にーなさんのまほうせいかつ
あらすじ
その世界の辺境の森には、世界でもっとも強い力を持った魔女・ニーナが暮らしているという。彼女の元に、実地研修として向かうことになった魔女見習いのアイリスは……。魔女とその弟子が紡ぐ穏やかな日々を、高梨りんごが美麗に描く、異世界“日常系”ファンタジー。
あらすじ
勇者として異世界に召喚された入江伊澄(いりえ いずみ)は、白魔術師・シーナとパーティーを組んでレベル上げの真っ最中。入江に一目惚れしたシーナは、魔王を倒したら元の世界に戻ってしまう入江と離れたくな一心で、エッチな衣装を着て戦闘中のジャマばかり。シーナに誘惑され戦闘に集中できない入江のレベルは一向に上がらない……。召喚勇者×白魔術師のちょっとエッチな異世界ラブコメディ!
まおうさまにしょうかんされたけどことばがつうじない
あらすじ
ある日、目が覚めた俺の目に飛び込んできたのは、謎の魔法陣に―――紫髪に角の生えた見知らぬ美少女!? これって、もしや異世界召喚!? 今日から俺も…冒険者って思ったら「言葉が通じなかった!!!!」。召喚主はキュートな魔王様!? 言葉が通じず身振り手振りな異世界コミュニケーションラブコメディ!!
こちらは魔法が使える世界の物語ですが、世界観……特にエネルギー事情が面白いです。 「マザー」と呼ばれる巨大生命体から供給されるエネルギーを魔法に変え、利用する人間。しかしマザーと人間は、500年前に戦争をしていた。 頭上を通る、巨大竜の様なマザーの存在感は圧倒的。美しい世界観の中で、登場人物も私も、先行きの不確実性を考えてしまう。 ★★★★★ 物語は、魔法学校の生徒アイリスが、世界最強の魔女・ニーナの元に見習いとして訪れる所から始まります。アイリスはえらく優秀な生徒ですが堅物。対するニーナは魔法は凄いけれども、いい加減で感覚派。 一刻も早く魔法使いになりたくて焦るアイリスと、それをはぐらかすニーナ。双方の本質が次第に明かされ、師弟は互いをぶつけ合い、見つめ合います。 自分の有り様や、人との関係と向き合いながら、仲を深め、互いに人として成長していく二人の様子は優しいエモーション。アイリスの秘めた才能や「マザー・ニーナ」と呼ばれるニーナの秘密など、3巻時点ではまだ分からない要素が多い。エネルギー事情の微かな不穏さと共に、魔法世界の秘密を追う愉しさがある作品です。