恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4463件<<109110111112113>>母との関係に悩む娘におすすめです愛すべき娘たち よしながふみ名無し子供って親に対して何かしら思うところがあるじゃないですか。そうやって大人になっていくんだと思いますが。特に同性の親にはそうだと思うんですよね。母と娘の間柄を描いたものでこんなに自分にしっくりくるものは他にありません。親だからこそ許せたり許せなかったりすることってあると思います。主人公と母の関係は自分にとって理想かもしれません。冒頭に「親だって人間だもの!機嫌の悪い時くらいあるわよ!」というセリフがあるんですが、これって自分が未熟だったら逆に言えない言葉だと思うんですよね。自分が親になったらそう言えるようになりたいです。熱いです伴走者 浅生鴨 斉藤羽凧starstarstarstarstarひさぴよ原作小説は未読ですが、一巻でスッキリまとまっていて読みやすかったです。盲目のランナーの併走者って選手ではないけどアスリートというユニークな存在ですね。単に一緒に走っているわけではなく、相当な技術と信頼関係を持ってレースを共に戦う特別な存在なのだと理解できます。この作品のように現実のランナー達にもきっとそれぞれドラマがあるのだろうと思うと熱くなりますね。マラソン競技は好きですけど、恥ずかしながらブラインドマラソンについて何も知識がなかったので、健常者のレースには無いような駆け引きの仕方を見ると純粋に面白い!と感じます。人間ドラマのみならず白熱のレース描写も素晴らしかったです。心理誘導テクとエモい恋心 #1巻応援今日から未来 吉富昭仁あうしぃ@カワイイマンガ幼馴染女子から告白された女子が、恋心と共に告げられるのは「私を貴方の好きにして」という言葉だった。 思いもよらない同性の、幼馴染との恋愛という選択肢に戸惑う主人公。それに対して幼馴染は、「こんなことしてもいいんだよ」という具体的提示をして、主人公に想像させ、恋愛の実現可能性に誘導していく。 自分と恋愛することのメリットと、しないことの損失を選ばせようとする、見事な誘導テクニックで幼馴染は「自分との恋愛」を主人公の心に植え付ける。 しかしそれは、単なるテクニックではない。長年の恋心、いつも共にいながらずっと秘めてきた想いや欲望が、選択肢の中に重く込められつつ、時に我慢できないという風に行動に出る。どこまで計算で、どこまで衝動なのか……分かる様で分からない。 幼馴染の明るさと、内に秘めた重い恋情のギャップが……エモいとしか言いようがない!主人公には是非応えてやってくれよ、と言いたくなるが、まだ受け止め切れていない彼女に、幼馴染は1巻の最後でさらに仕掛ける。次は……当て馬!?(それあかん奴や、一歩間違えれば壊れる劇薬やでぇ〜)人を通して自分を知ることカツカレーの日 西炯子Pom 2巻完結で読みやすい、面白い、後味がスッキリした作品。 美由紀は、同棲相手と別れお見合いをしながら、読書カフェに置いてあるノートに自分の気持ちを綴るとある人から返信がきてて。。 その相手は偶然にも同じ会社の人で、おじさんだった。 てっきりこのおじさんと恋してくのかと思いきや意外な方向へ転がりましたね。 美由紀も色んなお見合い相手と話したりおじさんと話したりで、本当の愛?!を見つけられて素敵なお話でした! 居心地の悪い「幸せな家族」ハッピィ・ハウス 岡崎京子名無し主人公のるみ子ちゃんは中学一年生なんだけど、小学校の卒業式も二日酔いで出席したほどの酒飲みだし、おまけにヘビースモーカー。今の世の中じゃこんな設定はムリかな?でも岡崎京子だったらアリかな?とか、ついつい余計なこと考えながら読んじゃいました。熱心なファンじゃないし、偉そうなこと言うけど、もっと完成度の高い作品は他にもある。でも「幸せな家族ってなんだよ?」っていうメッセージが古臭くないから、今の時代に映像化しますって言われても様になるんだろうな。逆にそれめっちゃ観たい。中一女子が自分の家をラブホにして金稼いで自活しようとするドラマなんて…やっぱり怒られるかな…。ピュアっピュアのピュア妹の友達が何考えてるのかわからない 玲。名無し登場人物は主に、ちえとちえの兄とその兄に恋するちえの親友・つゆの三人。 ちえは声がでかくて明るいのに対し、つゆは声が小さく大人しい子。