食・グルメマンガの感想・レビュー1668件<<6162636465>>ちょうどいい旅行ぱらのま kashmirhysysk僕は旅行をする時、観光名所を周るよりはその土地の人の普段の暮らしを体験したいと思う。日常の延長上にあって、ちょっと逸脱した気分を味わいたい。前々からしっかり予定を組むんじゃなくて、ふらっと週末あるいは平日に行けてしまうような…。そんな欲望に応えてくれる作品。 大阪名古屋から東京に帰る途中、静岡あたりで寄り道したくなる気持ちとか、めちゃくちゃ分かる。主夫かぁ極主夫道 おおのこうすけやむちゃほんとに最近グルメ漫画多いな~しかも表紙のこの感じだと合法レシピと被ってんじゃないのぉ?と思いながら読みました。ちょっと違いました。 「グルメ」と言うより主夫ですね。タイトルの通り。 個人的にはアニメイト的な店の人がいかにもで好きです。次にくる!?Artiste(アルティスト) さもえど太郎名無し次にくるマンガ大賞ということもありチェック! おもしろかったが、まだこれからという印象。 次巻以降の展開を楽しみにしている。スペリオール連載陣の中で一番好きだった味いちもんめ 食べて・描く! 漫画家食紀行 あべ善太 倉田よしみ霧兵衛よかった点 ・俺の好きな作家ばかり取り上げてくれて毎回すごい楽しみだった。 ・特に谷口ジロー/小山ゆう/土山しげる/高橋留美子回が好き 総評 ・もっと続けて欲しかった.. おいしいパンは星を超えて二人を結びつけた麦の惑星 鳥野しのちぃ地球に不時着した宇宙人まみ太と偶然出会った紺太は、彼を弟ということにして救助が来るまで一緒に暮らすことにした…というほのぼのパン屋物語。お互いの「さみしさ」を埋めてやろうと色々手を尽くす姿の方が本筋に見えるホームドラマだ 宇宙人だってバレないようにドタバタするところはギャグっぽいし、まみ太がパンを食べるとおいしさのあまり普段は隠している触覚が飛び出ちゃうところとが可愛い子供スイッチを入れんでどうする?1日外出録ハンチョウ 福本伸行 萩原天晴 上原求 新井和也JER仕事帰りに一杯ひっかけて帰りの電車でレビューを確認ふさわしいに違いない作品。4巻も出たしね。 マンガ、カイジのスピンオフで、ハンチョウなる中ボスがカイジに会う前の話。 過酷な仕事の合間の休日をどうすべきかの哲学にあふれて、出てくるメッセージはなかなか含蓄がある。 「大人であるべき場面で子供じみた行動をし、子供であるべき場面で妙に大人ぶる」とか。 そうだ、これは、働きづめの僕らに向けられている。 社畜な毎日を送る自分としては気づかされるシーンも多いが、しかし、一方で、こいつ偉そうなこと言ってるけど、多額の借金で地下に沈んでるんだよな?という前提に立ち返れば、人生の教訓をえつつも、マンガにツッコミを入れて、溜飲を下げて、明日の社畜な一日も乗り切れる気がするよ。1巻発売!!1日外出録ハンチョウ 福本伸行 萩原天晴 上原求 新井和也mampukuいろんな世代の人がニヤニヤしてしまう幅広い小ネタの連続、グルメだけではなくレジャーや観光などもカバー、そして時折訪れるなぞの感動。 大人(という立場とか概念とか)をおちょくるのが上手いなあ。カイジをチンチロ編までちらりとでも読んだことがあれば十二分に楽しめる、取っつきやすい内容だと思う。 ハートフル異世界ナゴヤめし異世界駅舎の喫茶店 Swind pon-marsh 神名ゆゆmampuku ファンタジー世界で美味しい日本食をつくって現地民を虜にするという何の変哲もない異世界食堂なんですが、異世界出島みたいな「のぶ」や「異世界食堂」と違って食材現地調達のダンジョン飯型のようです。ただ、海老も豚も米も果物も野菜もあるので比較的イージー。 