怪奇・ミステリーマンガの感想・レビュー3336件<<4243444546>>宮崎夏次系が2冊目に出した短編集僕は問題ありません 宮崎夏次系nyaeエピソードとエピソードの間に区切りがないような感じがして、短編集だけどずっと同じ漫画を読んでいるような気持ちになる。この作者が描くキャラクターは表情の変化で感情を伝えることが少ないので、その分発せられる言葉ひとつひとつが輝きを増す。ただ不思議なことに、読んでるときは夢中になるし、印象的なシーンはあるんだけど、ストーリーそのものがあまり記憶に残りずらい気がする(自分だけだろうが)。だからこそ定期的に読み返せば、その都度新鮮な感動を得られるとも言える。と今回久しぶりに読み返して思った。ここから履修します名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story 新井隆広 青山剛昌たかここからあの「安室さん」を履修します。ここ数年ハチャメチャに人気が高い安室透こと降谷零さんの過去編が始まったということで、これを機にここから沼に入門するつもりで今週のサンデー買いました。(コナンの知識は子供の頃にアニメで毎週見てた程度+最近の映画くらいしか知りません) いやもう、**すでに第1話からキャラの立ち方がすごい…!**初っ端から殴り合いの喧嘩してるのがいい。**仲悪いって最高**ですよね。 そしてそれをフォローしてくれるやつ、ノリの軽いやる、トラウマを抱えてるやつ…個性的な同期に囲まれているところも魅力的です。 そしてその**個性的な同期5人の気質を暗に示す紹介の仕方には痺れました…!!**https://i.imgur.com/PIlq2ZJ.png (『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』新井隆広/青山剛昌) 読んでみたら思った以上に面白くてこれから毎週の楽しみになりそうです。https://websunday.net/rensai/wildpolice/ 【追記】 1話が面白かったので、軽い気持ちで「降谷零 警察学校」でググって出てきた「警察学校組」のページ見たらトンデモないネタバレを見てしまいました(自爆)はあ〜〜〜〜ん!!!無理!!!つらい!!いやもうどんな気持ちで2話以降読めばいいの…?無理…つらすぎる…。 まあ…でも逆に何も知らずに読んで打ちのめされるよりは良かったの、か…???動物のお医者さんによる新本格★館シリーズ月館の殺人 佐々木倫子 綾辻行人starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン動物のお医者さんというマンガが、我々動物好きとしては気になっていたのですが、12巻あるので手が出しづらかったんですよね。 それで何度もカゴに入れたり出したりしていた時に偶然見つけたこちらの作品!なんと、気になっている「動物のお医者さん」の作者の方と、わたしも好きで全部読んでる本格ミステリー小説「館シリーズ」の著者の方とのコラボ作品!!!しかも2巻とサクッと読めそう!しかも綾辻先生にしては珍しめの鉄道系ミステリー!? ということで読みました。 ミステリーマンガということで、金田一くん的なものを想像していたのですが、完全に裏切られました。佐々木先生、めちゃくちゃ個性強くないですか?? 独特すぎる世界観で、途中まで「これは本当にミステリーのマンガなのだろうか・・?」と何度も不安になりました。いい意味です。 ミステリー系なので、過度な説明は避けますが、一度ビビる仕掛けがありました。 楽しめはしましたが、このタッグで続編が出たとしたら、多分「動物のお医者さん」と「館シリーズ」を読むと思います。いい意味です。探偵漫画の代名詞金田一少年の事件簿 天樹征丸 金成陽三郎 さとうふみや 大下賢一郎starstarstarstarstar宮っしぃ金田一を初めて読んだ小学生の時、面白い!と共に何か怖いと思ったのは今でも忘れない。 特に学園七不思議編よ... あの仮面の衣装すごく怖く、当時夜に風呂入る時目をフルオープンにしてた記憶が... 骨太なストーリーだけでなく、高遠洋一など印象に残る犯人・事件は大人になっても忘れられない、いい意味で記憶に残る作品 37歳になっててもオペラ座館で謎解きしてるとは思ってなかったけど... 金田一くんの本格シリーズ第三弾!