【第339回スピリッツ賞入選作】小学5年生の清水くんは、絵は上手だが残虐な絵を好んで描いている。担任の桜井先生はそんな清水くんを心配しているのだが、ある日行われた持ち物検査で清水くんのランドセルからカッターが出てきて……(月刊!スピリッツ2020年1月号)
【第338回スピリッツ賞入選作】突然の氷河期によって文明が滅んだ地球。唯一の食糧は地球へとやって来る宇宙怪獣のみ。テツコと相棒のロボは、生き残っている人々のために宇宙怪獣を倒し食糧を調達するのだが、ある日を境に宇宙怪獣が地球にやって来ず、食糧危機に!!(月刊!スピリッツ2019年12月号)
人の不幸は蜜の味!?奇妙なうさぎで繋がる不幸を描く極上サスペンス44P。(週刊ビッグコミックスピリッツ2024年19号)
【第362回(2021年7月期)スピリッツ賞 TOP賞】中学生男子の谷原は、才色兼備で男女問わず人気の高峯さんに想いを寄せているのだが、髪フェチの谷原が一目惚れしたのは、顔もさることながら、艶やかな髪であった。ある日、高峯さんが落としたクシを拾った彼は、思わず自分のポケットに入れて、そのまま返すタイミングを失ってしまい…!?
忘れたい。忘れたくない。その思いの狭間で、人は生きている─────(第82回新人コミック大賞 青年部門 大賞受賞作/月刊!スピリッツ9月号)
週刊ビッグコミックスピリッツ増刊ヒバナ 2017年9月号掲載。全8pの読み切り作品。
見逃し厳禁。おっかな不思議な読切26P!(ビッグコミックスピリッツ2022年52号)
【第364回スピリッツ賞佳作受賞作】宇宙の「間引き」候補に選ばれた地球に派遣されたNo.300。地球の価値の最終判断のため、高校に潜入した彼女は自らの使命“地球の爆破”を宣言。「アピールするなら今のうちです。」と締めくくった自己紹介によって“やばい奴”認定された彼女はクラスで浮いてしまう。そんな折、同じくクラスで孤立する女生徒に声をかけられ──?(ビッグコミックスピリッツ2022年21・22合併号)
読後感が最高に良かった。 暴力的な絵ばかりを描く生徒・清水くんと、“素直で優しいクラス”をモットーとする担任・桜井先生の、誰もが持つ「心の問題」との向き合いを描いた傑作読切だと思います。 清水くんの悲惨な過去を知りながらも、問題児として扱い正しい方へ更生させようとする桜井先生だったけど、とある生徒と清水くんの会話を聞いたことで、清水くんが描く絵の意味を知ることとなるが…というあらすじ。 こういうのを読むと、絶対に日頃の自らの行いを振り返って反省することになるんだけど、もうそういうのを定期的にやったほうが良いんだと思う…忘れるので。 「やば」って思う人が目の前にいても、理由を知ろうとせずに即否定することは悪だから。 安達といういかにもな教員が出てくるが、ある意味勧善懲悪というか、これ以上ないスカッとジャパンでした。 次回作が出たら、絶対読む。