小学館マンガの感想・レビュー4596件<<101102103104105>>恐るべき展開、そしてスプリンター 小山ゆう狐優曇華※ネタバレを含むクチコミです。悲しすぎる最強伝説ZERO 松本大洋狐優曇華※ネタバレを含むクチコミです。発光目玉の地底人の正体は....!?真相は穴の中 初丸うげべそ名無し※ネタバレを含むクチコミです。ある一台の車が時代をまたいで辿った道A LIFE OF THE BEETLE-あるカブトムシの一生- 田中むねよし名無し車好きによる車好きのための車漫画という感じ。昭和から平成、令和をまたにかけて愛された一台のカブトムシ(ビートル)が主人公。人間と同じように、車にも人生があるという目線で綴る。そしてその車とともに人生を歩むこととなる(であろう)青年・星野の物語でもある。 強い女性主人公が好きな人におすすめできる葬送のフリーレン 山田鐘人 アベツカサ狐優曇華魔法使いのエルフの旅の物語。 アニメだと魔女の旅旅、ダンまち、SAO、ログホラなどが好きな人だとハマりそう。 小説だと古くはロードス島とか。諸星大二郎が好きな人とかにもおすすめできる。 あと、男女の恋愛とか混ざると嫌って人とか、無駄に萌えを入れられると苦手って人、強い女性が好きって人にも合ってる。可愛い女の子に憧れる“イケメン女子”の正体は!?青のアイリス やぶうち優たか12月28日発売のちゃお2月号から始まったやぶうち優先生の新連載。今更ながら1話を読んでみたのですがものすごく時代を感じました…! https://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2020/1228/201228_chao.jpg 主人公の中学2年生の愛理は、2階から落ちたプリントを追って飛び出し空中で全部キャッチして見事に着地するという、頑丈な体ととんでもない運動神経との持ち主。その言動とさっぱりした性格で周囲の女の子たちからは、男子の克樹と椿とともに「津辺中のイケメン御三家」と呼ばれているけど、本当は「か弱くてかわいい『女のコ』」になりたいと思っている。 友達の綾芽からはVtuberに興味がないと思われている愛理だけど、実は今年現れ早くも100万フォロワーを達成したVtuber「青野アイリス」の正体は愛理だった……!! https://i.imgur.com/jWVf8Y5.png いやー、めっちゃ時代だ〜〜…! 「芸能人(女優・アイドル・モデル)の正体は実はヒロインだった」っていうのは昔からある展開だけど、Vtuberっていうのが時代。 しかもVtuberは選ばれないとなれない芸能人より““ありそう””な感じがするところがいいですよね。 愛理も映像クリエイターのお兄ちゃん(19歳)の協力のもと受肉して活動しています。 私は子供の頃、学年誌でやぶうち先生の可愛い男の子が正体を隠し女の子として芸能界デビューする物語『少女少年』を楽しみに読んでいました(性癖に多大な影響を受けました)。 それから20年近く経ち大人になって、今度はボーイッシュな女の子が正体を隠して可愛いVtuberになるお話が読めるなんて…なんだか不思議な気分です。 単行本発売前からボイスコミックが公開されていて宣伝の力の入り方がすごい。 いずれアニメ化(もしくはガチでVtuber化)して動いて喋ってるところを見せてほしい…! https://youtu.be/GjcyDbWsDMo原作未読でも、お笑いファンでなくとも入り込める火花 武富健治 又吉直樹starstarstarstarstarひさぴよ原作・又吉直樹氏の「火花」のコミカライズ作品。話題作だけど未読、という人は結構多いんじゃないでしょうか。私もその一人です。まず原作を誤解してた所があって、芸能に関心がある、お笑いファン向けの作品だと勝手に勘違いしてました。決してそんなことはなく、人間は誰しも漫才師である、という言葉の通り、お笑い好きに限らず広く開かれた物語でした。 読めば純粋に面白い作品で、作画の武富健治氏の絵の力によって、ページをめくる毎に物語に引き込まれていきます。原作未読ながら、小説とは別の魅力を存分に引き出されている…と思えてしまうほど、心に迫るものがあります。 芸人の現実を描く一方で、神谷のように才能がありながら、袋小路に向かってしまう人間に対して、厳しくも優しい眼差しを作品全体から感じました。 