アクション・バトルマンガの感想・レビュー4912件<<107108109110111>>BTOOOM!の井上淳哉が描くマジの怪獣パニック怪獣自衛隊 井上淳哉 白土晴一さいろくタイトルは海上自衛隊をもじったものかな?怪獣自衛隊とな。 主人公は自衛官に成り立ての豪華遊覧船に乗っていた女性自衛官このえちゃん(多分)で、たまたま乗っていた富岳(船の名前)が尖閣諸島で確認された怪獣に襲われて…という展開。 この怪獣を見てまずビオランテを思い出した私はもう歳なのでアレですが、怪獣モノは大好きな世代でございます。 ただ、このマンガの怪獣と所謂特撮怪獣との違いとしてはしっかり人間を認識して捕食するところ。あ、クローバーフィールドに近いかな…とか思ってしまったのでもしかしたらこの後小さいのもいっぱい出てきて都市部が舞台になっていくのかも。 色々と先の展開が楽しみです。1巻が出たばかり(11/9)なのに1ヶ月後の12/9に2巻が出るらしい。売り方も早い展開でいいですね士郎正宗のオモロイとこを形にした作品紅殻のパンドラ 六道神士 士郎正宗さいろくギャグとかコメディとかの要素がアップルシードや攻殻機動隊の原作に近いノリで(少し詰めは甘い気がするし強引すぎるとこもあるけど)存分に詰め込まれたSFバトルギャグ漫画、という感じ。 ギャグというか同人的なノリが多いので諸兄らには読みやすいのではないだろうか。 電子版には士郎正宗の設定資料がカラーで数ページずつ載っており、これだけでも買う価値アリと言える。東京大空襲【厄災】が再来鸞鳳 高田裕三さいろくサザンアイズの高田裕三先生が東京(というか浅草)を舞台に時空の歪みをベースに自衛隊や政府、国全体を巻き込んだ戦争時空ファンタジー、みたいな感じの作品。 残念ながら3巻は出ないようで…このクオリティで2巻打ち切りって何がいけなかったのやら。 ただ、鬼灯仮面をかぶった主人公とヒロインの都、そして同様に時空を越えて【厄災】と戦うメンバー達の過去の話などはよく練ってあったのだろうなぁと思う。2巻で急に話がまとめて押し寄せてきて情報が整理出来なくなってきたなーと思ったらTo Be Continued...って終わっちゃうんだもん、残念としか言いようがない。 ここまでの展開を5巻ぐらいまでで、その後全10巻ぐらいな内容だとちょうどよかったのではないだろーかと妄想。打ち切り作品の先を妄想するのもまた読者の権利かもしれない。現実逃避しよう。 西義之の漫画で一番好きかもしれんHACHI─東京23宮─ 西義之starstarstarstarstarマンガトリツカレ男すげー好きで単行本も発売日に買った覚えがある。何が好きかって言うとハチもテッキンもいいんだけど宮長がどいつもこいつも神らしく自分のルールでしか動かないというところがいい。23区を取り戻すところまでやってほしかった... 昔のジャンプと今のジャンプどっちが面白いかNARUTO―ナルト― カラー版 岸本斉史名無しと思って読み直したわけじゃないんですが、ふとnarutoを読み直しはじめました。 それで鬼滅がこんだけ人気になってもはや社会現象となっている状況で昔はどうだったかな〜と思ったんですね。 別の作品で面白さなんて比べられないし、比べてもいけないのかもしれないですが自分が小学生かそこらだった頃のジャンプも面白かったんですよ! …と、ちびっこたちに言いたい。 鬼滅くらい面白くて皆、我妻善逸のポーズの代わりにネジの八卦六四章のポーズをして結べもしない印を真似していたんだよ!と。 目的やストーリーなんて比べられませんが要素として抜粋すれば比較できるでしょう。 ・毎週面白く思わせるヒキがあるか どっちもありますね。 鬼滅なんて毎週「あ、もうこれだめだこのキャラ死ぬし全滅だ…」 ってなるのに次週で盛り返すんです。 思えばナルトも一緒だったな。だいたい絶体絶命。 平和かと思ったら事件が起きる。 もうこれ全員死ぬじゃんと読者を視野狭窄にさせておいて明後日の方向から救世主を登場させる。もしくは主人公の覚醒! 要素的に「驚き」ですね。 でも最近のジャンプの方が「驚き」多い気がしますが。 