つゆの兄への恋心を知っているちえは常につゆの恋を応援してくれるいい子なんです。 一方の兄は、つゆの気持ちには一切気がついてないうえに上手くコミュニケーションもとれないので、つゆへの対応に困ってばかり。 しかし少しずつ、本当に少しずつ距離が縮まっているような…気もしないでもない。笑 はやく単行本にならないかなーと思っていたところで、作者さんの体調?の都合で連載ペースを落とすそうですが、ゆっくり見守りたいマンガなので大丈夫です! 次にくるマンガ大賞で気になった方はGANMA!で読めますのでぜひ…! https://ganma.jp/tomodachi次にくるマンガ大賞にランクインしてたので…空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩 鳥原習ぺろりん読んでみました。 かなりバズったマンガらしいけど知らなかったです。しかし読んで納得これはみんな好きなやつ……。1話1話読むたびに「ンフッ」と笑えて癒やされました。いろんな人の感情がケサランパサランみたいな物体で表されているのが可愛い。 最近は「すれ違わないラブコメ」が主流になってきてますかね。安心して読みたいという気持ちわかります。そんな人にぴったりだと思います。 ゼロサムオンラインで読めます! https://online.ichijinsha.co.jp/zerosum/comic/kuuki BLだからって読まないのは勿体無い気もするけど…1限めはやる気の民法 よしながふみ名無しよしながふみ先生って法学部卒なんだよな〜ということをぼんやりと思い出しながら読みました。その経歴が存分に活かされていますね。普段はBLを読まない私でも入り込みやすかったです(※性描写はガッツリあります)。主人公とその恋人が大学を卒業してからのエピソードも収録されているのですが、彼らが年を取るごとに「きのう何食べた?」のシロさんとケンジにビジュアルが似てくるような気がしました…。 2人以外のエピソードで印象的だったのは、同級生の女の子が自分のエッチな写真を恋人に投稿されて大学中の噂になってしまったけど、これをきっかけに弁護士になることを決意した話。恋人を責めなかったことが胸に刺さりました。なかなか結婚できなかったカップルが…うちのママが言うことには 岩館真理子名無しタイトルの割にママはそんなに登場しません。甘夏英太郎と北風けいとは結婚を約束したカップルですが、けいとの父親と4人の兄達に反対されています。どことなく頼りないというのです。英太郎の職業は編集者ですが、幼い頃に事故で両親が亡くしていて、まだ高校生の妹に仕送りもしている為、あまりお金もありません…。どうにか駆け落ち騒動までして結婚に至りましたが、英太郎がけいとの友達のはるかに惹かれ始めます。2人は生い立ちが似ているのです。結局、不倫は未遂で終わりますが、けいとが泣きながら「かわいがられて幸せに育っちゃってわるかったわね」というシーンにはしょんぼりしちゃいました。どちらも子供っぽいカップルなのでドタバタ劇が面白かったのですが、まさか最後にちょっとシリアスな展開になるとは驚きでした。とはいえ英太郎が担当している女性小説家など変わったキャラもたくさんいるので読んでいて楽しいです。美男美女なのにサロンパスが似合うところが岩館真理子先生の作品の良さだな〜と思いました。単行本派に贈るバラエティ豊かな百合短編集 #1巻応援ユリビュート つつい 一迅社アンソロジー 嶋水えけ 純玲 のちむゆ 柏木ツキコ もくはち 辻柚那 tsuke さかさな 篠ヒロフミ 日野アラシ さかなやあうしぃ@カワイイマンガ百合姫本誌を買ってない人は、是非読んでみていただきたい読み切り短編集。2018年〜20年までの掲載作。物語の多様さに百合ジャンルの広がりが見て取れる一方、絵柄は「百合姫らしさ」を感じるものが多く、美しくて読みやすい一方、もっとバリエーションがあってもいいかな…と思うと、時々ちょっと異質な絵柄が登場したりして、全体として飽きが来ない。 —— 各作品の感想を、ツイッター漫画のタイトル風に+一言感想で。 ●君とゆく、(嶋水えけ先生) 己の空虚に絶望した少女がお嬢様に世界を教える百合/互いに足りないものを与え合い、支え合う関係性尊い。 ●スノウトーク(純玲先生) 失声の演劇部員が恋したお姉さんと発声練習する百合/声がよく通りそうな冬と、春の訪れによる変化が印象的。 ●渚にて。