傑出した才能を持ったアスリートを名選手という言葉で讃えるなら、極道にも名極道といわれる人物がいるはずだ。四代目山口組組長・竹中正久の実弟・竹中武は、その称号を受けて当然の男だった。節目を重んじ情に厚く、それでいて赫々たる武闘歴を誇るヤクザ史上に残る伝説の侠(おとこ)、それが竹中武である―――!!! 山口組の屋台骨を揺るがす跡目争いの余波を受けて兄・正久を殺され、その報復を誓う武だったが、組織の都合と忖度ゆえにそれを禁じられ……何よりも「義」を重んじる漢・武は、不退転の魂を胸に五代目・渡辺芳則に真正面からぶち当たっていくのだが――…!?
婚活、夫の失踪、シングルマザー、嫁姑、セックスレス…さまざまな女の人生の局面で、あなたならどうしますか? 読み応え満点で送る女のリアル・ドラマ全13話!【収録作品】「夫の失踪~難病の息子をおいて出ていったアナタへ~」「救急隊員の妻~命を救う仕事の陰で~」「嫁姑!病気!~生活に疲れた主婦の苦悩~」「愛する母を救え!~暴かれた鬼嫁の陰謀~」「ああ、PTAいじめ!」「アラサーOLの結婚せとぎわ大作戦」「30目前で見合い結婚した公務員がセックスレスだった件」「女の38度線~アラフォー主婦にもう未来はないの?~」「離婚志願~不幸な専業主婦じゃいられない~」「イヤミ姑と同居して…~妊婦嫁の赤裸々告白~」「嫁を捨てるとき~夫の愛人の息子がやってきた!~」「嘆きのシングルマザー~愛する息子が別れた暴力夫に似てきて…!?~」「やさしい夫が横暴男に豹変した日~高次脳機能障害の悪夢~」(※本コンテンツは過去に「人生の選択を迫られた女たち」レーベルで配信されたものの再録総集編になります。ご了承ください)
日本を代表する暴力団・山口組は当代(代々名を継ぐ地位の今の代のこと)を関西土着の組長の中から出すのが、長い間の不文律であった。だが平成元年 (1989年)7月20日、山口組はついにその不文律を破り、徒手空拳で関東から流れてきた一人の男を組長に指名した。渡辺芳則五代目山口組組長である。有為の人材があまたひしめくというのに、この外様大抜擢人事とは……山口組に一体何があったのか!? ――日本列島を震撼させた血の山一抗争を終結させ、現代のカリスマの道を突き進んだ勇猛なる智将の波乱万丈の半生を描く、圧巻のドキュメント極道劇画!!
すべて実話! 全国の女性読者から送られてきた壮絶&驚愕&衝撃に満ちた体験手記の数々を超リアルにコミック化!! あなたはこんな現実、信じられますか?【収録作品】「狂った病棟~私の精神病院体験~」「母と子の逃避行~DV地獄からの脱出」「母親になれない!~継母の呪縛にとらわれて~」「病院内ストーカーに狙われた私!」「売春した相手を本気で愛してしまった女」「私はバツイチ引きこもりブタ女」「だまされ犯され踏みにじられて~私の超絶望人生~」「女友達にハメられ巨体ブ男に犯された私!」「レイプ!風俗!性病!~世界一不幸な女~」「家庭を捨て年下男にはしった主婦の末路」「暴力、ギャンブル、借金!~最低夫から逃れて~」「刑務所で母になった私~女囚823番の告白~」(※本コンテンツは過去に「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場」レーベルで配信されたものの再録総集編になります。ご了承ください)
三代目・田岡一雄率いる山口組の盃を受けた“ボンノ”こと菅谷政雄は、山口組の全国侵攻の先兵として各地へその勢力を広げていくのだが、警察による熾烈な頂上作戦が始まり、山口組も大きく揺れることになる…果たしてボンノはどう動く!? ――山口組三代目・田岡一雄から、柳川組組長・柳川次郎、地道行雄・山本健一ら山口組最高幹部、稀代の博徒・波谷守之、夜桜銀二こと平尾国人、執拗にボンノを追う後の法務大臣・秦野章刑事課長まで――…個性あふれる破格の漢(おとこ)たちが群雄割拠する昭和という激動の時代を駆け抜けた、ひとりの不世出の極道の生きざまを熱くドラマチックに描く、長編実録ピカレスクストーリーの決定版!!(全4巻)
「一日三回、ケンカしろ! 国を背負ってケンカしろ! …そして、国を相手にケンカしろ!」ヤクザの代紋を欲せず、強者にあって富を求めず、アウトローの新たなスタイルである『愚連隊』を確立し、戦前の新宿を制した無頼のカリスマ・万年東一! その類まれな人間的魅力と無敵の腕っぷしで町場のワルどもをシメ、戦地で最前線の修羅場を突破し、売国政治家どもに天誅を下し―――あの『新宿の帝王』と呼ばれた加納貢を、『安藤組組長』として一世を風靡した安藤昇をも心酔させ、昭和を疾風怒濤のごとく駆け抜けた伝説の男の生きざまを熱く描く、大迫力長編ピカレスク劇画の決定版!!(全4巻)
昭和17(1942)年。戦火は中国大陸から米国をも巻き込み、日本がいよいよ世界を相手に泥沼の戦争へと突入していった時代――横浜では「モロッコの辰」こと出口辰夫(でぐち・たつお)が、ナンバーワンの愚連隊としてその名を轟かせていた。その勇名に反して意外なほど小柄な体格の辰夫だったが、度胸のよさと腕っぷしの強さ、そして仲間思いの熱い男気と明晰な頭脳で、愚連隊の枠に納まらないド派手な活躍を繰り広げ、多くの人望を集めていく。そんなあるとき、湯河原の賭場荒らしに乗り込んだ辰夫を運命的な出会いが待ち受けていた。その賭場を預かっていた男こそ、後の稲村会総裁・稲村修三(いなむら・しゅうぞう)。そのただならぬ威圧感と人としての器の大きさにふれ感銘を受けた辰夫は、稲村の盃をもらう決心をする。こうして、ハマの愚連隊から伝説の稲村会四天王へ――…モロッコの辰の波乱の人生は新章へと歩を進めていくのだった! 男たちの熱い友情とプライド、そして迫力のバイオレンスが炸裂する、実録ピカレスク・ドラマの決定版!!
