4コママンガの感想・レビュー584件<<1516171819>>声優業界のリアルそれが声優! 畑健二郎 あさのますみ名無し主人公は学校を出たばかりの新人声優が頑張るおはなし。声優さんには色々なキャリアの人が居て、若くしてベテランの女の子や、社会人でOLをやめてから声優になった人など、さまざまなタイプがいて面白いです。収録する部屋はコの字型の椅子の配置になっていて、画面が見えやすい真ん中が大御所声優の位置になってたり、意外と上下関係はあるんですね。 あと、読んで思ったのはラジオの大変さ。最近は声優のラジオなども当たり前になってきましたが、トークがうまい人ばかりではないと思うので、新人でいきなり抜擢されたりしたらネタ帳を書いたり本当に大変なんだろうなと思いました。 友人などの身の回りの日常や、売れない悩みだとか、努力の過程などがコミカルに描かれていて、声優という職業を応援したくなる作品です。胸がぎゅーっと締めつけられるメンヘラちゃん 琴葉とこ名無し心震える内容ですが暗い話ではないのでぜひ読んで頂きたいです。作者の琴葉とこさんが中学生の時にウェブで発表していた作品を、2年かけて描き直して単行本化したそうです。序盤は「メンヘラちゃん」「病弱ちゃん」「けんこうくん」のほのぼの日常漫画ですが、4コマ漫画よりストーリー漫画のページが増えていくにつれて胸がぎゅーっと締めつけられるようなお話になってきます。いつも死にたいと考えていたメンヘラちゃんが生きることを徐々に受け入れていく過程で、病弱ちゃんもけんこうくんも悩んでる様子が描かれているのがいいなと思います。ちょっとゾクッとしたい時に意味がわかると怖い4コマ 湖西晶名無しこういうスキマ時間に読んで適度にゾクッと出来る漫画、ある意味では謎解きっぽい感覚もあるのでいいですね〜好きです。 ちゃんと各話のおわりになぜ怖いのかの解説もついてて親切。 わかる…目に入れたら痛いです。 花津ハナヨ名無し子育ての辛さとかしんどいところとか育児あるあるネタを、ユーモアを交えて書いているので、ほっこり読めるいい作品です。子育ての漫画は、結構愚痴がきつめだったり、ツッコミが荒めだったりしますがら、こちらは柔らかい表現で描いてあるので、大笑いできるわけではないけど、愛らしい登場人物を見てクスッと笑える作品です。どのストーリーも短いコマ漫画のなかにギュッと凝縮されていて笑いを誘うものばかり。子育ての大変さが、このコミックでずいぶん気分が紛れました。どこも同じように苦労して子育てしているんだということが分かります。 エフネコエフネコ 間佑知名無し事故で死にかけた野良猫が博士の手によって改造されたという設定で、4コマ漫画で描かれています。それぞれブラックユーモアを織り交ぜながらのストーリーなので深く考えずに、爆笑しながら読み進めることができます。奥行きは無いですがシンプルなだけにハマりやすいと思う。大切に描かれ、大切に育てられた作品びんちょうタン 江草天仁なかやま自分はアニメからこの作品に入ったのですが、4コマと言うジャンルの枠を超えている素晴らしい作品で、主人公のびんちょうタンの生活を美しく描いていると思っています。 内容は主人公のびんちょうタンの貧しくも清らかに慎ましい生活を中心に描かれたもので、彼女の友人の話や学校へ行きたいなど、本人の世界が徐々に広がっているところが見ていて、心があたたかくなります。 特に、おばあちゃんの話は10年以上たっても、自分の心に刺さっています。 1巻前半の雰囲気とは後半から大きく変わっていくので、試し読み出来る部分と話の軸がちょっと変わります。(ちょっと注意ですが、読んでほしい) wikipediaをみると、即興で考えたキャラクターがひっそりと雑誌の片隅で始まり、徐々に人気が出てアニメ化とのことでした。 自分がこの作品を大きく評価しているのは、その即興で生まれたキャラクター達に命を吹き込んで且つ育て上げた作者の 江草天仁 さんの存在です。 例えば、 びんちょうタンが頭につけている「炭」ですが、コレは単純に備長炭のキャラクタだからつけている、というよりも村には「炭をつける」という風習があり、伝統を重んじる家庭の子供は炭を付けている と言う感じです。 そして、全4巻の作品ですが これ・・・同人誌版で『学校編』が存在します。 連載が終わった 2008年から同人活動として連載を続けて、2013年にまとめた本が発表されています。 これは、きっと作者さんがびんちょうタンを学校に行かせてあげたい、という優しい思いがあったのだと考えます。 