(tsuke先生) 海が好きな内気女子と唯一の友人が海に佇む百合/最後のシーンに向けて静かに穏やかに進む感じがたまらない。 ●蔓日々草(さかなや先生) 友人の結婚式のドレスを選びながら友人を手放す百合/愛とか恋とかじゃない関係性でもこんなに尊い。泣けるわぁ… ●わたしのこい(のちむゆ先生) 幼馴染の気を引きたくて市販薬で体調悪くなる百合/執着が昏くて重い、そして切ない。薬を悪用している感じが昏さを増す。 ●あの日の続きをしましょうか(もくはち先生) 私に恋する女子高生の情報に聞き覚えがある百合/十数年後に突きつけられる恋と間違い。どんな感情も間違いということはない。 ●ハイドアンドスイーツ(つつい先生) 恋に恋する女の子が現実の恋の怖さを知る百合/それに気づけたこと、教えてくれる存在の大切さ。最後ほっとした。 ●桜日和のへたれなワンコ(辻柚那先生) 姉が担任になったら親友が姉に惚れたかも百合/これは短編にするのが勿体無いかも。姉と妹、親友との過去が見たい。 ●絵の具の匂いがした(柏木ツキコ先生) 絵のモデルをするうち変な先輩に惹かれる百合/自分の無い人が、独特で強い意志を持つ人に惹かれる話は、先を読みたくなる。 ●お誕生日おめでとう。(さかさな先生) そっくりな親友が同じでいたいのに変わっていく百合/思春期の頃の親密さの、距離感の複雑さと切実さに心を揺さぶられる。 ●ないしょの向日葵(篠ヒロフミ先生) 恋人に真面目に進路を考えろと叱られる百合/好きな人の眼差しに触れて変わろうとする成長譚尊すぎる…真剣さは人それぞれ。 ●軽木さんと荒重さん(日野アラシ先生) 軽薄女子と想いが重い女子が恋愛話する百合/全く価値観の異なる者同士が互いにツッコミ合うトークがたまらなく笑える。 豪華作家陣が描く『かのかり』彼女、お借りします 公式アンソロジーコミック 宮島礼吏じょうじ 豪華すぎる作家陣が描く、『かのかり』アンソロジー本です。一つ一つのページ数は少ないものの、思い入れが込もった作品揃いで『かのかり』人気の高さが伺えます。印象的だった作品を挙げると、桜井のりお氏、五十嵐正邦氏、川村拓氏の作品。 ・今をときめく漫画家・桜井のりお氏は、更科るかがお気に入りのようで、和也が自宅でAV鑑賞している所へ、るかちゃんを乱入させてとんでもないハプニングを起こすという内容。まさに桜井のりお氏にしか描けない持ち味が発揮されています。 ・五十嵐正邦氏は、作者の宮島礼吏氏と”師匠・弟子”の関係だけあって、作品世界の再現度が誰よりも高いと感じました。それでいて『川柳少女』っぽさも感じさせてくれるから凄い。メインキャラもほとんど登場させるほど気合が入ってます。 ・川村拓氏 単純に『事情を知らない転校生がグイグイくる。』が好きなので…。この人の描くラブコメは良いですね。 船津紳平氏のように、自らの土俵を100%活かしたギャグも面白い。他にも『寄宿学校のジュリエット』の金田陽介先生など、超絶上手い人が集まってます。 また、作者本人による"マイソロジー"なるエピソードも2本収録されているのですが、特に2本目には、本誌では絶対お目にかかれないようなお色気シーンが収録されていて驚きました。ファンならこのページの為だけにだけ買っても良いでしょう。 <作家陣> 宮島礼吏 赤信号わたる 五十嵐正邦 いだ天ふにすけ 植野メグル 金田陽介 川村拓 こげたおこげ 虎助遥人 梧桐柾木 榊カルラ 桜井のりお しろまんた 瀬尾公治 堂本裕貴 nonco 肘原えるぼ 船津紳平 ぶよ もすこ 矢神翔 山本崇一朗 若林稔弥 柄の悪い男はいい四月馬鹿 川辺蛙子名無しPixivで知って長いこと積んでたやつ。ガラの悪い中学生のヨシオと、明るくて元気いっぱいな馬鹿・桜田。桜田のせいでヨシオが骨折してしまったことで、桜田がガンガン絡んでくるようになる。「うるせぇブス!」などと言いながらも、自分のことを恐れず笑顔を向ける桜田に、ヨシオはどんどん惹かれていく。 好きなくせに素直になれないヨシオがとにかく可愛かった! 勇気出してケー番(死語)聞くところとか、桜田のまずい手作り料理を全部食べてあげるとこ好き。意外に頭が良いというギャップもたまらない。 途中で高校生になるものの、2人の恋の決着はつかないままで終わっているのが残念…。「これは続編が出る可能性があるからこの終わり方なのか…?」と思って調べたら、最近新たに描き直しをしているのだとか。こちらも楽しみです。 