おれたちのせいしゅんかつどう
あらすじ
恋に遊びに青春に全力投球!!!青春に全力投球したい岬はギャルゲーの「春恋MEMORY」からヒントを得て、自由な時間がある高校2年生の内に絶対に彼女が欲しいと友人らに宣言し――?恋に恋するお年頃な高校生たちが贈るドタバタ青春ストーリー!!
しにものがかり
あらすじ
入学早々クラスメイトから「しにもの係」を押し付けられた柴生賢征。「しにもの係ってなんだよ…!?」戸惑う柴生に、同じ係の不二見空子は告げる。「しにもの係は■■■の世話をする係だ」――。夜の校舎を不二見と回り、出逢う■■との奇奇怪怪な係活動がはじまる…。
きみのよこがおしかみれない
あらすじ
クラスの人気者の藤守幸は、なぜか隣の席の岸本とだけは目を合わせて話そうとしない。彼がどんなに興味を引いても華麗にスルーしていた。でも実は、藤守は好きな男子の顔がまともに見られない超奥手女子で…?
四辻中学校の1年C組には「しにもの係」という係が存在する。活動時間は放課後の4時44分から7時まで、"危険だから"2人1組の行動が原則、そしてよほどのことがない限り「しにもの」の数を"減らしてはいけない"。これは入学早々に「しにもの係」に任命された柴生賢征と同じ係の不二見空子、そして四辻中学校に巣食う数多の「しにもの」たちの物語。 タイトルやあらすじからも察せる通りホラー要素満載の作品。昔あったアニメ『学校の怪談』にも近いような雰囲気なんだけど、この作品は「しにもの」に生徒が襲われて終わるような物語でもなければ、逆に「しにもの」を退治していく物語でもない。あくまで柴生たちは「しにもの係」で、学校にいる「しにもの」たちを世話したり管理したりする役割。テーマとしてはオカルト寄りだけど、いろんな切り口の解釈を盛り込むことにより単純な怖さだけじゃない、様々な角度の面白さがある作品。 …ただし、「しにもの」を世話する係があるということは、世話をしなければ問題のある「しにもの」もいるということ。それが何を意味するのかは、読んでみてのお楽しみ…。 1巻まで読了。