なぜなら読者はどんどん飽きっぽくなっているので。 ・かっこいい必殺技あるか どっちもあります。 鬼滅はもう「水の呼吸…」とか読み手10人中8人に呟かせた時点で1万部売ってると思います。 かっこいい必殺技をかっこいいと思わせて、なおかつ真似させることができた時点で勝利!なんだと思います。 ナルトの螺旋丸とか千鳥とか手から何か出すやつも強い…。 やっぱりジャンプにおける「刀」と「手から何か出す」は必勝の方程式なのでしょう。 ・敵キャラを好きになれるか 個人的に難しく、でも重要な要素だと思っているんですが敵キャラを好きになる漫画はいい漫画だと思っています。 味方ももちろん好きだけど、上弦の鬼…好きになりませんか? 敵は敵なんだけど嫌な奴、悪い奴、としてキャラを作るとうまくいかないと思っていて。 違う正義、思想を持った別の主人公みたいに作るといいんじゃないかなと思うんですね。 あと特徴があって印象に残る敵。 潜影蛇手!…モノマネされる時点でいいキャラだったのではないかと。 ・結論 昔のジャンプも今のジャンプも面白い! ベースは変わらないんだな、と勝手に納得してしまいました。 どちらも面白いように、飽きないように作られてはいますが作者の「これが描きたい!」という欲はどの時代も一緒で熱いです。ゾンビだらけの世界で、喰うか守るかの日々が始まる永遠の陽射しの屍 森田将文名無し※ネタバレを含むクチコミです。すべてが瑞々しく映るボーイ・ミーツ・ガール #1巻応援ハロー、イノセント 酒井まゆsogor25特待生で高校に入った主人公の早瀬雪灯(ゆきと)。スポーツもできるイケメンでさらには性格も良く、非の打ち所のない完璧な人間に見える彼ですが、実は家庭の事情で 人には見えない努力を重ねていて、現状に不満を持っているわけではないのですが本人の言葉で言うと「ただひたすら息を止めているような感覚」を抱えた状態で日々を過ごしていました。 そんな中、たまたま立ち寄ったゲームセンターでとある女の子・宝生結以と出会うところから物語が始まります 。 偶然出会った彼女との会話の中に自身の抱える閉塞感を打破する何かを見つける雪灯でしたが、その後、結以が入学以来不登校を続けている同級生で不良少女だという噂もされているような子だということが判明します。 この2人のこれまでの生き方や考え方には大きく違いがあり、2人が関わりを持つことにより双方が影響を受けていく様子が描かれます。 また、同じ高校に通う雪灯の幼馴染 ・杉本遙夏という女の子も登場し、構図としては三角関係のような形にはなっていきます。ただ、遙夏は雪灯のことが好きなような描写は見えるのですが大人しめの性格で思いを内に秘めていて、雪灯は遙夏のことを大事に思っているけども恋愛にはまだ興味がないといった様子。そして結以はそれとは全く違うところで何か事情を抱えている様子で恋愛に発展するような雰囲気はまだありません。そんな雰囲気も含めてこの3人の関係性が変化していく様子、その全てが瑞々しく映る作品です 「りぼん」で連載されている作品ではありますが、大人の鑑賞に充分に堪える作品だと思います。 1巻まで読了 アニメを見て続きが気になり読みました鬼滅の刃 吾峠呼世晴名無し心が優しい男の子・炭治郎が妹を救うために鬼と戦う話です。 好きなキャラは炭治郎(強い)、善逸(かっこいい)、伊之助(面白い)です。 鬼の過去を描いたエピソードも見どころで、とくにアカザの過去はやりきれず一番印象深いです。己の出自を知った少年の孤独な戦い。イムリ 三宅乱丈名無し三宅乱丈先生の他の作品も読んでいて、最近完結したとのことでイムリも読んでみました。 全26巻でとくに印象深いのは、19巻の奴隷民族が思いもかけない協力者の助けを得て見事脱走を果たすシーンです。主人公・万次が幕末を動かす話無限の住人~幕末ノ章~ 沙村広明 陶延リュウ 滝川廉治名無し沙村広明先生のファンなので読んでみました。 絵が上手く、とくに戦闘シーンが素晴らしい。ストーリーの展開もいい。キャラクターも魅力的です! あの頃の世紀末。