作中、醤油や味噌がないことで頭を悩ませていますが(多分小麦がないせいかと)、大豆も塩もあって、パンケーキ焼いたりもしていたので頑張ればどうにかなりそうな気がするんですが、私はそのへん詳しくないので基準がよくわかりませんw 食材や調理の面で緩くて障害があまりない代わりに、ストーリーには少し力が入っている感じです。ちょっと切ない恋あり、ハートフルな家族物語ありなところは強みかも。今一番面白いゴールデンカムイ 野田サトルSHアイヌ文化と歴史が交じり、ギャグも冴えてて面白い。最近読んだ飯マンガでは1番好き乱歩の美食 楠本哲霧兵衛良かった点 ・飯食った時のリアクションが普通 ・主人公の職業倫理観が好き 総評 最初は気づかなかったが実在の店をちょっと名前を変えて出しているんだな。何軒か見かけたことあるから近いうちに食いに行こうと思う 前作のグレンデルが好きだったから読んでみた伊能栞の明治大正洋食記 オイカワマコマンガトリツカレ男連続テレビ小説「わろてんか」の登場人物 伊納栞を主人公にした作品だがもとの「わろてんか」は全くしらない状態で読んだ。 金持ちの若者が「洋食」を食べるだけの漫画だったが、一気に読めたので俺にとっては面白かったんだろうと思う。 好きな人は好き空挺ドラゴンズ アフタヌーン編集部 桑原太矩djab結構好き嫌いが分かれるかも 最初はちょっとつまんないかな… けど段々面白くなっていって個人的なは好きです!まだ4巻しかででないし今後に期待!ヤングジャンプの看板!ゴールデンカムイ 野田サトルdjab金塊をめぐっての三つ巴の戦いが今始まる!って感じなんだけど意外とアイヌのグルメとかも結構描かれてて… 今までも面白かったけど14巻からまた熱くなってきた感じでこれからにも期待! 朝ごはんが食べたくなる味噌汁でカンパイ! 笹乃さいバーニー読んでるととにかくお腹が空く。。 お味噌汁のレシピも試してみたくなるものがいっぱい載ってるし、八重が気になる善とそれに気づかない無邪気な八重がかわいい〜 もっと流行ってほしいマンガ!「トリアエズナマ」飲みたい…異世界居酒屋「のぶ」 ヴァージニア二等兵 蝉川夏哉 転mampuku「トリアエズナマ」、飲みたいーーーーーーー!! 異世界人が「トリアエズナマ」を見て「冷えたエール」って表現してたけど、日本の居酒屋で出るのは冷えたラガーだよねw中世ヨーロッパが舞台のモデルならラガービールは無かったはずなので「こんなんビールじゃねぇ!」って言われてもおかしくはない気はする。 今となってはありふれてしまった「未開の異世界に文明を持ち込んでちやほやされる」ラノベだが、「のぶ」はグルメ方面では草分け的ですから十分偉大かな、とも。普段何気なく食べている日本食の素朴な魅力を再発見するにはいいマンガだ。 アフリカや南米に100均商品を見せびらかしに行くみっともない番組みたいにホルホルが先に立ってしまうと途端にシラケるので諸刃の剣感はあるけど…6500万年前の白亜紀の海と現代の海がつながるお話ブルーホール 星野之宣ラタトスクブルーホールという言葉自体は現実にもありますね。海にぽっかりと空いた、見る者をなんとも不安な感覚を覚えさせるかのような大きな穴。普通とは違うブルーホールが海底に存在し、普通とは違う海水であったり、ソナーが効かなったり、磁気異常があったりと、とても不思議。そんなブルーホールに近づいていくと出てきたのはなんとシーラカンスの群れ! さらには白亜紀の海生爬虫類が登場し、シーラカンスを捕食したり、さらに大きな首長竜が出てきたりと(そしてこのシーンが美しいこと)……なんともはや無茶苦茶です(笑) でも、そこはさすが星野先生。無茶苦茶ですが荒唐無稽ではなく、骨太なハードSFとして描かれていて大変おもしろい。