物語の中心人物である徳永か神谷、どちらに感情移入するかは読む人によって異なると思いますが、下巻で徳永が神谷に投げかけた一連の言葉がすべてのように自分には感じられました。 上下巻で長さも丁度良いです。原作未読でも、お笑いファンでなくてもおすすめです。 早く単行本で読みたい!!!異世界不倫~魔王討伐から十年、妻とはレスの元勇者と、夫を亡くした女戦士~ 大井昌和 いのまる天沢聖司もはやテンプレを通り越してみんなのおもちゃにされてる感すらある異世界ジャンル。この作品を知ったときも「なんでも異世界でやりゃいいってもんじゃねぇだろ」と、異世界に同情してしまったんだけど、いちおう1話を読んでみたら想像よりかなりちゃんと「異世界」でガッツリ「不倫」だった。 勇者として仲間たちと冒険しそのまま王の娘と結婚した主人公は10年後の現在、大臣として日々デスクワークに追われ、妻との関係は冷え切り寝室は別々…という、異世界モノ的な冒険をすでに終え燃えカスのような日々を送っていた。 冒険時代のスキルで城を抜け出すと偶然、元仲間の女戦士と再会して飲んでいると、情熱に火がついてしまう。 女戦士がいかにも成人向けって感じの恵体でエッチなうえに、10年歳をとったことで今度は大人の魅力も加わり威力が凄まじい。こんな女に「本当はお前と共になりなかった」って恥じらいがちに言われてキスをねだられて、これで不倫しないほうが無理とすんなり納得できる。 これがサンデーうぇぶりでやってるっていうのが衝撃。 魔王の話を聞きたがる息子がいて、国王である義父から譲位を打診されている次代の王という立場で…と不倫のスパイスがメチャメチャ効いている。 単行本は3月12日に発売らしいので出たら買って読みたい。絵はすごく良かったダイヤモンド・プリティー! 恒吉民子名無しが、内容はここ10年で読んだ漫画の中で一番最悪だった。1冊読み終わったあと怒りが沸いてきた。絵が可愛くてあらすじが面白かったので期待して読んでしまった分、失望感が半端ない。基本的にAmazonの評価は良かったら「★5」、それ以外は付けないんだけど、あんまり腹が立ったので迷いなく「★1」をつけたほど。 これに収録されている ・「ダイヤモンド・プリティー!」 ・「グラウンドの彼」 ・おまけ 著者の家族とペットについてのエッセイ漫画 のうち、一番面白かったのがおまけのエッセイ漫画なのが笑える。 ものすごく可愛らしい画風で、コマ割りなどの見せ方の技術は本当に素晴らしいのに、話の展開の仕方が雑で本当に酷い。 「ダイヤモンド」はとにかく不愉快なキャラしか出てこない。 自分のことしか考えておらず、浅慮で他人に迷惑を掛けまくる主人公・サリ。(「こおゆう」という、間違った書き方で表現された幼気な口調がまたムカつく) 高校生にもなって幼稚ないじめをするクラスメイト。 私服校なのに生徒の服装をいちいち注意し、何かトラブルが会った際に生徒の言い分を一切聞かず、主人公たち交際を無理やり禁止しようとする教師。 学校にダイヤの指輪を持って来て窃盗をなすりつけ、PTAを動かして主人公たちを不純異性交遊で退学にしようとするいじめの主犯。 (この主犯がダイヤの指輪を持ち込んだことは当然お咎めなし) 娘の話を聞かずに「あんなのと付き合うのはやめろ」と言う母親。 不愉快な展開や登場人物が出てくること自体は構わないけど、カタルシスがなくては不愉快な展開にする意味が全くない。(不愉快さそのものがウリの漫画なら別だけど) おかげさまで、こちらはただ不愉快な思いをさせられただけに終わった。 純のことが好きなのに2カ月で帰国してしまうこと知った途端、サリはキスされたことに怒り、純を諦めるために仲良しのオカマちゃん・かなめが想いを寄せる紳介と付き合い、かなめから「紳介を傷つけないでね」と言われたのに結局すぐ紳介を振り、そのせいで虫の居所が悪い紳介がかなめを公衆の面前で傷つけかなめは飛び降りを図り、騒ぎが収まると教師はいきなり手のひらを返して不純異性交遊と盗難を不問にし、母親も何故か2人の仲を認めハッピーエンド。 「…ハ?」以外の感想がない。 主人公のサリに微塵も好感度がないのが、最後の急なハッピーエンドを意味不明ぶりに拍車をかけてる。なんでお前が幸せになってんだよ。 2作品目の「グラウンドの彼」は、コンビニに一つしか置いてないチーズ蒸しパンがきっかけで写真部の主人公・松村と陸上部の喜内が仲良くなる話。 