金田一少年の事件簿R 天樹征丸 さとうふみやstarstarstarstarstar_border酒チャビン一番最初の連載から20年経ち、かなり時代なども変わってきたのに合わせて、金田一くんの作風も結構初期から変貌を遂げています。ネットやスマホなども登場して、かなり現代っぽくなっています。「キター」とか「ワクテカ」とかの用語が出てくるのがほほえましいですね。 全般的に言えることですが、時代の雰囲気を反映して、作風が軽くなってきてしまっているのが、少し残念です。初期のおどろおどろしい感じが薄れ、絵柄もスタイリッシュになってきて、いつ殺人が起こるんだろう・・というハラハラとした緊張感が薄れてしまっているように感じるのです。 ただ、犯人を指摘するために皆が集まったシーンで「あの…私ほとんど出番なかったんですけど…💧」にはクスリとしてしまいましたので、その軽さも悪い面ばかりではないのかなとも思います。 個人的には二事件目の「亡霊校舎の殺人」がヒットでした!基本「校舎もの」が好きなのと、あとはシリーズ屈指の思いもかけないトリック!!!!これは過去最大級に予想を裏切られました・・・。 また「秀央のホームズ」こと明智さんが主人公の短編も2編含まれています。そのうちの1編での決め台詞「ギリシャ神話の葡萄酒の神 デュオニソス神の何かけて」にシビれます。 あと金田一シリーズは読む順番が分かりにくいので、参考までにメモしておきます。 ①金田一少年の事件簿 LFILEシリーズ(1992~1997) LCASEシリーズ(1998~2001) L第2期(2004~2011) ②金田一少年の事件簿 短編集(1997~2000) ③金田一少年の事件簿 特別編(1998~2000) L明智警視の華麗なる事件簿 L明智警視の優雅なる事件簿 ④金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ(2012~2013) ⑤金田一少年の事件簿R(2013~2017) ⑥金田一37歳の事件簿(2018~) Lこれだけ金田一が大人です ⑦金田一少年の事件簿30th(2022~) あとこの「金田一少年の事件簿」の収録事件もまとめておきます。 ■雪鬼伝説殺人事件 ■亡霊校舎の殺人 ■狐火流し殺人事件 ■学生明智健悟の事件簿(短編) ■蟻地獄壕殺人事件 ■吸血桜殺人事件 ■なぜ暖炉は燃えていたか?(短編) ■人形島殺人事件 ■ソムリエ明智健悟の事(短編) ■黒霊ホテル殺人事件 ■白蛇蔵殺人事件 ■聖恋島殺人事件 ■金田一二三誘拐殺人事件今後の展開に期待しかない#1巻応援she is beautiful 凸ノ高秀 江坂純六文銭久々に興奮しました。 SFっぽくもあるのですが、ミステリっぽくもある本作。 その内容ですが、、 謎の研究施設・箱庭(ファミリエ)で暮らす少女たち。 彼女たちは10歳になると成績にならって「組み分け」という将来の進路がきまってしまう。 それぞれ「芸術」「学術」「生産」「労働」の4つ。 芸術・学術はまだわかりますが、「生産」は子供を数年おきに産まされる、「労働」は何らかの実験の被検体となる可能性もあるという、なかなかエグい設定。 主人公は、そのファミリエで暮らし、幼なじみで憧れの存在・光里(ひかり)と同じく「芸術」への組み分けを目指す少女・くるみ。 光里と同じ進路にいけるように日夜努力していたが、10歳になる直前、目を覚ますと14年の月日が流れてしまっていた。 傍らにいたのは、ファミリエでくるみに対していつも嫌味を言ってきた成績優秀の清香(さやか)。 なんでも10歳の誕生日直前にファミリエで事故が起き、その衝撃でくるみは眠るたびに記憶がリセットされてしまうのだという。 つまり1日しか記憶がもたない状態。 清香が言うには、上記のファミリエの事故のせいで行われるはずだった「組み分け」が免除されて、ファミリエから出て外の世界で暮らすことが許されたのだという。 戸惑うくるみに、清香が寄り添う。 かつて何かと突っかかってきた姿はそこにはなく、1日で記憶がなくなるわけですから、14年もの間毎日毎日、同じ質問に同じ回答で献身的にくるみに接してきたという。 そこに何か違和感を感じたくるみ。 夜に、飲まされそうになったクスリを飲むフリで飲まなかったら、記憶がなくならなかったことに気づく。 