SF・ファンタジーマンガの感想・レビュー6030件<<5657585960>>怪しい民芸雑貨店「桃木屋」ももきや 笠辺哲starstarstarstarstar_borderかしこ甲乙つけるもんでもないけど「フライングガール」より好きだったかもしれない。よりおもちゃ箱をひっくり返したようなマンガ的ドタバタ感があって楽しかった。いきなり高校生の主人公とクラスの真面目な委員長が結婚したりとか!それにしてもこの作者さんヤギが好きですよね。「ラタキアの魔女 笠辺哲短編集」も読みたいんだけど電子書籍化されてなくて悲しい。私が巡回する古本屋では一度も見かけたことない。エロポンコツ嫁が可愛い雪の新妻は僕と溶け合いたい 三星めがねstarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ美女時々ロリの雪女の嫁と残念童貞主人公が、両方ポンコツからどんどんと関係が深まっていくのは見てて楽しめた 嫁の雪女は可愛らしく、ポンコツっぷりも良いところ エロに重きを置いてる内容なので、ラブコメよりはどちかというとエロコメ系なので、好みは分かれるかもしれない... 「初夜迎えられない系新婚ラブコメ」これがその通り物語に合っていて、すごくハマるキャッチコピー なかなか関係(肉体の)が先に進めないのが、見ていて可愛らしくもあり、この作品の良いところ地獄の作画要求に応え続ける良コミカライズリビルドワールド 綾村切人 ナフセ 吟 わいっしゅ cellピサ朗スラムであらゆる物に踏みつけられながらも生きる少年アキラは、ある日拳銃を手に入れた事から一攫千金を狙い、かつての超文明…「旧世界」の遺跡に潜るハンターと呼ばれる職業になる事を決意し、近場の遺跡であるクズスハラ街遺跡にたった一つの拳銃頼りに向かうが、モンスターに襲われ死に掛けながらも探索していたら、突然全裸の美女が現れ取引を持ち掛ける…。 と、いう原作はダンジョン探索SFバトルアクションな、小説家になろうから書籍化した人気ライトノベルなのだが、旧文明の遺跡の描き分け、サイバネスティックな装備、生物・機械系の多種多様なモンスター、そのモンスターにも通用する重火器、謎の美女アルファのコスプレ七変化、厳しい経験を乗り越えたオッサン、アキラを巡る美女美少女… とにかく人物背景から小物まで、要求する物が幅広く、挿絵ならまだしも漫画でコレをやるのって相当に疲れるのが素人目にもわかるのだが、ものの見事にそれらに応え、原作の世界観を見事に表現している。 特にほぼ常にアキラの傍に侍る背後霊状態のアルファは、絶世の美女とされ実際に美女だが、戦闘となればアキラを集中させたりリラックスさせるために笑顔に無表情にと、顔も利用するという点を見事に表現しつつ、主人公の相棒ポジションとして動作の一つ一つが魅力的に描かれている。 敵との戦闘もモンスターだったり人間だったり、多様だがアルファのサポート無しでは敵わない手練れである事も多く、実際に敵の強さの表現も素晴らしく、危機一髪をアルファのサポートと地道に身に付けた成果で乗り越えていく様は、元々はスラムの底辺少年だったアキラが拳銃だけの裸一貫から成り上がっていく様と重なり、とてもカタルシスがある。 世界を表現しきる画力、見応えのあるアクション、魅力的なストーリー、原作も作画もシナジーが抜群で、理想的なコミカライズだと思う。「衛府の七忍」読んでみた衛府の七忍 山口貴由かしこ「シグルイの藤木源之助っぽい人が登場してる」と教えていただいたので読んでみました。本当に出てきた!もしかしてこれまでの山口貴由作品の登場人物が結構出てるのかな。ようやく7人揃った〜!いよいよこれからだ!!ってところでいきなり完結したのが斬新だった…。これは何年後かに新章が描かれたりすることもあり得るのだろうか。桃太郎が投げた犬が爆発するところで一番笑いました。 もうネタバレしていいよね逢いたくて、島耕作 弘兼憲史 諏訪符馬名無し雑誌で『社外取締役 島耕作』から続けて読むと、期待感とスピード感満点のカラー1ページ目から、次の見開きで盛大にがっかりする。 見ると主人公も同様に猛がっかりしているわけで、これで主人公と読者が一気にシンクロできる構造になっているわけだ。 ……というか、『転生したら今野の部下だった件』なんて異常な設定、よく思いつくな! ただ脱帽するばかりのヤベエ新連載です。