こっちは途中まですごく繊細でピュアな王道少女漫画って感じで最高だったのに、途中で喜内が彼女と別れたことに対して主人公が逆ギレして、喜内の元カノの言い分も「はぁ、そう…」っていう感じで微塵も共感できないし、でも結局最後喜内といい感じになっててこれまた意味不明だった。 本当に、最後のおまけ漫画が普通によかったのが救い。 迷いインコを家族で大切に可愛がってたり、お父さんがうっかり水虫の薬を目にさしちゃったり…これぞ単行本のおまけ漫画というほのぼのした家族エッセイで、これがなければiPadブン投げてたかもしれない。 怒りのままものすごく批判的に書いてしまった。 他の人の感想も聞いてみたいけど買って読んでとは決して言えない。いい〜〜〜〜〜〜〜。ラジオボーイとM16ガール くさかべゆうへい名無しい〜〜〜〜〜〜〜い漫画だ。こういうの本当に好き。こういう子達が世界でいちばん幸せになるべき。最後のコマのモノローグでトドメ刺された。 コンビニとカラオケを合体させるの、普通にアリなのでは?という新たな可能性も感じた。 大吾と甘粕のコーデがいいめ組の大吾 曽田正人名無し最近初めて読んだんだけどファッションが一周してて今見ても全く違和感がないのスゲーなと思った 全体的にビッグシルエットでいい異種族青春ラブストーリーパッカ 今井大輔名無し※ネタバレを含むクチコミです。いい話です柊様は自分を探している。 西森博之狐優曇華※ネタバレを含むクチコミです。 主人公と道士郎の関係性がいい道士郎でござる 西森博之狐優曇華道士郎が主人公じゃなくて普通(かのような)少年が主人公で、レベル1村人っぽい主人公とレベルカンストの道士郎の関係性が面白いのですが。 やがてレベル1村人もレベルが上がっていく感じがよんでて心地いいですね。 道士郎ほどのキャラを引き立て役に使うなんてさすがですわ・・・。安定して面白い西森漫画カナカナ 西森博之狐優曇華この人の漫画、全部面白いですよね。シチュエーションなどは似ているかもしれませんが、ワンパターンとは違うこの人独自の漫画文法と言う感じで安心して読めるし、毎回笑えるのが本当にすごい。 今回も全然衰えないギャグを楽しんでます。長く続くといいな。木蓮との因縁烈火の炎 安西信行ANAGUMA『烈火の炎』のキャラクターのなかでも個人的なお気に入りは木蓮です。なんと言っても執念深い。紅麗の館での初登場から裏武闘殺陣、封印の地、SODOMと何度も火影忍軍の前に立ちはだかります。そしてそのたびに敗れ去っていく。 烈火が与えた敗北を起点に彼の人生は負けを繰り返す屈辱にまみれたものになり、烈火を否定することが生きる目的になっていったように思います。私的な意見ですが紅麗が烈火の表ライバルだとしたら木蓮は裏ライバルと言っていいくらい因縁が深いんじゃないかな。 最終戦で烈火が「見下していたわけじゃない、嫌いだっただけだ」と語るのも実力自体は認めていたような気がしてグッと来るポイントです。それが木蓮自身には届いていなかったように思えるのも皮肉が効いていて好きですね。 命を抱きかかえながら挿入されるナレーションで「木火土金水のうち、木の木蓮だけは敵側だった」と最期が語られるのも印象深いです。最後の最後まで「次は勝つ」と吠え続け、決して諦めない姿は最悪の敵ながら魅力的で、存在感のあるキャラクターでした。 #マンバ読書会 安定の西森シンタックス鋼鉄の華っ柱 西森博之狐優曇華この人の漫画は大体こういう感じって思いながら読むんだけど、まぁ大体あってるんだけど、どの作品も結構設定や主人公とかをガラリと変えていて毎回楽しい。 今回は超お金持ちのおぼっちゃま主人公が没落するところから!どうぞ!超能力ならぬ強能力強能力者の日常 石原まこちん名無し選ばれた者のみが持つ「超能力」とは違い、誰にでもひとつ備わっている能力が「強能力」らしい。 ある日の満員電車、"二駅先"で降車する人間を察知する能力を持つ男・向井はさっそくその能力をつかってある女性に狙いを定めていた。対するその女性・近藤は、自分が持つ何かを狙っている人間がいるとそれが"熱くなる"能力を持つ。 向井が狙うは近藤が座る席。どんどん熱くなる近藤の尻。 自分の尻を狙う輩がいると勘違いする近藤。 はたして向井は無事に近藤の席に座ることができるのか!? 個人的には向井の能力はむちゃくちゃほしいけど、近藤さんのはいらないですね笑最高に面白い連作短編ニッケルオデオン 道満晴明狐優曇華1話完結の短編集がそれぞれ繋がっているタイプのやつ。こういうの個人的に大好物。 ちょい(?)