ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6174件<<241242243244245>>不倫×グルメ!不倫食堂 山口譲司まーくんタイトルを見ただけでは、グルメ要素低めと思っていましたが、ほぼグルメ漫画、ときどき不倫です。主人公が出張先のグルメを食べるんですが、あまり東京住みでは知らないようなものを食べるので、こんなものが有名なんだと知れて、どこか旅行に行きたくなります。不倫するのも地方の女性なんですが、訛っている地方の女性もいいなぁ・・・と思っちゃいますね。踊り子はうしろめたい職業じゃない池袋レインボー劇場 えりちんひろりんぬストリップ劇場の踊り子の話。世間的にはうしろめたいというか、大きな声で言えない仕事ではあるんだろうけど、そういうことがあまり気にならない。主人公の回りの人もふくめ、楽しんで踊り子やってるのがみててすがすがしいというかワクワクする。 とはいえそんな世間の目?みたいなのにぶつかったりすることもあり…まだ3巻なので続きが楽しみ。きんぎょすくってごらん 大谷紀子大トロ金魚の豆知識が身に付きます。キャラクターも魅力的です。 今年の春に読んだのですが、早く金魚すくいをやってみたくて夏が待ちきれません。かわいい!干物妹!うまるちゃん サンカクヘッドまーくんひたすらかわいいです。外では完璧な女子高生、家の中で兄の前ではダメダメな妹になっちゃうのがひたすらかわいいです。わがまま言ってる時が一番かわいいです。可愛すぎてラインのスタンプまで買っちゃいました。 うまるちゃんの友達も魅力的で、私は大食いで巨乳の海老名ちゃんがお気にです。 こんな妹いたら、ずっと家にいるなーーーー ちょっと変わった子達の日常 ギャグもシリアスもあるショートストーリー死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々 阿部共実くるみ割り人魚「死にたくなる〜」というタイトルからちーちゃんの後半のような鬱な展開が多いのかなと思ったらギャグタッチの作品が多くて驚いた。どれも、いわゆる普通の子とズレている子が出てきて、ギャップがおかしかったり悲しかったり切なかったりする。 特筆すべきは2巻の「8304」「7759」(どちらもタイトル)かな。 「8304」は本当にとても良かった。同じ小学校に通っていたけど、1人は公立中学へもう1人は私立の中学へ進学した仲良しだった男の子2人の話。変わっていってしまう友達に嫉妬したり、自分にはないものを恨んだりしながらも友達でいたいという思いがとても痛切に伝わってきたし、絵の表現もとても良かった。「8304」の水や雨の表現の仕方(スーパーボールが浮いているような感じ)は新連載の「月曜日の友達」にも引き継がれているように思う。 圧倒的速度で話が進んでいく、妖怪を倒す番長の漫画妖怪番長 柴田ヨクサルハルマゲ丼さすが柴田ヨクサルとでもいうのか、話の速度が異常に早い。敵味方分かれている漫画って敵キャラも魅力的にするために、そっちの話を膨らませることが多いけど、妖怪番長はそういうのがない。 バトルが多いというか、敵を倒して移動してまた敵を倒すくらいのテンポ感で話がサクサク進む。ただ、展開は唐突なんだけど、不快感は全くなくて激しいバトルシーンがめまぐるしくて楽しい。イブニングでは完結したからあと1巻か2巻くらいで終わると思う。ドラマ化もされた、等身大すぎるスーパーマンのマンガ中年スーパーマン左江内氏 藤子・F・不二雄リョーコさえない中年サラリーマン左江内はある日、スーパーマンになれるスーツを譲り受ける。スーパーマンスーツを譲り受けられる条件は、最大公約数的常識家、大それたことができない小心者、パッとしないの3つ。この段階ですでに等身大すぎるが、左江内が解決する事件もだいたい一般人の殴り合いで事件すらも等身大。 事件の解決を通して、事件が起こる度に私生活を乱されて、普通の生活の大切さに気づいたり、スーパーマンの能力をささやかな幸せに使ったりしていてとてもいい。