賛するなんて。もしやこんな私でも産んでしまえば天使の様に見えてしまう? 産んでもいいかも…たぶん…。というのが運のつき。
2200年、少子化が進み猫中心の世界が訪れます。 と言っても猫は猫のままですし、人間はちょっとだけ猫に気を使っているけれどとっても幸せそうです。今と変わらないどころか常に猫と一緒にいられてみんな嬉しそうです。 仕事も学校も猫と一緒、食事も買い物も猫中心、休日は猫用の映画を猫と共に見て…むしろ理想郷では? 登場人物たちもやっぱり、猫に振り回されながらもみんな穏やかな顔をしています。 こんな未来が待ってるなら長生きも悪くないかもって思えます。猫はいつだってかわいい。