https://twitter.com/kawabeako/status/1194262057454981120?s=20 https://note.com/croak/n/n58b0a1ac378c"今"を生きてる高校3年生たちの群像劇 #1巻応援クレッシェンドで進め 宇仁田ゆみnyae受験シーズン真っ只中に行われる校内コーラス大会の練習や準備に追われる様子を賑やかに描いた1冊。途中までピンとこなかったんですが、最後のセンター試験と言っていて、あ、これまさにいま(物語の中でいうと2019年夏)を生きている高校生の話なんだと気づきました。人によっては失敗できない大変な状況だったりするんですね。 そんな忙しい中でやらなければならないコーラス練習。本来ならば適当に済ませて大事な試験勉強の方に時間を使いがちな気もしますが…なにがクラスをひとつにしたのか、そのきっかけが「優秀な成績をおさめたクラスに与えられる学校オリジナルの手ぬぐい」というところが高校生らしくて可愛らしいのです。 また、あらすじにもあるようにクラス内にいくつも発生する「片思いの連鎖」も見どころ。ほんとどこまで続くのこれ!?という感じ。 いろんなものを乗り越えて大会の本番を迎えたクラスはどんなステージを見せてくれるのか。私は鳥肌が立ちました! 1冊完結でさほど長くない話ですが、みんないい子たちなので、これからいろんな辛いことたくさんあるかもだけど頑張って生きてね…と謎の目線で読んでしまった。 タイトルからは想像しにくい内容だった田舎の電報 かざま鋭二 小池一夫starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男田舎の電報は戸を叩く -> 十打叩いたというシャレがタイトルになっている。内容としてはダメゴルファーの三吉の問題を謎の美女が解決策を授けていく。 全3巻となっているが一冊80ページぐらいなのであっというまに読めた。3巻の「愛妻打法」は小池一夫っぽさをすごい感じたパロディに果敢に挑戦しているあの鬼教師が僕の姉になるんですか? ひな姫 へいろー 猫又ぬこ名無し鬼教師の鬼描写が普通に鬼で怖かったし笑った ただのラッキー同居イチャイチャ漫画ではないことがわかりました。主人公もいい感じに頭悪そうなのが可愛いです。 ところどころに「今これやる?」っていうパロディも織り交ぜていて微笑ましい。今後も怒られるギリギリのところを攻めるようなやつを期待してます。オタクの酒の肴(R-18)艶話酒場オタクバー 花見沢Q太郎 雷門風太さいろく原作者の雷門風太さんが自身の体験や町田に実在するオタクBARなどで色々と聞き集めたエロネタを語るだけのマンガ。 ただそれだけなのだが花見沢Q太郎先生のエロは(・∀・)イイネ!! ってなるのでいいと思う (というかこれR-18じゃないの?) 七桜のかっこよさに惹かれました私たちはどうかしている 安藤なつみPom ドラマ見て、中々面白かったので読んでみました。 少女漫画で、ミステリーってどんな話かなと思いましたが物語が進むごとに、ここまでかと思うほど話が広がるし面白くなってく。 七桜の真っ直ぐな性格は芯がぶれなくてかっこよくて、私は好きです。 和菓子屋で女将の嫌がらせ、嫌がらせに負けない椿と七桜二人の恋愛模様などなど、見所はたくさんで読み応えありかと。 マンガも完結してないので、どんな終わり方をするのか楽しみな作品です。 姉と弟の秘密の関係秘すれば かんの糖子名無し姉と弟がSMプレイをする話です。痛いことはしません。弟は姉への好きをこじらせてますが、姉の方は弟にどんなことされても「優しいお姉ちゃん」として受け入れてくれます。保育園の先生で天然だけど優しくて美人な姉のキャラが好きでした。打ち切りになってしまったそうですが、完結巻も発売されなかったんでしょうか。秘密の関係がどういうラストを迎えたのか気になります。姉弟のやり取りをもっと読みたかったです。あまりに面白くてあっというまに読んでしまった悪女 深見じゅんstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男主人公の田中麻里鈴はコネで一流企業に就職したけれど出身大学は三流がおまけにコネには力がない。入社してすれ違った男性社員に一目惚れして、その男性社員の近くにいくには「出世が一番」と助言されてから物語の本編がスタートする。 