教育ママに学歴が全てじゃないと言いたかったんだけど言い返せなくて、子供を背中に乗せてあげた話が1番好きだった くりぃむしちゅー有田と本田翼でドラマ化わにとかげぎす 古谷実名無しこれ期待してる。制作スタッフも良さそう。http://natalie.mu/eiga/news/233493不器用すぎる高倉健(たかくらたける)のギャグ漫画高倉くんには難しい 一條マサヒデ サブリックひろりんぬ登校するだけで全裸。黒板に字をかこうとしたらチョークが全て折れる。 坂本ですがの逆バージョンみたいな不器用すぎる男子高校生のギャグマンガ。 地味に笑える。マンガの描き方はわからないけど、小林まことらしいギャグが詰まっている闘魂プロダクション マンガの描き方 小林まこと名無しマンガの描き方という題ですら小林まことのギャグなんだろうなと思うくらいマンガの描き方については何も学べない。けど、そんなことは気にならない。 人気実力ともNo.1 描けば雑誌が売れる 年収7億の漫画家Kの話だが、すぐ原稿をほっぽり出して逃げ出したりする。編集に捕まって描いたマンガも見開きページの連続の斬新(手抜き)マンガみたいなギャグが満載。ある意味では、こうして俺はマンガを描いてきたということなのかもしれない。 自伝マンガとしては青春少年マガジンの方が内容は詰まっているがシリアスなテイストもあった一方で、小林まことのマンガ家生活を完全にコメディとして仕立てたのがこの漫画かもしれない。 ちなみに『What’sMichael?』のマイケルのモデルになった猫が「青雲の志・苦闘編」に出てくる。 「かってに改蔵」の頃を思い出させるテイストの久米田的コメディせっかち伯爵と時間どろぼう 久米田康治名無し装丁がとてもスタイリッシュでカッコ良いので久米田康治とははじめ気づかなかったが、読んで見ると幅広いネタをバンバンぶち込んでくるところとかは変わらずの久米田作品でした。下ネタの量も増えたので「かってに改造」の頃を思い出す。 時間を移動できる代わりに人間の時間に換算すると1年しか生きられないが故に時間を無駄にする男を許せないサンジェルマン伯爵と、水滴が口の中にいっぱいになるのは何滴だろうって数えたりするほど時間を無駄に使う時只卓のせっかちとマイペースの2人が喧々諤々しているギャグ漫画。久米田康治ファンなら間違いなく好きだと思う。SFテイストのエロコメディマンガへんなねえさん 吉富昭仁名無し美少女の淫らな姿が満載のマンガではあるんだが、その淫らさを演出する手法がSF。そういう意味では攻殻機動隊(士郎正宗)のエロ回を彷彿とさせるものがなくはないと言えるかもしれない(あまり自信はない) 単発的に女の子のSF的エロを描く漫画かと思いきや最終的に微妙に繋がってきたりして侮れないところもある。 表題にもなっている「へんなねえさん」は一人っ子として15年生きてきたのに家に帰ってみたら姉がいる。しかも背中にチャックがある…という感じの話で、へんなねえさんの正体は早速明かされるのだが、クライマックスに当たる「へんなねえさん」の3話目ではなんかこんなにひどいエロギャグはあるのかってくらいピノチェピの演技に笑ってしまう(これ以上はネタバレになってしまうので割愛) 下ネタが苦手だと合わないだろうが、青年誌のエロネタが楽しめるのならきっと面白いと思う。『地球の放課後』を読んだ流れで読むとギャップに腰抜かすと思う。家電は世界を救う!?おまかせ!ピース電器店 能田達規starstarstarstarstarひさぴよ一見、どこにでもありそうな下町の電気屋さんを営む「ピース一家」の物語。 知られざる天才科学者である父・貫太郎と、息子の健太郎は、どんなささいな問題でもすべて科学の力で解決!!・・・しようとするのですが、日常生活ではとても使い物にならないとんでもない道具ばかり作り出します。普通に仕事をしていれば非常に優秀なエンジニアなのに、プライドに火が着いたら最後。店の部品や在庫を勝手に持ち出しては、他人の家電を魔改造して迷惑をかけまくります。