山中の林間学校に訪れた小学生たちが立入禁止と書かれた扉を開き、その中に足を踏み入れてしまった──! 小学生たちがそこで見た「大きな女性」の姿とは? 何やら過去に起きた事件とも関わりがあるようで……? 表題作「山の神さま2」をはじめ、今回も恐怖に身がすくむお話ばかり!
霊山に登ると良いことがある! 絶望から立ち直った独り暮らしのアラフォー女子にプロポーズしたのはなんと山伏!! 現役山伏がレクチャーする本格的霊山めぐり。山伏と霊山に登る上での経験、教え、戸惑いを描くコミックエッセイ。
33話のほんとにあった不思議な話。美味しく出来た料理を仏壇にお供えしたら怪奇現状が!! 山伏さんが最も恐れるアレって!? 我が家にはお尻の幽霊が出る? 私だけが知っている黒い影の話など。描き下ろしコミックも収録。
山中の林間学校に訪れた小学生たちが立入禁止と書かれた扉を開き、その中に足を踏み入れてしまった──! 小学生たちがそこで見た「大きな女性」の姿とは? 何やら過去に起きた事件とも関わりがあるようで……? 表題作「山の神さま2」をはじめ、今回も恐怖に身がすくむお話ばかり!
今年2年連続、通算4度目のアイズナー賞を受賞した鬼才・伊藤潤二。2023年1月19日にNetflixアニメの配信も決定。全世界が注目する新作オリジナル短編集がついに発売! 27年ぶりに描いた「怪奇ひきずり兄弟」新作は必読です!!
風水斎シリーズ
さまざまな怪異を鎮める一族・風水家。次代の当主が約束された高校生退魔師・風水斎(かざみ・いつき)が都市に巣食う闇を払う。1990年代のホラーブームでファンを熱狂させた風水斎シリーズが文庫でよみがえる。
すっくと狐
怪物が集う異形の土地「七ッ森」の玄狐・唱(となう)が選んだのは、“ひのえんま”生まれの女子高校生・実花――。唱とともに鳥居を飛び越えた実花の運命は――!? ハイパー・オカルトロマンス全7巻、刊行スタート!!
時は平安末期、女帝でも帝の母でもない、一貴族の娘が己の美貌と才知を持って権力を手に入れた高階栄子という女性がいた。夫、平業房の死後、後白河法皇の寵愛を受け、後に中国の“楊貴妃”にたとえられるほどの権勢を誇った女性政治家を描いた大長編歴史ロマン。
霊感ママシリーズ
高野先生のお母様はちょっと変わってる。不思議なものを見たり、亡くなった人やペットとおしゃべりができるのだ…。ある日、出産が元でこの世を去ったお隣のコロが現れて…。怖くて、ハートフルな心霊コミック。
人が恋に落ちる時、その頭上では人知れず恋のクピド(キューピッド)たちが激闘を繰り広げていた──!! 一目ぼれ、幼なじみ、職場の同僚などなど、さまざまな恋模様をクピドのアクションで描く、異色のバトル系恋愛オムニバス!!
#1 下っぱADとして働くまふねこのもとにあるメモが…?「一晩でどんぐり600個集めねば!!」TV東京の現役局員が漫画家デビュー!テレビ制作の最前線で戦い続ける著者自身がAD時代に経験した、番組制作にまつわる悲喜こもごもを完全漫画化。「たまにテレビ画面に映りこむ、カンペとか出す人?」「最近出演者として旅番組とか食レポとかやってるの見かける・・・・・・」など、なんとなくは知っている、だけどもほんとはよく知らない“AD”という職業。その悲哀と気概に満ちたお仕事の、驚きの実態とは!?あの人気番組の裏の裏に迫る(かもしれない)、コミックエッセイ。
#1プロの仕事、連発!ナレーションにこめられたこだわりとは。現役テレビマンの著者が、ADの仕事を通じてテレビの裏側を赤裸々に描いた話題作の新刊。本作はADだけでなく、あらゆるテレビマンにスポットを当て、24時間365日放送されるテレビ番組の華々しさとそれを支える地味で愚直な仕事を描く。
以前にも『登拝開運祈願 山伏ガール』をたなべみかさんによる、山伏エッセイコミック第二弾です。前作と併せて読むとより楽しめますが、こちらだけを単体で読んでも十分楽しめます。 前作から引き続き、私の故郷である吉野山に連なる大峰山、また『咲-Saki-』読者にはお馴染みの石鎚山なども登場するため個人的には読んでいる際の解像度が高くて人一倍楽しめている作品です。何を隠そう、先日も前作に登場した金峯山寺で朝の勤行を行い法螺貝を吹いてきたばかり。流石に本気の修行は心身的にもスケジュール的にも厳しいですが、修験道には慣れ親しんでいます。 多くの人は、山岳信仰や修験道というと何だか「難しそう」「堅苦しそう」といったイメージもあるかもしれません。しかし、本作は内容としては非常にラフで俗世の煩悩にも塗れているので(「妻がお遍路に行くから家でゲーム三昧できる!」とか、お酒飲みたいなど笑)、コミカルな描写に笑いながら楽しく読みつつ学べる内容となっています。 親から一生結婚できない娘と思われあらかじめ墓まで建てられていた筆者が、まさかの交際0日で山伏と結婚することになった顛末なども描かれており「自分の人生では起こり得ないであろうことを疑似体験できるエッセイマンガ」「未知の世界の知識を得られるマンガ」として非常に面白いです。 また、さまざまな山に登り寺社を巡っていくのですが、その風景の一枚絵が非常に緻密で美しいのも特徴です。実際に自分も行ってみて同じ景色を見たくなるほどの魅力があります。参考として、冒頭に登場する鳥取県三徳山の三佛寺奥院、通称「投入堂」の画像を引用します。 67歳にして、3000m級の山で数十kgの荷物や人間までを背負って運びながら登拝のサポートをしてくれる「強力(ごうりき)」の人の仕事ぶりなどは凄まじいです。 なお、本作では筆者がストレスが元でなってしまった「片側顔面痙攣」と向き合い手術へ立ち向かっていく姿も描かれていくのですが、その続きは筆者のブログで読むことができます。 令和となった現代日本にも連綿と伝わり息衝き続ける世界を、この本を通して知ってみませんか。