やじきたがくえんどうちゅうき
あらすじ
腕っ節は天下一品、冷静沈着・篠北礼子と江戸っ子姉ご肌・矢島順子。彼女たちは千代田一の名門校、三葉学園の理事長から風紀を乱す「関東番長連合」の一掃をしてほしいとの依頼を受ける。しかし転入したやじきたコンビを待ち受けていたのは番長連合だけでなく、裏に潜む謎の影だった…。総長の徳也雪也、謎の従者・各雲斎小鉄、八丁堀の大門、四天王の一人・緑川、青菱の菊千代、そして姿の見えない葵上総介。個性派キャラクターが繰り広げる学園捕物帳第一巻、ここに見参!!
せるりあんそねっつ
あらすじ
『修一郎と薫』シリーズ、二作目!大正六年の春。カフェで修一郎に近づいて来たのは「新しい演劇」を志す劇団・地球座の座長・森脇だった。女役として参加させられたことに不平を漏らしつつも劇団員の情熱に感化されていく修一郎だが、言われのない糾弾記事を書かれた地球座は解散の危機に陥ってしまう??「クリスタル・ウインド」ほか、眩しいばかりではない時代を、強く生きていく修一郎と薫の物語!
ろくがつのふ
あらすじ
大正五年、英語塾に通う修一郎は大人びた佇まいを持つ級友・薫に出会った。一見大人びている薫が時折見せる危うい儚さに、修一郎は反発を覚えつつも次第に惹かれていく――。緻密な考証と叙情豊かな筆致によって、大正時代を生きる若者達の成長を描き出す『修一郎と薫』シリーズ、開幕!