まるでダメなドラえもんみたいな感じです。一話完結型で、オチは大体この親子が自らの発明品によって酷い目に合うのですが、他の家族たち(母や弟、妹)はそんな2人を反面教師として、科学に頼りすぎることなく、人間力で問題を解決していく姿を見せてくれます。家族同士のほっこりするエピソードだけでなく、商店街を舞台に、老若男女、さまざまな人達と関わり合いながら、日常の小さな悩みから世界規模の話まで出てくる、とても懐の深いマンガです。ちなみに一番のお気に入り回は、バカ親子が飼い猫のミャーちゃんの為に、超科学を駆使して道具を作る回。これがもう滑稽なことこの上なくて、何回読んでも笑えます(=^・^=) ジョージ朝倉さんの漫画はどれも青春真っ只中の甘酸っぱいような危うい空気感がいいですね。キャラクターが怒っている時、泣いている時、表情の描き方がダイレクトなのでわかりやすくて好きです。恋文日和 ジョージ朝倉やむちゃジョージ朝倉さんの漫画はどれも青春真っ只中の甘酸っぱいような危うい空気感がいいですね。キャラクターが怒っている時、泣いている時、表情の描き方がダイレクトなのでわかりやすくて好きです。 恋愛ものを多く描いていますが、中でもこちらの恋文日和は特に大人の女性におすすめです。今思えば恋文ってすごく素敵な手段だったんですよね。特に渡した記憶、もらった記憶のある方は一気に懐かしくなること間違いなしです。 溺れるナイフやピースオブケイクと比べるとだいぶ絵のタッチが粗いですが、その力の抜けた感じも読みやすいと思います。全ては野球の神様に愛された男のためのお膳立てヤキュガミ クロマツテツロウ 次恒一中継ぎ次郎体格には恵まれないながらも健脚強肩でバッティングセンスも抜群なら守備もうまい主人公の白戸大輔のもとに野球の神様が現れた。抜群に野球が上手くないと姿を見ることができないらしいんだが、姿が見れたからって何か不思議なパワーを授かるというわけではない。ただ、一打逆転のチャンスとかいわゆる後々の逸話になるようなシチュエーションが巡って来やすくなるらしい。そのチャンスを大輔が見事ものにしていって弱小中学から都立の強豪校へ入学し成り上がっていく漫画。 つまり、野球の神様に愛された男の成功のために知らず知らずのうちにみんながお膳立てしているような漫画。なんでもできてしまう天才系の主人公なので努力しているシーンとかはそんなにない。むしろ、こんな状況じゃどんなに才能があっても完全に道が閉ざされただろって思っている状況を覆していくところが爽快で面白い。そんな漫画です。こんなにも努力が報われなくていいのだろうか人は見た目が100パーセント 大久保ヒロミhiro毎度総務部の女子に打ち負かされるオチがおもしろい なんやかんやで楽しそうにギャンブルにどハマりしている女子四人のマンガぎゃんぷりん 押切蓮介名無しギャンブルという沼にどっぷりハマっている女の子たちを描いたマンガ。 1巻ではパチンコ、次に出る2巻では競馬に移るのかしら(1巻の終わり方から察するに。) 玄人同士の熱い戦いや技の応酬みたいなのは期待してはいけない。 おもしろおかしいギャンブル中毒者たちが見どころ。ちなみにミスミソウネタが多い。 ぎゃんぷりんのモデルだという一点突破ギャンブラーズのコラムが収録されていたが、そちらも非常に面白かった。単行本に収録されていない『餅』未知庵の三時のお水 未知庵名無し単行本に収録されていない『餅』がおおかみ書房で読めた。推薦文というか未知庵の紹介の仕方もさすがという感じで納得感があった。 http://leedcafe.com/webcomic/exmanga018/201号室イモリ201 今井ユウ大トロ※ネタバレを含むクチコミです。 チョメジスタンプ使いやすいです。いでじゅう! モリタイシ大トロとにかくキャラが面白いです。ちょっとエッチでゆるめなギャグマンガ(ラブコメ?)ってかんじです。 はじめの方は特にギャグが最高で、終盤のラブストーリーや終わり方も個人的には好きですね。最終巻のあとがきに涙した一人です。