昭和21年(1946年)広島。原爆の惨禍から立ち直りつつあった街に、一人の男が不敵な眼光を発しながら現れた。山中光治(やまなか・みつじ)―― 当時、闇市を仕切っていた村上組二代目・村上正明との因縁を機に、博徒・岡組組長の岡敏夫(おか・としお)の下で、暴力と抗争うず巻くヤクザの世界へと足を踏み入れていった光治だったが、その後不幸な成り行きから警官一人を射殺してしまったのを皮切りに、計4人もの人間を殺害した挙句血みどろの逃亡劇を繰り広げる。極道筋からも“殺人鬼”と呼ばれ恐れられた男の知られざる狂気と愛に満ちた生きざまと、その凄絶なる最期とは――…!? あの『仁義なき戦い』へとつながる苛烈な魂を描く、実録アウトロー・コミックの決定版!!
戦後の「疑似植民地」から「真の植民地」へおちる日本。大手メディアがまったく報道しないまま、密かに売り払われている日本人の権利、財産。日本の土地、不動産、農地、森林、水資源、漁業権などが次々と外資の手に落ちている実態知っていますか? 日本人が払っている税金、健康保険料などがそのまま多国籍企業に流れるシステムがつくられている事実を知っていますか? 今、着々と日本人の権利・財産が売られています。市場開放という美名のもと、明らかに外国に売ってはいけないものまでが日本人の手から取り上げられているのが日本の現状です。税金の実質負担率は5割を超えたといわれていますが、文句を言わず物わかりのいい日本人が支払う税金や健康保険料は、多国籍企業にとっておいしい養分なのです。本書には、絶望的ともいえる日本の悲惨な現状が描かれています。おそらく日本人総奴隷化は自民党による憲法改悪によって完成するでしょう。憲法改定は、国民の大半が「9条改正による自衛隊の合法化」としか見ていません。しかし実際には国民から主権を取り上げるための仕掛けが随所に施されている危険な改悪案です。どこが危険なのかについても本書に描かれています。著者は2025年に「日本はなくなる」としています。これは2025年に事実上日本国民の主権がはく奪されることを意味していますが、われわれ日本人にはそれを見ているしか方法がないのでしょうか? 本書には「日本消滅」を防ぐために我々市民がどうすればよいのか、その処方箋についても書かれています。報道の自由度が先進国中最低の日本において、まずは自らが置かれている状況を正確に知り、事実に基づいて行動することができるようになる1冊です。
加藤隼戦闘隊――いま、この名称を知っている人が一体どれだけいることだろうか? 第二次世界対戦当時、この名を聞いた味方は沸き上がり、その姿を目にした敵は震え上がったという。当時決して高性能とは言えなくなっていた「隼(はやぶさ)」を操っての、撃墜283機・地上撃破144機という戦果は驚異的と言う他ない。個人ではないが、まさに撃墜王の称号を冠するに相応しい活躍だったと言えよう。本書は、そんな加藤隼戦闘隊の隊員たちの怒濤の活躍と、秘められた真実の物語を描いた珠玉のヒューマン戦記実録コミック集である。
坂井三郎――神の目を持った“大空のサムライ”! 笹井醇一――軍鶏と呼ばれた“ラバウルの貴公子”! 岩本徹三――撃墜数202機!不世出の最多撃墜王! 西沢弘義――奇跡の宙返り!伝説のパイロット!! 杉田庄一――死地をさまよった悲劇のエース! 第二次大戦時、世界最強とうたわれたゼロ戦(零式艦上戦闘機)を駆り、縦横無尽に敵を討ち伝説となった5人のエースパイロットの栄光と悲運を迫真の筆致で描く、圧巻の実録戦記ストーリー・コミック!!
昭和19(1944)年、第二次世界大戦において、大西中将の発案により特攻が採用され、「特攻隊」が編成された。最初の作戦で素晴らしい成果をあげた特攻は、以来正規の艦船攻撃法として固定されることになる。…が、それは悲劇の始まりだった。航空機に爆弾を積載し、搭乗員もろとも敵艦に突入するという人間爆弾のごときその戦法は、数多くの若者の命を奪い再びの帰還を許さない片道切符であった。「お国のため」という号令のもとに、たったひとつの命を捧げた特攻隊員たちの胸中とは、本当の想いとは如何なるものだったのか? 本書は実力派漫画家たちの魂を込めた迫真の筆致で、彼ら英霊たちの凄絶な戦いとその秘話を赤裸々に描いた、特攻隊物語の決定版である!