そこから徐々に清香に不信感をいだき、過去の自分が書いたであろうメモ 「清香を信じるな」 と、庭の木の下にあった謎の白骨死体。 清香の真意が何かわからず恐怖し、その家から出ていこうとする、くるみ。 しかし、「組み分け」が免除されたと言われていたはずだが、くるみは、外の世界ではおたずねもので、一般市民から狙われることに・・・という怒涛の展開。(長い) こんな感じで、最初は、ファミリエという強制子育て施設みたいなSFっぽい話かなとおもったら、一気に年数が過ぎて、そこから清香の謎の言動からミステリっぽくなり・・・次から次へと驚く展開に、読む手がとまらなかったです。 今後の展開が全く予想つかない、1巻の終わりもいい。 記憶が都度なくなるループをやっていくのかな? また、タイトルや最初の女性だけの世界に百合っぽさを期待しましたが、その点は現状あまりなかったので、ご留意ください。 何にせよ、SFミステリが好きな人にはおすすめしたい作品です。 面白かった東京卍リベンジャーズ 和久井健名無し面白かった いいテンションで読める東京卍リベンジャーズ 和久井健コハパパ面白いとおすすめされたので読んだ。 若さと不良が一心になって盛り上がる展開にテンションが上ります。 「人を想う心は持て」というセリフが最高でした。アニメを先に見たほうがいいのか問題喰霊 瀬川はじめ名無し自分は当時マンガを未読で、オリジナルストーリーだからアニメから入れるな〜と思ってとんでもない目に遭った者のひとりですが、まだ喰霊のことを何も知らなくて、シン・ゴジラ的な官公庁アクションが好きな方はぜひアニメから入ってほしいです。特戦四課っていうすごいカッコイイスペシャリストで構成されたチームが出てくるので。 さておき、アニメ版『喰霊-零-』は完全に原作開始前の時系列を描いています。原作登場キャラクターの過去もわかるので、個人的にはアニメから見たほうが色々分かりやすいんじゃないかと思います。アニメを見たあとだと、神楽ちゃんが完全に前作主人公として立ち上がってくるので、そこのテンションの上がり方も保証されますよ!サイバーパンクの代名詞攻殻機動隊 士郎正宗宮っしぃ海外人気も高く、スカーレット・ヨハンソンで実写映画化もしちゃったりと、世界問わずの人気作 電脳が広がる印象的な世界と高度な設定は素晴らしいの一言 アニメも面白いので是非漫画と一緒に見て欲しい。 笑い男編は最高、タチコマはめちゃ可愛い 頑なにパンツを描かない屍姫 赤人義一名無し…せいで逆に履いてないようにしか見えないことで有名な『屍姫』。タイトルは「しき」ではなく「しかばねひめ」です。 人を殺す屍を狩る屍姫である主人公のマキナが使うのがMac11というのがシブくて、不死の身体を生かして結構ハードな描写もやっちゃうガンアクションが迫力ありました。畏怖と憐憫と侮蔑と嘲笑を込めて…を始めとしたカッコイイセリフもよく覚えてます。パンツだけじゃなくてちゃんとカッコイイんですよ! アニメ版で藤原さんがCVやられてたのもあって、チャラいように見えてしっかりしている景世が好きでした。ジョジョファンもニッコリ死刑執行中脱獄進行中 荒木飛呂彦starstarstarstarstar宮っしぃ※ネタバレを含むクチコミです。言葉遊び要素で読んじゃうウェルベルム-言葉の戦争- 花林ソラ 伏見航介野愛特殊能力バトルみたいなものにはあまり興味はないけれど、言葉の能力となると別。言葉遊び的要素があって設定が面白い。 退屈な日々に飽き飽きしていた主人公・入間ケイジは、美人な従姉妹・花里真紀から謎のゲームに誘われる。 アプリで引き当てた動詞の力を使って言葉集めをする「ウェルベルム」に巻き込まれていく……というお話。 内容としては特殊能力バトルだけど、能力が動詞というところが面白い。 「自分なら何の能力が欲しい?」っていう妄想はこの手の漫画なら絶対しちゃうやつだけど、動詞という縛り要素が加わるとより妄想が捗る。 癒やすとか和らぐを引き当てたらバトル起こらなそうでいいなあ。 割とシリアスにバトルが繰り広げられてるけど、動詞の活かし方は言葉遊びや大喜利が好きな人にも刺さるのでは。 実写化しそうなサスペンスの香り親愛なる僕へ殺意をこめて 伊藤翔太 井龍一starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)最近サスペンス漫画でいいなと思うものがちょこちょこあるんですが、これもその一つ。 