薬屋薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ 倉田三ノ路 日向夏 しのとうこユーカリ主人公のキャラクターが今までにない感じ! 独特な感性とか無表情なところとか。そんな主人公が色々な視点で謎を解いていくのを楽しく読める。 話がテンポ良く進んで、スリルとサスペンスな感じもドキドキハラハラしておもしろいです。 どんどん謎を解決していく中で、主人公のストーリーも進んでいきます。綺麗な絵柄で、感情や風景がしっかり伝わってきます。へびです よろしくおねがいしますゴーストアンドウィッチ ヤマザキコレstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ「魔法使いの嫁」作者による、アイルランドを舞台に、"善きひとびと"こと妖精や魔女を描いた新作「ゴーストアンドウィッチ」。 主人公は今回も日本人の女の子。 日本に住む人たちが見て不可思議に思えることを不可思議に思ってくれるからでしょうか。 "善きひとびと"は、今作も童話に出てくる羽が生えたような人型の生き物ではありません。 彼らの世界の基準で物事を考え、何かを与えてほしければ対価をというひとたち。 「魔法使いの嫁」に出てくる、場合によっては距離をおきたいあの方々たちです。 残念ながらしばらく休載とのことで、続刊は後のことになりそうですが、ヤマザキコレさんが描く"隣人"にまつわるお話を読みたい方にはおすすめです。 取材旅行中に思いついたお話とのことですが、「アイルランドにはへびがいない」という話関連から思いついたんでしょうか。すごいなあ。 https://twitter.com/magus_bride/status/1634026539019845634 不思議な出会い狼の娘 小玉ユキstarstarstarstarstar_borderNano人と違うことに悩む月菜は不思議な男性颯と出会う。私は人間じゃないの?私は何者なの?自分のことをちゃんと知りたい。自分なりに前に進もうとしている月菜はかっこいいし、颯さんはミステリアスだけど優しさを感じて素敵。 目の表現が好き。月菜と一緒にぞくりとするしどきどきもする。1巻読んでとにかく月菜に幸せになって欲しいと思ったな…。というか取り合いみたいなのきちゃうのか…ちゃんと少女漫画してるというかキュンキュンしちゃう。2巻楽しみ。怪獣怪獣8号 松本直也ユーカリ初っ端から衝撃的な展開で先が気になりすぎてどんどん読んじゃう。笑えるシーンと真面目なシーンのバランスが絶妙で面白いです。笑えるシーンはちゃんと面白いから声に出して笑ってしまう笑。バトルシーンになると何がなんだかわかんなくなる漫画も多いけど、これは絵がぐちゃぐちゃしていないから見やすくていい!わかりやすい!キャラクター全員魅力があって、かっこよくて、みんな大好き。日本のお米は世界でいちばん社畜さんと白米ちゃん【単行本版】【特典つき】 湯葉とうふstarstarstarstarstar野愛晩ごはんを食べる暇もない社畜OLさんのもとにお米の神様・白米ちゃんがやってきてごはんを食べさせてくれるお話。 もう白米ちゃんがかわいすぎます。ちっちゃくておめめきゅるきゅるでほっぺもちもちでピピピピ鳴くんです。 かわいいいきものがお家にいるだけでも最高なのに、ごはん炊いてくれてお供も用意してくれて…あと片付けはしてなかったりするけどかわいいからいいんです。 ちょっと太っちゃったなと思ったら玄米ちゃんもやってきてくれて至れり尽くせり。 ダイエットのために白米をセーブしたりすることもあるけど、こんなにかわいい神様がいるならたくさん食べなきゃいけませんね…! SF現代ファンタジーと要素てんこ盛りプランダラ 水無月すうstarstarstarstarstar宮っしぃもりもりの要素入ってるが、それを上手くまとめていて読んでいて飽きない良作 カウントという、数字の積み重ね方が人それぞれ違い、そのカウント数を奪い合ったりと、カウント数で全てが決まる世界、と斬新な設定でカウントの貯め方が悲壮感ありそうな設定だったりと伏線の様な物もたっぷり 現代の日本やファンタジーな世界観の中でバトル・ラブコメ要素がたっぷり入っているので、かなり刺さる内容だった 水無月先生っぽさもしっかりあって、個人的には先生作品の中でもトップクラスに楽しかった作品当時は目新しい感じがしてハマっていましたソウルイーター 大久保篤starstarstarstarstar_borderあいざっく小学生当時、マンガを集めてアニメも見ていた、ハマった作品の一つです。 