大切に描かれ、大切に育てられた作品です、是非漫画家と保護猫の日常4コマうちのネコは飼い主に優しい。 樫本学ヴちゅーるは偉大『コロッケ!』や『学級王ヤマザキ』の作者である樫本学ヴとと保護猫の黒猫との日常生活を描いた4コマ。ほのぼのとした日々が過ぎていく、心温まる漫画です。元々はTwitterに投稿されていた漫画だということを後になって知りましたが、リアルタイムで「くろまめ」ちゃんを知れなかったのは少し悔しいですね。 好きだった親友の娘がグイグイくる。草薙先生は試されている。 安田剛助あうしぃ@カワイイマンガ昔恋していた親友(女性)の、中一の娘を担任することになった草薙先生(女性)。気にしないようにしていたのに、親友の娘の久保田一姫は初っ端から「先生が好き!」と攻めてくる。拒み続けるも、なんかもう敵いそうにない……陥落寸前!どうしよう……? ♡♡♡♡♡ 先生と生徒の秘めた恋模様、という定番テーマのほかに、この二人の間にはもう一つのテーマがある。それは「かつての想い人の娘は恋愛対象にしていいのか」ということ。 草薙先生は一姫に親友の面影を見出し苦しむ。忘れられないかつての恋と、目の前の一姫への日毎に増す恋と……。一方、強気でありながら、草薙先生の中にいる自分の母親の存在感に苦しむ一姫も切ない。 それでも一姫は、様々に逡巡する草薙先生を強い想いで押して、目の前の一姫と、草薙先生の本心に向き合わせようとする。幼き者の純粋で向こう見ずな意思は、こんがらがった大人を解きほどくのか……。 二人の物語はしかし、二人だけの問題ではない。二人に恋する女性は他にもいたし、一姫の母親はどこまでも親友として、草薙先生を惑わせる。安易に恋愛を謳歌させない、喜びも苦しみも正面から描いた物語。読後の心には甘さと共に、若干の重さが残る。主人公が本当に救いようがないとこがいい声優ましまし倶楽部 小林尽 目黒ひばりいろはるファン倶楽部ジャンプ+で愛読していた。連載時は、放課後ましまし倶楽部、声優ましまし倶楽部の二部構成だったが、単行本ではこれに両方まとめられている様子。 内容は努力しないし、自分のことしか考えてない主人公がひたすらに、自己承認欲求からアイドルを目指すという話。友人キャラとかが普通にいい人だったりして、主人公どうしようもなさが際立っていて……。そのどうしようもなさがクセになる。 ちなみに原作者の小林尽さんはスクールランブルの作者で、最近Twitterも始めたこの絵柄の変遷がスゴイ!1巻から最新新刊まで見ていって欲しい恋愛ラボ 宮原るり名無し「僕らはみんな河合荘」の宮原るり先生の作品。なんか巻数をすすめる毎にまともなラブコメになっててビビる。けどなにより巻を重ねるごとの絵柄の変化になによりビビる。 先生、上達速度エグくないですか? 青春一週間フレンズ。 葉月抹茶名無し記憶が一週間しかもたない女の子と、その女の子の事が気になる男の子の青春ストーリー。少しずつ距離を縮めていく二人の様子を見ていると、思わずニヤニヤしてしまいますが、記憶が消える原因が分かってくる所ではシリアスな場面になったりと、なかなかドラマチックな展開のある物語でした。最後の場面も感動できるもので、とてもオススメです。童貞だったころを思い出すヒトでなしに振り回される童貞。とてもつらい とく村長名無し自分も童貞だったころ、こんな感じで、変な妄想してたっけなあ。現実世界じゃ全くモテないもんだから、2次元で・・、みたいな感じ。そのあたりの童貞心理をうまく表現してくれていて、すごく懐かしいような気持ちになりました。作品の世界観は、明るくて楽しい雰囲気なので好印象でした。三角コーン見ると思い出すやしろあず記 やしろあずき野愛お母さん面白い好き。でも自分のお母さんだったらやだな、やしろあずきさんのように面白く料理できたらいいけどな。 天才に育てられたから天才になれるのか、天才だから面白エピソードに昇華できるのかよくわかんないけど面白いし楽しそうだからいい親子。 息子の厨二病を今に繋がってるからいいじゃんって否定しないのいいお母さん。黒歴史いじられてもグレずに厨二病のまますくすく育ったやしろあずきさんいい息子。 クレイジーなまま幸せな家族を形成できるのだな、と感動すら覚える。面白ければ幸せ。面白いこそ正義。 わたしが描いた絵や小説が母親の寝室から出てきたときのことを未だに根にもっていたけど(小6くらいのときのこと)そろそろ許そうと思いました。 ヘタレ×天然の百合感情はすれ違う?