どこにでもいるような普通で20歳の童貞で少しイケてない大学生の浦島エイジ。ある朝目覚めると隣にはミスキャン候補の美女が寝ていて付き合ってると言うし、覚えのない行動を友人にイジラれ、ここ数日分の記憶がないことに気づく。エイジが持つ大きな秘密は記憶の欠けに関係しているのか、その間に彼は何をしていたのか、やがて大きな事件に巻き込まれていく。 試し読み→ https://comic-days.com/episode/10834108156634466276 といったワクワクする一話目。 鍵を握っていそうな謎の暗そうな女子の登場や、威張っていたヤツがへーこらしてきたり、何かが、確実に何かが変わっている。 やっぱり記憶って面白いなーと思うんです。 どれだけ壮絶な経験をしたとしてもその記憶が無ければしてないも同じなわけです。 彼の敵は誰なのか、誰に頼ればいいのか、目的は? 少しずつ明かされていく秘密と、本人の記憶が無い間の行動を手探りしていく感じも面白いので今後が楽しみです。「シャラクナ~怪奇心霊見聞録~」感想シャラクナ~怪奇心霊見聞録~ 長乃あきらニーナ恐怖体験がしたくてたまらない怪奇小説家の写楽&怖いものが大の苦手な若手編集者の和兎…というお約束なコンビが繰り広げるドタバタ劇が楽しい!妖しい風貌のわりに、無邪気で子供っぽい表情を見せる写楽にちょっぴりキュンとしたのは…内緒です(笑)ほとんど別物という感じきらきらひかる2 郷田マモラstarstarstarstarstar_bordernyaeきらきらひかるの続編ではありますが、主人公が2人に増えて、ひかるではない方は「霊が見える」体質の監察医。なので、なぜ死んだのかという謎の解明において霊の存在が必要不可欠になるという特徴があります。 個人的にはきらきらひかるとは別物の、ほぼスピンオフみたいな感覚で読みました。なんでこういう設定にしたんだろう?とちょっと不思議になりました。 『ROUTE END』著者の最新作!DYS CASCADE 中川海二六文銭『ROUTE END』が控えめに言っても最高だったので、その著者さんの最新作と聞いてすっ飛んできました。 まだ1巻でしたが、良作の香りがプンプンします。 「警察署の駐車場に、12リットルの血液と1本の腕が入ったバケツが置かれる」 という感じではじまる物語。 前作同様、サイコサスペンスは言わずもがなですが、それ以上に美人上司とベテランのシニア刑事のバディという点が、興味をそそり期待値爆上げです。 この手の作品のバディって激アツですよね。 しかもこの美人とシニア刑事に、過去に関係があったようなのですが、 その内容はもっと後半で出すのかな?と思ったのですが、1巻ですぐにわかるのも個人的に良かったです。 出し惜しみしない展開の早さもさることながら、この二人にグッと感情移入できて、ストーリーに深みが増してきます。 1巻の最後が不穏すぎるし、長期的にみてベテラン刑事に何か起きてしまうのかハラハラします。 この手のバディものって何となく、どっちかが死ぬか、近しい展開になるものだと勝手に想像しちゃうので。 強いジジィキャラ好きな自分としては、その点も目が離せません。 最高クラスの面白さ!きりひと讃歌 手塚治虫starstarstarstarstar酒チャビン1970年〜1971年にかけて連載された手塚先生の青年向けマンガシリーズ。ハズレのないビッグコミック連載ものの1作品です。 なんか手塚先生というと、アトム、火の鳥、ブラックジャックときて、あとはジャングル大帝とかリボンの騎士とかアニメにもなった子供向け作品がドギツク有名なのですが、その偉業も功罪相半ばで、そのおかげでいまいち青年向けの傑作が意外と知られてないのは残念です。 本作は、面白さが凄すぎて、じゃあ読み終わった後に「どこが面白かった?」と聞かれても、なんとも答えにくいのですが、とにかくストーリーがあとひく面白さで、本当に時を忘れます。電車だったら乗り過ごし注意です。本当に没頭すること大うけあいです。 ある架空の奇病がテーマの医学ものではありますが、そんなことは全部すっ飛ばしてとにかく面白いです。 まず間違いなく手塚ベスト10には入ってくる超名作なので、是非読んでみてほしいです。ピンときたならあらすじを見ずに読んでくださいいじめるヤバイ奴 中村なんsogor25いじめというテーマをセンシティブに扱っている要素もあるけれど、物語の本質は完全にホラー。