愛とエロスを描く第一人者、村生ミオが贈るサスペンス短編集。キスでエンディングを迎える物語は、現実の恋人たちにとってはまるで“おとぎ話”のよう。「愛」が死んだ時代をリアルに描いたラブサスペンスコミック傑作集。著者・村生ミオが自ら解説したコラムを同時収録。私は世界で一番、妻を愛している…はずだった。だが、見知らぬ男とホテルに入る妻を偶然見かけ、嫉妬と猜疑心で妻を憎むようになる。そんな時、突如持ち掛けられた交換殺人――まるで夜の闇に引きずり込まれるように、その計画は動き始めた――――■目次■第一話:闇からの声 Strangers in the Darkness・コラム1第二話:仮面の微笑 A Faint Smile behind the Mask・コラム2第三話:愛に溺れて In Shades・コラム3第四話:長すぎた夜の終わりに At the End of a Long Gloomy Night・コラム4第五話:リップスティック Her Lipstick・コラム5第六話:嘘… Lie is... ・コラム6あとがき初出:増刊ヤングチャンピオンFRONT(秋田書店)1994年12月25日号、増刊ヤングジャンプデラックス(集英社)1994年1月7日号、10月5日号、増刊ヤングチャンピオン熱血王(秋田書店)1992年10月25日号、2月20日号、ベアーズクラブ(集英社)1993年8月号