ストロベリーシェイク 林家志弦あうしぃ@カワイイマンガ人気アイドル・橘樹里亜(16)は同じ事務所の新人・浅川蘭(16)に一目惚れ。悶々と妄想するだけで何も出来ない樹里亜と、樹里亜への想いが徐々に募っていくのに全く気づかない蘭の、仲良しなのにすれ違うヘンテコ恋物語……この物語に、終わりは来るのか? ♡♡♡♡♡ 蘭に恋した樹里亜は日々、蘭の妄想に勤しみ、息を荒くして悶える変態。しかし蘭はそんな樹里亜の下心に全く気付かず、仕事上ではカッコいい先輩に憧れ、尊敬の眼差しを向ける、見事な天然。真っ直ぐに樹里亜を想う蘭に、ヘタレの樹里亜は気持ちを伝える事すらままならない。 基本噛み合わない、突っ込みどころ満載の二人のやりとり。そこに百合百戦錬磨のヘアメイク×アイドルのカップルや、メンバーがみんなレズビアンのバンドZLAYが絡んで百合濃度を高めるものの、奔放な彼女らは突っ込みどころを増やすばかり。百合ボケのカオス状態……。 そのボケを全て拾うのは、樹里亜のマネージャー・冴木。鬼の様に厳しく樹里亜に突っ込んでいくが、樹里亜は止まらないし、蘭は自覚なく育っていくし、突っ込む対象は増えていくし……。 舌打ちし、毒付き、体を張りやがて疲れ、諦めていく冴木……何気にこの人が、一番面白い。 想い合っているのに噛み合わない樹里亜と蘭のやり取りに、「お付き合い前夜」の甘いドキドキを思い出しながら、行く先にある感動的なドラマに期待して読んでいただきたい!絶対泣くから! そしていちいち名言が多い百合ビジュアルバンドZLAY×樹里亜&蘭のコラボレーションは熱い!ライブの空気感まで想像しながら読みたい。会話って最高の酒の肴のみじょし 迂闊名無しお酒の飲み方・楽しみ方は千差万別にして人それぞれ。 社交的に集団で飲むもよし、 高倉健さん風に一人酒も良し。 最近はコロナ問題等で飲み屋は閑古鳥が鳴き捲っている様子ですが、 では自宅で一人酒ばかりになっているのかというと、 「オンライン飲み会」なんてのも登場しているそうで。 つまるところ酒を飲むなら楽しく会話しながら飲みたい、 という思いは根強いということなのでしょうか。 「のみじょし」は主人公の「みっちゃん・29歳・OL」と、 友人で同い年の「ゆき・専業主婦・子持ち」と 「みその・独身・書店員」の 三人の飲み会での飲兵衛トークが中心。 アラサーにしてそれぞれ微妙にスタンスが異なる三人が 好き勝手にしゃべっているようで、わりとちゃんと 相手を気遣いながら酒と肴を楽しみます。 そのへんの、本音や気遣いや達観を適度に混ぜながら 酒と会話を堪能している酒席トークが凄くいい感じです。 シモネタ満載のスクールギャグ生徒会役員共 氏家ト全名無し生徒会というイメージに反したシモネタ満載のスクール・ギャグ4コマ漫画。ストレートなシモネタだらけなのに、明るくてさっぱりとした後味を残してくれるのはこの漫画ならではの特徴かと。アニメ化もされ、メディアミックス展開もされている作品で、男女問わず楽しめると思います。 自分の重なる部分が多く共感独りくん 永島慎二名無し本当はみんなに構ってほしいし、愛されたいのに上手く表現出来ず結局一人ぼっち。 人付き合いが不器用な私にとって主人公の姿はほぼ「あるある」でニヤニヤしながら読んでいました。 独りぼっちは嫌なもんだなと常日頃から思っていた私の考えを肯定してもらっているような感じで、読めば読むほど不思議と勇気を貰える…私にとって「独りくん」とはそんな存在です。じわじわくる面白さモヒカンつるちゃん あいきさだむ名無し後から面白さが込み上げてくるタイプの漫画です。ウルトラマンみたいなモヒカン頭をした「つるちゃん」の日常の出来事を、4コマ漫画で面白おかしく描いています。80年代のギャグ漫画ですが、そこまで古さは感じませんでした。ビックリマンチョコのネタとか出てくるので、リアルタイム世代にはたまらないでしょうね。つるちゃんがちょくちょく天然な部分や、少しいじわるな部分など色んな顔を持っていて読んでいて飽きないです。自己肯定感とは何ぞや。自己肯定感の低いワタシちゃん うさぎのみみちゃんPom #1巻応援 4コマで自己肯定感の高い人と低い人が比較されながら描かれていたので分かりやすかったし、最後の最後に自分が何故、この四コマを読んだのか納得できた。スッキリした! 自己肯定感って言葉はどこから出てきたのだろう。高い低いも、うーん。謎。って思う。 私はこのマンガを読んで自分のそのまま、ありのままを受け止めるってことが大事なのかなと思いました。 