からくりへんかあかりみっくす
あらすじ
小学3年生の夏休み。おばーちゃんの家の蔵で不思議な生き物・ドクと出会い人形と融合する魔法を授けられた雛形あかりちゃん。その力で弟・丹吾を助けたらアイドルになったり着物美人になったり人魚にやスーパーガール…と毎日が大忙しに――!?
いんじゅかーしす
あらすじ
高校生の現見光児は夜バイクで走っている時、強い光に包まれ謎の騎士と競う事に。その最中「異世界で勇者として生きろ」と5人の評議員「天上の賢人」に言われる。異世界 ネオックで出会った少女 ルフォ、自分と同じように「イデア」から1年先にやってきていた勇者 ジェニーと出会い、光と闇の戦いに巻き込まれた事が解ってくるのだが…。
まじょのくれたすうぃんぐ
あらすじ
仕事も恋も上手くいかない平凡なサラリーマン・鈴森一郎は魔女イスメラルダから秘術を授けられる。「球を棒で自由自在に思った所に打つ術」を得た一郎は、今までの生活から一変、プロ野球の世界へ足を踏み入れる――!
わたなべ
あらすじ
2万光年彼方の「カナーイ星」からやってきた異星人、「ノウモ・カナイータ・キッテ・ヤラカーシ・ホイ・オートイゴンス」略して「ワタナベ」。地球人の家庭へのホームステイを希望していたワタナベは、団地に住んでいるある家族の元に転がり込むが…!?
ここではないどこかに行きたい。日常がいつか終わることを、漠然と夢見ていた時代の空気というものが、かつてこの国にはありました。それはバブルと裏返しの虚無感のようなものでしかないのかもしれませんが、この作品に漂う諦感と、正反対の馬鹿馬鹿しさは恐らく表裏一体だと思います。 主人公の妙子は自分の日常にうんざりしていて、でも遠くへ行くことも出来ません。彼女の前に現れたのは、宇宙人を名乗るボディスーツに身を包んだ「ワタナベ」。 少し不思議な非日常の物語は、良くも悪くも時代の空気を感じさせてくれます。 あの時代を知っている人間には、恐らくどこか懐かしく感じる作品だと思います。そして、あの時代を知らない人が読んだらどう感じるのだろうかと、バブルから遠く離れた令和の時代に考えたりもします。 日常は終らない。多分、だらだらと続く。でも、そんな中でもきっと素敵なことは見つけられる。今、自分が出せる回答はこんなもんかと思っています。