武器に変身できるパートナーと一緒に悪人の魂を狩って食べる、 という設定が斬新ですごく面白いと思いました。 「健全なる魂は 健全なる精神と 健全なる肉体に宿る」というキャッチコピーを 学校で友人と事あるごとに使用していたのも良い思い出です。 ストーリーに加え、キャラクターそれぞれに個性があり、 女の子キャラが可愛くて、男の子達もおバカだけど強いところなども魅力的だなと思いました。 お色気シーンやおふざけシーンも多いのですが、 戦闘シーンはとてもかっこよくて、バトル漫画としても読み応えがあります。 アニメの話になってしまいますが、OPやEDもかっこよくて好きでした。 作者の持つ独特な世界感が絵柄やストーリーに合っていて、 私は途中で読むのを中断してしまいましたが、 未だにコスプレをする人も少なくなく、(私も2年前にしました!) 後にも読まれる作品の一つだと思います。神様は吸血鬼神とよばれた吸血鬼 桜井海starstarstarstarstar_borderゆゆゆ日本で土地神になった吸血鬼ブラドが治める土地に住む人々とブラドの物語。 吸血鬼だけど神様なので、神社にお願いごとに来られたら、大変なことからちょっとしたことまで、多少はお手伝いしてあげるようだ。 ほのぼのストーリーは穏やかな気持ちになれて、いいなぁ。 一話二話を読み直したら、最初は吸血鬼アピールだったのか、吸血シーンが多くて驚いた。 連載の間にさらに丸くなって、連載の裏で吸血するようになったんだろうか。 終盤は土地神になった経緯やら、吸血鬼なのになんで日本にいるのかを語るバトルめいた話が増える。 回想で終わらせず、ほのぼのは横においてバトル。 なんと少年誌らしいことか。 でも、ほのぼのを求めていたんだよ‥と思って読み勧めていたら完結した。 登場するキャラクターに神様が多いせいか、モブたちと違い、とてもあくが強くて個性的でバトルも強いことを付記しておく。 これ好きな人いる?夜桜さんちの大作戦 権平ひつじ名無し最初は主人公の設定が不必要に重い気がして嫌だったんだけど(今も嫌だけど)、展開速いしキャラも色々いるし異能も修行もあって、内輪揉めだけじゃない方向に話が広がって面白くなってきてる。 周りに全然同意してくれる人がいないので話したい〜。ダークファンタジーの新境地呪術廻戦 芥見下々ユーカリ設定とキャラクターがとても魅力的。 ただ呪術が難しすぎる…余白でしてくれる説明してくれる説明を読み込んでも…難しい。 あと、時系列もけっこう難しい。急に過去のシーンに飛んだり、回想シーンだったり、漫画を読み慣れてる人じゃないとよけいに難しいと思う。 とは言え、それ以上にキャラクターたち(敵キャラ含め)の成長していく姿がまぶしい。どのキャラクターにも自分の中にブレない信念みたいなものを感じられて、それも魅力的です。個々のギミックは良かったですが…あえなく未完鉄刻の清掃員さん 土屋計名無し※ネタバレを含むクチコミです。 意外性とユーモアのバランスが絶妙モブサイコ100 ONEユーカリ下手と言ってしまっていいのか、独特な絵柄だけどすごくひきつけられる。読んでるうちにその絵すら魅力的に感じてくる。 主人公の純粋さが眩しくて、師匠の言葉が胸に刺さる。大袈裟かもしれないけど、毎日に疲れた時に読むとほんのちょっとだけ救われる。ほんのちょっとだけ世界が変わる。 (絵じゃなくて)漫画が上手いってこういうことなんだろうなと心底思える漫画です!究極の問いシェアバディ 吉田貴司 高良百名無しおじさんがイケメンの体に乗り移ったら、果たしてヤレるのか?否か? 漫画に登場する女性達の難攻不落な感じがまた絶妙です。 まさに大阪城や小田原城のようです。 イケメンって体だけじゃなくて、心もイケメンなんだよなーーー。 それを女性もわかっているわけです。 モヤモヤしているおじさんは必見です。紅丸がカッコイイ炎炎ノ消防隊 大久保篤名無し紅丸がカッコイイです。 所属する隊のメンバーの皆も良いですね。 でも、そこそこグロいシーンもあるので、ご注意を。 そしてそれを緩和するようにスケベシーンもチラホラ出てきます。 