望郷戦士 北崎拓 工藤かずやナベテツ久々に読み返して、この作品の時代の空気を少し思い出しました。 東西冷戦の真っ只中、日本はバブルで好景気でしたが、「核兵器」への恐怖は潜在的に感じられていました(それを明らかな形で作品にしたのは「沈黙の艦隊」だと思います)。 この作品は、突然未来へタイムリープをした少年達が、荒廃した日本で故郷・東京を目指すという物語です。 リアルタイムで読んでいない方には恐らく今一つピンとこない部分もあると思いますが、80年代らしい作品だと、懐かしさとともに感じました。 原作の工藤かずやさんは浦沢直樹さんとの「パイナップル・アーミー」が最も有名なタイトルだと思いますが、北崎拓さんというラブストーリーの名手と組んで、こんなハードな作品を描いていたということも、意外性とともに記憶に残っています。本格派でエンタメもしてる諜報(スパイ)漫画の良作スパイの家 真刈信二 雨松starstarstarstarstarひさぴよ日本はスパイ天国などとよく言われてるそうですが、実は世界各国からの工作活動をギリギリのところで防ぎ、陰で日本を守り続けてきた一族がいたのです。(という設定) その名も「阿賀一族」。800年にわたり日本の諜報活動を担ってきた一族の末裔である、父とその娘が主人公。一族の誇りを持ちながら娘には手を焼いてる父親ですが、いざ政府から仕事の依頼を受ければ、各国のスパイたちを相手取り、情報戦や派手な戦いを繰り広げます。次第に娘の方もスパイの才能が開花して…。 原作は真刈信二氏ということで、設定やストーリー構成は言うまでもなく本格派。しかし落ち着いた展開ばかりでなく、映画のようなエンタメ要素(アクションやお色気シーン)もバランス良く盛り込まれています。作画も非常に洗練されていて、重厚感のあるストーリーにふさわしいカッコ良さがあるのです。 何かきっかけさえあれば、もっと人気が出たはずの作品だと思うのですが、6巻という微妙な巻数で終わってしまいました。せめて10巻くらいまで続いても良かったのに…。最新の情勢を取り入れて、いつか続編とか始まったら面白いと思うのですが。正体不明の謎の塔"バベル"の中で繰り広げられるバトルサバイバルトーキョーバベル 久世蘭 花林ソラ名無しバベル内で消息を絶った姉を追って自衛隊員になることを夢見ていた主人公の大牙。しかしある日突然、幼なじみの優愛と一緒に、気付くと塔の中にいた。 そこで最初に見つけたのは、人の手首とペンで書かれた「ここで書いた言葉は実体化する」という文字。そこから起こる残酷で衝撃的な出来事が唐突過ぎてついていくのが大変。笑 大牙は塔の中で生き残り、姉・真白にもう一度会うことは出来るのか。 原作よりも漫画の方が好きなバトル・ロワイアル 田口雅之 高見広春starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男島でクラスメイト同士で殺し合いをするがどうも中学生には見えないキャラクターとむちゃくちゃな表現で話が進んでいく。やっぱり田口雅之の絵では独特で最高だった。 川田章吾がどう考えても中学生じゃなくおっさんにしか見えなかった 。 戦争の転換期ホークウッド トミイ大塚ナベテツ騎士が名乗りを上げ、戦場で一騎討ちをしていた時代。中世の戦争は殺伐としていても、どこか牧歌的だったと思われますが、この作品はそんな時代が終わりを告げる転換期を描いています。 野心に燃える傭兵部隊の隊長・ホークウッド。英仏百年戦争のアイコンと言えばジャンヌ・ダルクですが、恐らく彼のように野望を持った人間も恐らく存在したのだろうと思います(洋の東西を問わず、立身出世を成し遂げた英雄と、途半ばに倒れた多数の人間が歴史を動かしてきました)。 戦場の主役が、騎士から無名の兵士へと替わる。それは、戦死者が増大する所謂「殲滅戦」への入口となっていきます。 戦場にロマンはない。「狼の口」と同様、そんな現実を教えてくれる作品です。俺はすげー好きだったよ蹴撃手マモル ゆでたまごstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男たしか読み切り版があってその後に連載が始まったような覚えがある。 