マンバにあったクチコミを見て気になって読んだが予想以上に面白い。あらすじの時点では合わないかもと思ったが最初のほうで「峯岸さん」で登場して出世するには話あたりから「これ面白くねーか?」と思い「夏目さん」「小野さん」「璃羅のよしえさん」あたりが登場した辺で確実にハマった。 配置転換などでいろいろ部署が変わるが個人的に特に好きなのが「ホワイトローズクラブ編」と「レディスシンクタンク出向編」 「ホワイトローズクラブ編」は始まりから結末までむちゃくちゃよかった。令和の景気の悪さでは絶対ありえなそうな事例だがバブルの頃にだったらあったかもしれない内容とそれに対する会社のやりかたが興味深かった。 「レディスシンクタンク出向編」は「峰岸さん」「高井さん」の間に挟まれてどっちかにつけば楽になるというのに最後の最後まで悩み抜いてあの結論をだしたのはすごい良い内容だった。 「総務部総務課山口六平太」の全体を見て最適化する会社員や「サラリーマン金太郎」のすごい会社員とも違うし、同じ女性が主人公の「この女に賭けろ」のような正統派キャリアでもない今まで俺がしらない路線の会社員マンガだった。 好きな登場人物は「峯岸さん」「小野さん」「高田さん」かな 絶妙な関係性夏雪ランデブー 河内遙Pom 季節を感じられる作品って、心温まってとても好きです。 花屋の店主六花の元旦那(既に亡くなっている)が見えてしまって、中々恋愛が前に進まない葉月くん。 元旦那さんは亡くなってるから、もちろん六花には触れられない。一番の切なさを感じたところがあったんですが、六花さんと葉月くんは現実で生きていて、二人の関係もどんどん前に進んでいるところですかね。 元旦那さんは、亡くなった時のまま全てが止まってるので。葉月くんとのやりとりとか諸々切なかったなあ。 花と人との描写はすごく綺麗で癒されました。今思うと…ちょびっツ CLAMP名無しちぃの起動方法がすごいエッチだ…ウエイトレスと強面男の控えめな恋第二第四火曜日の恋 高瀬わか名無し読み切り読んだ時から応援してましたので、連載化うれしいです。 まだオジサンのほうは律ちゃんにそんなに関心なさそうですが… ひとまず年齢と干支を知ることができてよかったね…!(柴犬ハンカチ自分で買ったのかな…笑) モーニングからリトルプレスまで爪のようなもの・最後のフェリーその他の短篇 森泉岳土nyae森泉さんといえば「爪楊枝で漫画を描く人」ですが、一番最初に掲載されている「最後のフェリー」は初めてボールペンで描いた作品だそうです。 あとがきに「そろそろペンで自分の線を描けそうな気がしたから」とありました。 普段爪楊枝で描いていることに対しては「自分でもよくわからない」と言っているのがなんか笑えました。 通常のマンガ誌に掲載されている読切等は読んだことがあったのですが、文芸誌やアーティスト個人に寄稿したものがあるのは初めて知りました(ランバーロールは読んでいます)。活動範囲が広いというのがわかる短編集です。大林宣彦監督って義理のお父さんなんですね。監督との二人のエピソードを描いた話が好きでした。 タイトルの「爪のようなもの・最後のフェリーその他の短篇」という普通ならどれかひとつの短編タイトルを付けたりするものですが、こういうかたちにしたというのになにか意味がある気がしてなりません。 またこれだけは強く言いたい。紙版を買って読むべし。 作品によって用紙が変えてあり(なのでさわり心地も違う)、ただお金がかかっているなという高級な感じはなく、リトルプレスのような自由さがあります。 ▼こんな感じ 衝撃の女子サッカーギャグ漫画!!アオハれ乙女 あかり ひわきはる ハル天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。<<109110111112113>>
子供って親に対して何かしら思うところがあるじゃないですか。そうやって大人になっていくんだと思いますが。特に同性の親にはそうだと思うんですよね。母と娘の間柄を描いたものでこんなに自分にしっくりくるものは他にありません。親だからこそ許せたり許せなかったりすることってあると思います。主人公と母の関係は自分にとって理想かもしれません。冒頭に「親だって人間だもの!機嫌の悪い時くらいあるわよ!」というセリフがあるんですが、これって自分が未熟だったら逆に言えない言葉だと思うんですよね。自分が親になったらそう言えるようになりたいです。