テイストとしては「外れたみんなの頭のネジ」に近い。ただ、非現実的な存在を出しているわけではなく、現実世界で実現可能なギリギリのラインでありえない状況が描かれているので、純粋なホラー作品よりも没入感がある。残虐表現もけっこうあるので万人にはオススメできないけど、サイコスリラー系の作品が好きな方なら手にとってみて頂きたい。 ところで、私は最初Yahoo!ニュースで見かけてこの作品を知ったのですが、記事が完全に1話のネタバレを含む内容。調べてみると講談社の公式ページのあらすじも同様のネタバレありの模様(マンバのあらすじはそちらからの引用)。 えっ、1話で読者を惹きつけるためのこの仕掛けなんじゃないの?その証拠にマガポケのあらすじはちゃんとネタバレなしだぞ!「無能なナナ」のことをもう忘れたのか! ということで興味を持った方は最低でも1話はあらすじを読まずに読んでください。 1巻まで読了 癒しの時間をくれる比継理生くん。おはよう少年 礼島れいあPom のんびり、まったりとした漫画でした。 こんな少年いるのかなぁ〜 比継理生くんの作る朝ごはんは最高に美味しそう!何故こんなに誰かに尽くせるのー 人が作ってくれたご飯て美味しいんだよなぁ〜 理生くんの雰囲気だけで癒される。。 読んでると、ほっこりしすぎて眠たくなるような内容の素敵な漫画でした。 何でも喰う喰いタン 寺沢大介山田2号推理物だが、他とはかなり違う作品。 トリックよりも、食べものに関する知識があって面白い。古墳をてくてく散歩するだけ歩いてみれば… 柴田敏明野愛古墳の周りをひたすらお散歩するだけのコミックエッセイ。 昔から歴史に興味があったという訳ではなく、そういえばこの辺古墳があるんだよなあという軽い気持ちでお散歩している感じが心地よいです。 絵柄もシンプルだし、感想も大きいなあとかすごいなあとかめちゃくちゃシンプル、でもお散歩ってそういうもんだよなあと妙に癒されます。 この何も起こらない感じが気持ちいい、ずっと読んでいられる……と思ったら大学生にエアガンで撃たれたエピソードが出てきてびっくりした。強めの言葉に圧倒的な正しさで大学生を責める作者にめちゃくちゃびっくりした。 古墳散歩中に起こったことだし、作者は何ひとつ悪くないし正しいんだけども、何も起こらない平和なエッセイに安心しきってたので心臓がキュッとなった。 そのエピソード以外はめちゃくちゃ穏やかで心地よいです。 読めば読むほどのめりこみ漫画シドニアの騎士 弐瓶勉starstarstarstarstarママ子BLAME!から弐瓶先生続けて買っています。 ラブコメ要素のある宇宙戦いものになるのかな。 弐瓶さんの作品は世界観を理解するまでが大変だけど、読み進めると面白くなってきます、頑張って読みすすめてください!! 絵が独特だから好みはわかれるところですが、この空気感が好きな方にはお勧め。 アニメのほうがわかりやすいし面白いので見てみてほしいところですね。暗闇にいる方に読んで欲しいです。40キロ痩せても幸せになれなかった話 やじまりstarstarstarstar_borderstar_borderママ子いつまでも幸せになれない、幸福感が満たされない。 背景真っ暗になって、ひきつって笑って気持ちを押し込めてるところはすっごい共感しました。 この感情は痩せたからだけではなくて、 いくらお金ができても、いくら資格が取れても、欲しいものを手に入れてもいつまでも満たされず何かが足りないと感じてしまうのは「自分自身の心」が幸せと満足してないから… 痩せたい痩せたいと言って痩せないのは今の自分で満足してるからだと、若かりし頃に上長に言われたことがある。 そう考えると、 無視されたり人として扱われなくても自分が安定しているってことだったのかな。<<4243444546>>
エピソードとエピソードの間に区切りがないような感じがして、短編集だけどずっと同じ漫画を読んでいるような気持ちになる。この作者が描くキャラクターは表情の変化で感情を伝えることが少ないので、その分発せられる言葉ひとつひとつが輝きを増す。ただ不思議なことに、読んでるときは夢中になるし、印象的なシーンはあるんだけど、ストーリーそのものがあまり記憶に残りずらい気がする(自分だけだろうが)。だからこそ定期的に読み返せば、その都度新鮮な感動を得られるとも言える。と今回久しぶりに読み返して思った。