笑いがあふれる独身OL事情独身OLのすべて まずりん名無し独身OLの特徴がうまく描かれている4コマ漫画だと思う。ほっこりとした画風ながら過激なギャグがおもしろいので、笑ってストレス解消になる。ジョジョなどの漫画のパロディネタを使うのも上手い。OLさんだけでなく年齢を問わず誰でも楽しめるし、ストーリーは進まないようで、少しずつ進展していくので、ぜひ最後まで読んでほしい。ほのぼのした内容こぐまのケーキ屋さん カメントツ名無しくま店長とお客さんのやりとりの一つ一つが心が癒されます。なんとも言えない優しい絵に疲れた心がほぐれていきます。 日頃、仕事や人間関係で疲れている人にはぴったりのコミックです。いろいろな動物たちが登場することで絵本的な感覚で楽しめました。サンリオ的カワイイ姉妹を見守る会さかさまロリポップ 春日沙生あうしぃ@カワイイマンガ表紙と冒頭カラーの、パステルカラーよりももっと淡い色調のふわふわした感触に、暫しボーッとしてしまう。余りに目が慣れていなくて……でもカワイイ! 本編に入っても、丸い目の女の子達、お菓子、花模様にドットのトーン、そして主人公の父母のあしらい……この可愛さ、サンリオ的。 ♡♡♡♡♡ 主人公は有名子供タレントを妹に持つ女子高生。妹が可愛くて可愛くてたまらない彼女は、妹のために色々頑張るが、料理以外はいまいち不器用。 そんな彼女を妹は頼りなくは思うが、それで全然構わないとも思っているし、しっかりした妹はむしろ姉をリードしていく。 ポヤンとした姉を励まし、操縦し、慰め、それでも結局甘えてくっつく時の、損得抜きの信頼感が微笑ましい。 そしてそんな信頼に応えるべく、妹の無茶振りに奮闘する姉の懸命さ。 うーんこの二人、いつまでも眺めていたい……。 直接的な恋愛表現はほぼ無いが、姉妹の日々の触れ合いの中ではちょっとドキッとする場面もある。それでもいやらしさは無く、ただただ深く想い合う姉妹のやり取りが可愛らしく描かれていて、優しい気持ちになる。 その微笑ましさは周囲に伝わってゆく。妹のマネージャーは「キモい」と言われながらも姉妹を愛で、姉の親友は妹のファンだが、騒ぎ立てずに二人を大切に見守る。 マネージャーや姉の親友の言動に「わかる」と同意しながら、一緒になってファンシーでカワイイ仲良し姉妹を見守っていたい! 深い愛情を感じるぼくと三本足のちょんぴー 小田原ドラゴン名無し漫画家・小田原ドラゴン先生とミニチュアピンチャーのちょんぴーとの出会いから、ちょんぴーが家族になり、やんちゃぶりに振り回されつつも深い愛情を感じて、お互いに掛け替えのない存在になるまでの日常一コマ一コマが微笑ましくて、読みながら思わず笑顔になってしまいます。ガンのために三本足になってしまったちょんぴーですが、全く不自由を感じさせないやんちゃさには見ているこちらも楽しく明るい気分になり、元気をもらえます。私も犬と猫を飼っていて、彼らが飼い主にもたらしてくれる幸せを日々感じていますが、この作品の中にも同じように幸福感があふれていて、とても温かくてほっこりした気持ちになります。ずんぐりむっくりしていてすぐ怒るけど、顔が可愛い妻。太ってるのを気にしてるのにすぐメロンパン食べちゃうのもまた可愛い。妻に恋する66の方法 福満しげゆき大トロずんぐりむっくりしていてすぐ怒るけど、顔が可愛い妻。太ってるのを気にしてるのにすぐメロンパン食べちゃうのもまた可愛い。 そんな妻にメロメロな福満しげゆきがただ日々を綴っていくのだが、たまに出てくる子供の描写が適当過ぎて狂気を感じる。自分の子供なのに…… 全然売れてないみたいだけれど、大好きなので終わってほしくない。みんな読んでください。<<1516171819>>
主人公は学校を出たばかりの新人声優が頑張るおはなし。声優さんには色々なキャリアの人が居て、若くしてベテランの女の子や、社会人でOLをやめてから声優になった人など、さまざまなタイプがいて面白いです。収録する部屋はコの字型の椅子の配置になっていて、画面が見えやすい真ん中が大御所声優の位置になってたり、意外と上下関係はあるんですね。 あと、読んで思ったのはラジオの大変さ。最近は声優のラジオなども当たり前になってきましたが、トークがうまい人ばかりではないと思うので、新人でいきなり抜擢されたりしたらネタ帳を書いたり本当に大変なんだろうなと思いました。 友人などの身の回りの日常や、売れない悩みだとか、努力の過程などがコミカルに描かれていて、声優という職業を応援したくなる作品です。