天才浮世絵師・写楽の娘のたまきは十五歳。版元でもある養父から、春画を描くため、幼なじみに抱かれておいでと命じられ…!? 天才ひしめく江戸浮世絵界に、少女絵師の恋の花ひらく!
クロード・モネ(31)は若き貧乏画家。愛する妻・カミーユ&息子ジャンと幸せに暮らしているけれど、主食は豆…。お腹をすかせたモネは親友のルノワールと一緒に…!? マネ、シスレー、モリゾなども登場!! フランス印象派画家たちのリアルグルメ!!
時は近世、とある王朝。皇太后が絶大な権力をふるう後宮へ、1人の少女が飛び込んで…!?少女珊瑚の中華冒険活劇!
時は北宋、徽宗の治世。王族を代表し、親善大使として宋の都を訪問することになった金国の皇女・アイラ。しかし、その道中刺客に襲われてしまう。その時に助けてくれた宋の花火職人の青年・凛之に一目惚れしてしまったアイラだが、宋の第九皇子・康王との縁談話が持ち上がっていて…? ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついている特別版となります。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。」 ……時は平安末期、武家の出身でありながら、日本で初めて太政大臣という朝廷の最高職に就いた平清盛率いる平家は、朝廷内の軍事力・警察権を掌握し、まさに栄華を極めていた。徳子はそんな平家が権勢を誇った時代に、清盛の娘として生まれた。徳子は幼少期に、真っ白な髪と琥珀色の目を持つ少年・千珠丸と出会う。「神人」と平家内でそう呼ばれていた千珠丸は人ではない何者かだったが、徳子は不思議な魅力を持つ彼に心を掴まれる。徳子はゆくゆくは清盛による外戚政策のために、時の帝である高倉天皇に入内することになるが、それを拒否した彼女は何と千珠丸と駆け落ちすることを決意し……!? ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついております。
『修一郎と薫』シリーズ、三作目!大正八年、夜道で暴漢に襲われそうになっていた大阪朝日新聞の記者・長谷川万次郎を助けた修一郎と薫は、そのことをきっかけに「動乱の夏」とも言うべき季節へと巻きこまれていくことになる。列強国を目指してめまぐるしく変わっていく日本、その大きな胎動が伝わってくる連作集。
『修一郎と薫』シリーズ、二作目!大正六年の春。カフェで修一郎に近づいて来たのは「新しい演劇」を志す劇団・地球座の座長・森脇だった。女役として参加させられたことに不平を漏らしつつも劇団員の情熱に感化されていく修一郎だが、言われのない糾弾記事を書かれた地球座は解散の危機に陥ってしまう??「クリスタル・ウインド」ほか、眩しいばかりではない時代を、強く生きていく修一郎と薫の物語!
大正五年、英語塾に通う修一郎は大人びた佇まいを持つ級友・薫に出会った。一見大人びている薫が時折見せる危うい儚さに、修一郎は反発を覚えつつも次第に惹かれていく――。緻密な考証と叙情豊かな筆致によって、大正時代を生きる若者達の成長を描き出す『修一郎と薫』シリーズ、開幕!
古代から伝わる謎の古文書に隠された秘密……その古文書にかかわる少年・霧沢大和とは何者なのか!?壮大なスケールで繰り広げられる歴史ロマン大作「大和妖神録」をはじめ、心温まる民話ファンタジー「雪ん子の山」「ざしきわらし」、そして貴重な?高橋美由紀初期作品を収録!ご堪能ください!!
戦乱の世から隔絶した山里で、一人の少年“ナギ”を守るようにして暮らしている民がいた。彼らは古来伝えられる“秘密”を守り続けてきたが、その封印は解かれ……。そして現代、もうすぐ13歳の誕生日を迎える中学生・海堂アキラ。彼を探す影の正体とは……!?高橋美由紀が贈る、時代劇と現代劇が融合したドラマティック・ストーリー!!
絹垣家の蔵に封されていた骨董品の数々が世に出てしまった。しかもそれには過去に祓いきれなかった怨霊が現宿っていて…!?あしべゆうほが華麗に放つ、超時空幻想譚『魔・ちがいの呪文』全3話を完全収録。さらに、多情丸、阿仁丸、安倍清明五代の孫・泰親による番外編にして表題作、『雷鳴の符』も同時収録!!ファン垂涎の一冊。
昭和4年、帝都東京。喫茶『十十虫(てんとうむし)』には、“夢に現れた少年”に会うために、今日も秘密を抱えた客が訪れる――。不思議な能力を持つ高校生・高月英兒(たかつきえいじ)と新米ウェイトレス・美和子が繰り広げる、昭和モダン・ファンタジー!!
京中の女たちのあこがれの君・一条宮につかえることになった娘・讃岐が見た悲しい愛の物語の結末は……?表題作ほか3編を収録!歴史ロマンの旗手が描く、せつなく涙こぼれる恋絵巻シリーズが登場!!
表紙買い 一巻!?すごい 騙されたと思って読んでほしい 春画を描くということはなんかいやらしい風なのかと思ったけど違う ページめくった時の衝撃がすごい 艶やかで強い よくこんな生きてない時代、しかもフィクションを今あってるように描けるなと、感動します