バランスが重要というやつですね。 アニメ化もされたので、万人が面白いと認めた漫画です。 陛下パワー!宮廷のまじない師 高田タカミ 顎木あくみ みまわがおstarstarstarstarstar_borderゆゆゆまじない師が、陛下に指名され、ある目的で偽の妃として後宮入り。 なのに、陛下と夜な夜ないちゃいちゃ睦まじくしていると思った他の妃に狙われて?! 目的は果たさないといけない、狙ってきた妃はどいつだ、あとは後宮のルールと権力と、がんじがらめで心折れそう。大変だ! ものすごく端折ると、そんなお話。 「怪異と謎の後宮ファンタジー」とあるが、漫画版しか読んでいないのだけど、今のところ怪異より人間が一番怖い。 人間の感情と、人間関係というのか。 呪術で生み出した式のほうが、やりすぎることはあるけど、素直でわかりやすい。 顎木先生の原作をおわずコミカライズのみ読んでいるので、展開が楽しみ。リアルを捨ててアンリアルにルサンチマン 花沢健吾ユーカリリアル世界の女性を諦めて、恋愛ゲームのキャラにのめりこんで仮想世界に引き込まれてしまう男の物語。全く共感できなくてある意味尊敬。 アンリアルとリアル、それぞれの住人の描き方がエロくて、エグくて…絶妙にイタい。 情けない主人公がどこまで落ちて行くのか、この先どうなってしまうんだろうかと、見守る気持ちで読みました。いろんな形の愛の物語地獄楽 賀来ゆうじユーカリ最初は面白いのに連載が続くにつれて脱線しまくってだんだんと意味不明になる漫画はよくあるけど、この地獄楽は本当に良くできたストーリーで読むほどに面白くなっていきます。 伏線もちょっと複雑ではあるけどちゃんと回収してくれるのでスッキリする。 登場人物はみんなそれぞれ個性的なんだけど、読むほどにどんどん魅力的に思えてくる。みんな生き残って欲しいなぁ死んでほしくないなぁと思いながら読みました。 文明の発展によって生まれた"魔獣"を"掃除"する兄弟の物語 #1巻応援掃除屋のふたり 初野ふみのsogor25舞台は修練を重ねた限られた者のみが使える力であった魔術が技術の発展により誰でも使えるようになった世界。 しかし、魔術を使うための魔術装置を生産する際に「汚れ」と呼ばれる廃棄物が生じ、「汚れ」に取り憑かれた獣たちが魔獣となり人々の生活を脅かすようになっていました。 この作品はそんな世界で魔獣から「汚れ」を取り除き安全な獣に戻す、“掃除屋”と呼ばれる仕事をする姉のリグティアと弟のセオドアという姉弟を描く作品です。 天才魔術師であるリグティアと魔術は使えないけど心優しいセオドアの2人が様々な魔獣を掃除して元に戻す様子が描かれる中で、魔術装置の発達によってリグティアが魔術師としての存在意義を問われてしまう様子や、魔術装置の便利さと引き換えに生み出され続ける魔獣の存在など、端々に深い世界設定が垣間見えるファンタジー作品です! 1巻まで読了令和の世に甦った桃太郎、しかしその姿はなぜか"ヒヨコ"でした #1巻応援四百四鬼 もちsogor25『キューティクル探偵因幡』『魔女の下僕と魔王のツノ』の作者の新作であるこの作品のテーマは“桃太郎”。 強大な鬼との戦いに敗れた桃太郎は、力を蓄えるために桃に封印されることになります。 そこから300年の時が経ち、令和の世に復活を遂げることになる桃太郎ですが、桃から生まれ出でた彼はなぜかヒヨコの姿になっていました。 彼が復活した時、当時の家来の中で唯一生き残っていた猿彦という男が新たな仲間を集めて鬼との戦いを続けていて、桃太郎は彼らと行動を共にしながら完全復活を目指すこととなります。 桃太郎もといヒヨコの可愛らしい造形や彼の復活までのギャグみたいな展開からコメディ色の強い作品なのかと思いきや、現代においても脅威を残す鬼の存在やその鬼との戦いの描写にはシリアスさも見られ、緩急使い分けた読み応えのある作品になっています! 1巻まで読了<<5657585960>>
甲乙つけるもんでもないけど「フライングガール」より好きだったかもしれない。よりおもちゃ箱をひっくり返したようなマンガ的ドタバタ感があって楽しかった。いきなり高校生の主人公とクラスの真面目な委員長が結婚したりとか!それにしてもこの作者さんヤギが好きですよね。「ラタキアの魔女 笠辺哲短編集」も読みたいんだけど電子書籍化されてなくて悲しい。私が巡回する古本屋では一度も見かけたことない。