主人公・綾子とクラスメート40人は、突然、現れた少女・サキの力で、異世界に飛ばされる。そこでは、サキたちがゾンビと戦いを繰り広げていて……!? 綾子たちは、元の世界に帰るため、突撃兵や衛生兵など、様々な兵科に身を転じ、戦争へと向かっていく――!! 「少女政府 ベルガモット・ドミニオンズ」の高田慎一郎が新たに紡ぐ、少女たちのレジスタンス・ストーリー!
人類が滅び、二十数年。残された吸血鬼たちは独自のコミュニティを築き、お互いの血を吸い合うことで日々を楽しく愛情豊かに生きていた。璃奈、みさお、葵、久美子の四人もそんな吸血鬼の家族で……。 圧倒的画力の新鋭・武川慎の初コミックス、上下巻で登場。
小湊 陸(コミナト リク)はゲームデザイナーを目指す高校生。隣に住む幼なじみの女子高生・葉樹(ハジュ)は陸に恋心を抱いているが、肝心の陸は、学校のアイドル・莉子(リコ)にご執心。そこに美少女転校生・のどかが加わり、陸のラブコメハーレムが始まると思いきや、のどかが『もうすぐ死ぬ動画』の噂を口にしたことから、陸たちの運命が大きく変わりだす――。生き残りをかけた『愛』の争奪戦勃発!? 竹井10日と晴瀬ひろきの最恐タッグが贈る『痛』サイコサスペンス!
とある街にあるボロアパート、もののけ荘。漫画家志望の妖狐・高野はそこで、ひきこもりの天使・萌、ムッツリな座敷童子・真弓、アパート唯一の人間・甘粕らとともに、ステキなニートライフを満喫していて……? 「いや、満喫してないですから! 私はニートでもないですから!」「でも高野は無職だよね」「ウチは別にムッツリじゃなかと……」「それはないだろ」 ひとつ屋根の下で日々をゆるゆると暮らすもののけ達による、明るいニート生活のススメ。
勇介は、高校入学早々、挨拶を交わした相沢あいにひと目惚れしてしまった。話しかけたいがキッカケが掴めず、あいの後をつけてしまった勇介を、友人の弘樹は「ストーカー」とツッコむ。が、勇介にその自覚はナシ。すると、勇介に気づいていたあいが、なぜ自分の後をつけていたのか、直接聞いてきて――。天然主人公×天然ヒロインの恋愛初心者ラブ&ギャグ!!
妖精たちの島「ベルガモット」に連れてこられた女子中学生・島津ななこが、11人の仲間と共に、国づくりに挑む! 道路や水道を整備し、順調に都市開発を進める少女たちの政府に、敵国「アヴァロン」の魔手が迫る―。はたして、ななこは妖精たちの国を無事に治めることができるのか?!
大学生の皆上拓馬は、同学年の中川七海に恋をしていた。仲間とともに、普通の大学生活を送る毎日。だが彼には時折、「今いる世界とは違う世界」が見えることがあった。その世界では拓馬と七海はすでに付き合っていて――。それは記憶なのか、それとも空想なのか、悩む拓馬の目の前に、突如、空から降って来た少女。「ソラ」と名乗るその少女は告げた。「この世界は間違っている――」と。「俺が童貞を捨てたら死ぬ件について」「正しいコドモの作り方!」の原作を担当したストーリーテラー・もりた毬太が描く、読み応え本格ミステリー!!
高校生のハルとナツは恋人同士。誰もがうらやむ青春を謳歌していたふたり。だがハルの「発火させる」特異な能力がナツを傷つけてしまい……。燃やしたのはボク。燃やされたのはキミ。変わるカラダ、変わらぬココロ――。ふたりの恋の行く先は!? サスペンス・ラブ。第1巻登場。
緋山ノギスは無気力女子。できれば部屋にこもって働かずに暮らしたかったが、将来への不安から、「三食昼寝付き」「個室完備」そして「公務員待遇」という、いかにも怪しげな仕事に就くことに。それは、とあるアパートに集められた神様たちの「人身御供」――要するに「生贄」になることだった。ひとくせもふたくせもある神様たちに振り回されるイケニエ女子の、オカルトコメディ!!
神より力を授かりし光の姫なのに、何かと土下座を強要したり、民衆をゴミ呼ばわりしたりと、性格はクズな姫・ミキ。そのミキの旅に同行することになった魔法使いのナナミは、出発前から不安でいっぱい。案の定、ワガママな姫に振り回されっぱなしで、旅はちっとも進まない。だが実は、姫は超ビビリということがわかり……。姫を精神的に追い詰めろ! メンタルクラッシュファンタジーコメディ第1巻!
卓球部部長の木ノ崎絵夢(きのさき えむ)は 、下手だけど卓球を愛している巨乳女子高生。唯一の部員で後輩の矢島恵澄(やじま えすみ)は、卓球は強いが超ドSで、絵夢はいつも「おデブ」だの「胸しかない」などといじられていた。絵夢は部長の威厳を取り戻すため恵澄に試合を申し込み、猛特訓を開始するが――。ダメダメ部長とドS後輩によるスポーツコメディ!
まず表紙絵が、とても美しい。全面にカラフルな一枚絵を敷き、タイトルはごく小さく。私は通販で買ったので店頭映えは分からないが、コレクション欲を唆るデザインであることは間違い無い。 本文もまた美しい。描かれるのは人類が滅び、朽ち行く退行世界。文明に自然の浸食する様は、廃墟マニア垂涎。 そんな世界を生きるのは、吸血鬼達。しかも女性が圧倒的に多い。この辺の理由は、吸血鬼の繁殖に関わる面白い設定が待っている。 古い吸血鬼と彼女の護衛、それぞれのパートナーの四人家族は、パートナー同士で血を与え合う「食事」の一方で、様々な食料を「楽しみ」として生産し食する。パートナー同士の食事は必然的に百合的行為となり、強い繋がりの表現となっていく。 吸血のエロスは、定番だが鉄板! 様々な確執もあるが、吸血鬼物としては意外な程、暴力は無い。似た雰囲気の『BLOOD ALONE』(高野真之先生)と比べても大分平和的だ(反面時々あるバトルの格好良さは近い)。 なかなか死なない吸血鬼が、朽ち行く世界でのんびり過ごす様は究極のスローライフ?美麗な絵で綴られる百合百合しい彼女達の日々を、こちらものんびり堪能したい。