ネス湖やバミューダトライアングルにもしかすると本当に何かあるのでは?といったロマンあふれる想像を掻き立てられる逸品。続編「ブルー・ワールド」もぜひ合わせて読んでみてほしい。 ハラハラする美食探偵 明智五郎 東村アキコ大トロ明智五郎さんはなんだか抜けててかわいいです! マリア?という謎の女性の顔が怖い。ロシア料理は食べてみたくなる!おいしいロシア シベリカ子少女漫画博士うららか絵も可愛いし、カラーでほのぼのとして癒やされます…が、 値段は電子800円ちょい、紙本1100円と全然癒やされない価格です。 ロシア料理をマンガで学びたい人にはおすすめ! 旦那さんはくまさんで可愛いし、ロシアのことも浅く広く知れて面白いんですけどね。サブスクリプション時代の道しるべラズウェル細木のブルーノート道案内 ラズウェル細木名無し音楽はApple MusicとSpotify(3ヶ月100円だったので)で聴いてて、もはやCDはおろかダウンロードすらしなくなってしばらく経つ。膨大なライブラリから聴くべき音楽を探すのは至難の業なので、こういうガイドはありがたい。全部を調べた訳ではないけどベスト20選の音源もApple Musicで聴ける。 レコード会社に音源をリクエストしたり、全部発売されてしまうとそれはそれでつまらないとか言ったり、うっかりLPで持ってる音源をCDで買ってしまったり、輸入盤あるあるネタだったり、ジャケット(ケースも)へのこだわりだったり、そういうのがごっそり抜け落ちてしまうサブスクリプションサービスについて、どう思ってるか(どう楽しむか)についても描いてみて欲しいところ。 タイトル通りの内容かわいいきのこ うつろあきこ 保坂健太郎霧兵衛良かった点 ・可愛い絵柄で読みやすい ・きのこの勉強にもなった 総評 タイトル通りの内容番外編 伊橋・ボンさんの 漫画家食紀行味いちもんめ 食べて・描く! 漫画家食紀行 あべ善太 倉田よしみ地獄の田中スペリオールの新連載として番外編 伊橋・ボンさんの漫画家食紀行が始まった。 大御所漫画家を巡って伊橋・ボンさんが話を聞く漫画。 1話目はモンキー・パンチ。 「おお、さすが金持ちだな」ってところから始まって、どうやって漫画家デビュー頃の話と今も3徹くらいしているっていう話があって面白かった。 デジタルマンガ協会の会長らしいが、だからってフォトショくらいならプログラム組めるのはすごいなナウシカ好きにおすすめ空挺ドラゴンズ アフタヌーン編集部 桑原太矩フルカワジブリのような世界観とダンジョン飯を彷彿させるグルメ。 ファンタジーの世界の中にある生々しい人の生業がとても癖になります。 回を重ねるたびに謎がとけていく山田飯 伊藤静マンガトリツカレ男タイトルと内容も回を重ねるごとに理解できていって面白い 主人公が実在の店で飯を食うのシーンも「三十路飯」をかいていた人だけあってうまそうだった。 飯漫画もいいけど、「福助」「なんじゃもんじゃ」「とこよかくりよ」みたいな漫画がまた読みたい。モンスターフェイクも好きだったけど単行本になっていないんだよな... お腹が空くゆずべんとう 葵梅太郎大トロかわいい女の子のお弁当屋さんのお話です。オムニバス形式になっています。 犬の名前がポチなのがいいですね。<<6162636465>>
僕は旅行をする時、観光名所を周るよりはその土地の人の普段の暮らしを体験したいと思う。日常の延長上にあって、ちょっと逸脱した気分を味わいたい。前々からしっかり予定を組むんじゃなくて、ふらっと週末あるいは平日に行けてしまうような…。そんな欲望に応えてくれる作品。 大阪名古屋から東京に帰る途中、静岡あたりで寄り道したくなる気持ちとか、めちゃくちゃ分かる。