有学書林のマンガランキング1泡日高浜寛1巻を試し読みadd本棚に追加本棚から外す読みたい積読読んでる読んだこの作品のお気に入り度は?close星をタップしてお気に入り度を入力しましょうstar_borderstar_borderstar_borderstar_borderstar_borderお気に入り度を非公開にするメモ(非公開) 完了するshopping_cartストアに行くあらすじ泡日、ファニーフェイス・ファミリー、我らの世代が生きのびる道を教えよ、赤い実、The shock of recogition、過ぎ去った恋と少量の飲酒について、山日記。有学書林/その他/女性マンガ完結感想・レビュー1件2018/11/30に投稿愛の捉え方老人ホームにて万年寝たきりの爺ちゃんがいきなり飛び起きて走り出し叫んだ「人が倒れてる!もしかしたら死んでるかもしれん」。死んでるかも疑惑を持たれたえっちゃんは、同僚の旦那と浮気したことがバレて無断欠勤5日目中に泥酔して、ただ沼で寝ていただけなのでした。そこに爺ちゃんの元カノが現れて「ただひとつだけ…正気の彼に聞いておきたいことがある…」と奇跡の再現を頼みます。タイトルの「泡日」は死ぬ間際に思い出すような、幸せだった日々のことかなと想像します。 この表紙に惹かれて高浜寛さんの作品を初めて読みました。女の子とピンクのニットのセンスが最高でしょ!作品を読む前と読んだ後で全然違う自分になっちゃうくらいの出会いはやっぱり忘れられない。かしこ感想・レビュー829件感想・レビューをもっとみる2イエローバックス高浜寛1巻を試し読みadd本棚に追加本棚から外す読みたい積読読んでる読んだこの作品のお気に入り度は?close星をタップしてお気に入り度を入力しましょうstar_borderstar_borderstar_borderstar_borderstar_borderお気に入り度を非公開にするメモ(非公開) 完了するshopping_cartストアに行くあらすじ飾らずに生きる人々の日常の物語。叙情的かつ映像的な作品世界と人物描写で衝撃を与えた第一作品集がリニューアル。描き下ろし新作『My Life With K』を同時収録。有学書林/その他/女性マンガ完結感想・レビュー1件2018/12/08に投稿火の作家、高浜寛夜、わたしは住宅ひしめく町の、とあるアパートの一室に居て、部屋の電気をパチッと落とす。部屋はまっくら闇になる。それから蝋燭に火を灯してみる。周囲がぽわーんと仄かにあかるくなる。火の種は微かに揺れて、それに合わせるように周囲のあかるみも微かに揺れている。 高浜寛のマンガは、そんな揺れうごく火の種から、さながら幻影のように浮かび上がってくるかのようである。 わたしたちは日頃、何の疑問も持たずに、白い紙に黒い線で描かれたマンガなるものを読んでいるが、まず光の問題というものがある。目は、眼球というものは、光を通してでなければ対象をみることができないのだ。あるいは心の目にも似たようなことがいえるかもしれない、まず観照という光があり、それに照らされてはじめてイメージが浮かび上がる、照らされなければそこには闇が蠢いているばかりである。しかし、この闇というものからしてすでに光の生産物ではないか。光があればこそ、そこには闇があるということがみえる。光の前では、闇すらもそこらじゅうの対象と何ら変わりなく照らされるものでしかない。そうであれば、実は、光と闇は二項対立ではないのではないか。光と闇があるのではなく、まず、光がある。闇はその光により照らされてはじめて見られるものとなる。では、その光はどう見ればいいだろう、その光を照らす光はないのである。つまり光それ自体はどうしても見えない。光に照らされた対象をみることで、間接的に光を感ずるほかないのである。 マンガとは、ひとつにイメージの具現化である。イメージそれ自体と、描かれて具現化されたものとは当然異なってきてしまう。もっといえば、描かれたものと、読まれてイメージされたもの、これも当然異なるものになる。しかし、イメージしたものをありのままの姿で具現化したいというのが作家の本心ではないだろうか。そして高浜寛の場合は、その具現化したいイメージそれ自体に、まずイメージが光によって照らされて結ばれるまでの過程が含まれていたのではないか。高浜寛のあの特異性、黒い頁からコマが浮かび上がってくるかのようなマンガの描き方、なぜ高浜寛がほかに類を見ないこのような描き方をしているのかは、ひとえにまず光があるという問題から来ているのではないか。影絵が趣味感想・レビュー109件感想・レビューをもっとみる
老人ホームにて万年寝たきりの爺ちゃんがいきなり飛び起きて走り出し叫んだ「人が倒れてる!もしかしたら死んでるかもしれん」。死んでるかも疑惑を持たれたえっちゃんは、同僚の旦那と浮気したことがバレて無断欠勤5日目中に泥酔して、ただ沼で寝ていただけなのでした。そこに爺ちゃんの元カノが現れて「ただひとつだけ…正気の彼に聞いておきたいことがある…」と奇跡の再現を頼みます。タイトルの「泡日」は死ぬ間際に思い出すような、幸せだった日々のことかなと想像します。 この表紙に惹かれて高浜寛さんの作品を初めて読みました。女の子とピンクのニットのセンスが最高でしょ!作品を読む前と読んだ後で全然違う自分になっちゃうくらいの出会いはやっぱり忘れられない。