当時はムエタイのことを知らなくて一体なんだろうと思いながら読んでいたがこれで間違ったの知識を植えつけられた印象深いマンガでもある。登場するキャラクターの中で特に好きなのはヒガンテ。あと「ティムティム人形の舞」だけをよく覚えている マモルの師匠のゼペット・チャンガーとキング・パイソンの因縁が全く明かされないままが終わったんだけどこれ誰か知ってんのかな? 「だがこれがいい」としかいえないな...闘神サイト 石山東吉マンガトリツカレ男よくわかんない設定や色々ツッコミどころがむちゃくちゃあるんだけど、「だがこれがいい」としかいえない。絵のタッチは師匠の車田正美に似ていて内容も車田正美っぽさを感じる。「包丁人味平」の白糸ばらしネタがあったり、仲間の四天王っぽいが登場するが最終決戦前に死んだので名前と顔がほとんど一致しなかったりしたが個人的には好きだな重い人間ドラマ鋼の錬金術師 荒川弘名無し※ネタバレを含むクチコミです。最初から最後まで微妙エンバーミング―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN― 和月伸宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。 どういうことなの……???!!!私の夫は冷凍庫に眠っている 高良百 八月美咲名無し※ネタバレを含むクチコミです。本宮ひろ志マンガのすごいところを凝縮した感じドン<極道水滸伝> 本宮ひろ志starstarstarstarstarマンガトリツカレ男ドン<極道水滸伝>とあるが水滸伝に関係あるかと言われると難しい面もあるが個人的にはすごい好きなマンガではある。 主人公の伊達武吉は喧嘩は強い/頭もいい/何よりもカリスマ性もある。持ち前の能力を駆使することはせずに困った人を助ける時にしか使わない。その辺の人間性の惚れ込んで一癖も二癖もあるメンツが武吉のところに集まり、日本の極道を1つにまとめるためことを目標にした「播堂組」の室戸正一と争うことになる。巻数が少ないマンガで本宮ひろ志作品の面白さを知りたいなら俺はこれを勧めます。 スタンドアローンでも夢想する世界ナツノクモ 篠房六郎ナベテツ自分はネトゲの経験はないのですが、TVゲームで寝食を忘れた経験はあり、この作品が描いていた「依存」に関して納得できました。 スタンドアローンであってものめり込むのだから、ネットで誰かと繋がることはメリット・デメリットどちらも大きいのだろうな、と想像します。 恐らく、作者の構想した最後までは描けなかったのだろうとも思います。ただ個人的に、この作品は読後に強い印象を残しています。それは恐らく、ヒリヒリとした感情を与えるネットの暗部が、まだ存在しているからなのではないかと(勝手に)思っています。 ネトゲにはまった人の感想も知りたいと思う作品です。 この古事記はピリッと辛い…どころじゃない!?古事記(中辛) 浮津名無し※ネタバレを含むクチコミです。擁護はできないなあロケットでつきぬけろ! 松井勝法名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<107108109110111>>
タイトルは海上自衛隊をもじったものかな?怪獣自衛隊とな。 主人公は自衛官に成り立ての豪華遊覧船に乗っていた女性自衛官このえちゃん(多分)で、たまたま乗っていた富岳(船の名前)が尖閣諸島で確認された怪獣に襲われて…という展開。 この怪獣を見てまずビオランテを思い出した私はもう歳なのでアレですが、怪獣モノは大好きな世代でございます。 ただ、このマンガの怪獣と所謂特撮怪獣との違いとしてはしっかり人間を認識して捕食するところ。あ、クローバーフィールドに近いかな…とか思ってしまったのでもしかしたらこの後小さいのもいっぱい出てきて都市部が舞台になっていくのかも。 色々と先の展開が楽しみです。1巻が出たばかり(11/9)なのに1ヶ月後の12/9に2巻が出るらしい。売り方も早い展開でいいですね