エログロ、ちょっと切なかったり、ちょっと感動したりしながら3冊読むと、また最初から読みたくなって、3冊読んでしまう、そんな宝石のような作品ですね 恋は苦くて苦しいもの付き合ってあげてもいいかな たみふる野愛わりとライトにちょっとエッチなかわいい女の子のイチャイチャを楽しみたいと思って読み始めたけどそういうんじゃなかった。 付き合うきっかけこそライトだったけど、知れば知るほど好きになればなるほどどんどん苦しくなる感じに思わず頭を掻きむしってしまった。 女同士という困難や葛藤、好奇や悪意ある視線、そういったものの上で生きてきたからこそ出来上がってしまった自分という鎧…などなど。わかるよ、と安易に言っていいかわからなくなってしまう。 自信なさげで無防備なみわにも、お調子者の鎧で本心を見せない冴子にもイライラしてモヤモヤして、でも嫌いになれなくて幸せになってほしいと強く思う。 恋なんて幸せなのは最初の浮かれてるときだけで、近づいて好きになって失いたくないなんて思っちゃうと苦しくて苦しくて仕方ないよなあ。でもそれすらも愛おしかったりするからタチが悪いんだよなあ。苦しいなあ。 現代社会と勧善懲悪とマジックがテーマの長編ダブル・フェイス 細野不二彦starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男連載中も読んでいたが、いまいち内容を理解しきてれいなかったのとちょうど細野不二彦の長編にハマっているので読み返した。 最初は主人公である消費者金融の春居筆美(ハリー・フーディーニのもじり)が裏の顔であるDr.WHOOになり悪事や不祥事を負債と捉えてその債権を回収する話で始まっていく。途中からDr.WHOOの所属している謎の機関である黒淵機関や黒淵機関の情報を狙うシラフジ会、Dr.WHOOの過去を探るジャーナリスト 有坂憲などは入り混じりつつ伏線を回収しながら最後に向かっていく。ところどころあるDr.WHOOの奇術の説明や俺の好きな人情回、月影ファイナンスでの色々な人間模様といい最初から最後まで面白かった。 漫画家夫婦(揃って大酒のみで不条理系)の育児漫画まんが親 吉田戦車名無し吉田戦車先生の漫画は好きだった。 「戦え!軍人君」「伝染るんです。」とか連載時に リアルタイムで読んでいたし。 そのころに勤務していた会社での 営業車のキーには、かわうそ君キーホルダーをつけていたし。 好きだった、と過去形で書いたがべつにそのあとに 嫌いになったわけではない。 なんとなく手にする雑誌や本に吉田戦車先生の連載がなかった、 みたいな感じで気が付いたらずいぶん読んでいないなあ、 と思う感じになっていた。 そんな感じで何十年もたって、そしたら あの不条理漫画のパイオニアの吉田先生が なんと「育児漫画」を描いている、と知り、 驚いて読んでみた。 想像していたよりもかなり良いお父さん、 楽しい育児日記、で面白かった。 現実には育児は凄く大変だったりしたのだろうけれど。 それでもなお、あの不条理テイストも時々混じった 独特な育児漫画で、ああ吉田先生、健在だな、 とチャンと楽しめてホットした(笑) 他にも、 ・奥様の伊藤理佐先生も相当に個性的な人であり、 なおかつ夫婦ともに大酒飲みなのに、とりあえず 飲むときは飲む飲まないときは飲まない、という 育児優先での生活をしたのは立派。 ・ところどころで親交のある漫画家の先生が ゲスト参加みたいに登場してきて面白かった。 などとも感じました。 まだ第一巻しか読んでいませんが、結構ハイペースで 第一巻で妊娠・出産・新生児から一人歩きするところまで 行っています。 全5巻だから小学校に通うくらいまで漫画になっているのかな? この先も読むのが楽しみです。 面白くなる要素が多くてこれからが楽しみ異剣戦記ヴェルンディオ 七尾ナナキ名無し異剣っていうめちゃ強武器というファンタジー要素、その剣が各地で戦争を引き起こしてるっていう戦記要素、食い扶持稼ぐために偶然発見した古城を拠点に荒野を開拓しながら酒場を開くビルダーズ要素、取り立てて強みはないように見えるのになにやら運命を託された主人公という王道要素など、面白くなりそうな要素がたくさんで今後が楽しみ。今も十分面白いけど、仲間が増えていけばますます面白くなっていきそう。まだ出たばっかりだから、長く続いて欲しい。また来たな!知り合い以上友達未満 森田賢吾名無しこいつらの日常ずっとみてられるわ<<101102103104105>>
※ネタバレを含むクチコミです。