詩の朗読バトルマンガ。「読まれなきゃ詩じゃない」というセリフが重いミツコの詩 榎屋克優名前はまだない学校の窓ガラスから校長のベンツにまで辺り構わず自作の詩を書き付ける女子高生ミツコが参加している詩の朗読バトル(通称詩のボクシング)に、プライドが高い元詩人の国語教師の吹抜が足を踏み入れていく漫画です。 紙面以外に表現の場を求めるミツコの行動を「こんなものは詩じゃない」と吹抜は諌めるのですが、ミツコは「読まれなければ詩じゃない」と返すこの二人の意見の対立は世間から遠い存在になってしまった詩の世界を代弁するものかもしれないです。 詩のボクシング、ややラップっぽい感じもあり、最近はフリースタイルラップなどの流行りもあって若い人にも受け入れられやすいのではないかなと思います。バタアシ金魚の続編です。お茶の間 望月峯太郎影絵が趣味バタアシ金魚の続編です。 バタアシ金魚の頃から一貫して描かれているのは「追う・追われる」⇔「追われる・追う」の関係性。これは男女関係におさまらず人生のあらゆる局面に露呈する公式のようなものではないでしょうか。 何はともあれ、追いかけたり追われたりしているあいだは人生はつづくのです、あるいは人生を描く物語にしても同様でしょう、追いかけたり追われたりしているあいだは物語はつづくのです。たとえば、どこまでも逃げつづけるルパンと、どこまでも追いつづける銭形、この二人の関係はほんとうに美しいですね、ときに愛のようなもの感じることすらあります。この美しさは二人が"どこまでも"「追う・追われる」ことからくる美しさに他ならないでしょう。 ところで、バタアシ金魚は完結というにはあまりに中途半端な終り方をして、お茶の間にいたっては堂々と未完としています。これは「追う・追われる」⇔「追われる・追う」の関係性が崩れ去れば物語が停滞してしまうことを作者が直観していたからではないでしょうか。名誉ある未完、あるいは未完であること運命づけられた作品というのは時々出てくるものですが、そういった作品は後世に読み継がれることが多いように思います。 シュールギャグの奇才未知庵の不条理ギャグショート漫画未知庵の三時のお水 未知庵なまこデラックスシュールなギャグを描かせたらこんなにも面白い漫画を描く漫画家はそうそういないと思わせるほど未知庵のシュールギャグは質が高い。1つの話は長くてもだいたい10pくらいで読みやすい。 ネタは言葉遊びから膨らんでいっているようなものが多い気がする。 「胸の谷間に吸い込まれたい」というフレーズから胸の谷間に吸い込まれる話ができて 親指と小指っていう名詞から親指と小指が寝ている間に親子喧嘩している話になったのかなと思う。 題材に選んでいるのはそういう身の回りにあるちょっとよくわからないフレーズや言い回しや言葉とか慣習で、それを物語に仕立てたらすごいシュールになったという感じかな(そうじゃないのもあるけど) 例えば、雷様に取られたおへそを決闘して取り返す話とか。 シュールな面白さを説明する語彙力の無さが恨めしいが、間違いなく面白い。胸糞悪いプラモデルの話がとても面白い。フリンジ・マン?フリン・ジマン?まあ後者だと思います。フリンジマン 青木U平大トロフリンジ・マン?フリン・ジマン?まあ後者だと思います。 なんとなくトレンディラブストーリーみたいな表紙ですが、めちゃくちゃ面白いギャグマンガです。 不倫とか胸クソ悪いテーマだなと思いながら読んだら、見事に裏切られました。 男たちが愛人を作ろうとする様があまりに一生懸命でかわいくて、女性の私でも応援したくなります。 映画好きのデブが最高ですね。<<241242243244245>>
タイトルを見ただけでは、グルメ要素低めと思っていましたが、ほぼグルメ漫画、ときどき不倫です。主人公が出張先のグルメを食べるんですが、あまり東京住みでは知らないようなものを食べるので、こんなものが有名なんだと知れて、どこか旅行に行きたくなります。不倫するのも地方の女性なんですが、訛っている地方の女性もいいなぁ・・・と思っちゃいますね。