日本を代表する暴力団・山口組は当代(代々名を継ぐ地位の今の代のこと)を関西土着の組長の中から出すのが、長い間の不文律であった。だが平成元年 (1989年)7月20日、山口組はついにその不文律を破り、徒手空拳で関東から流れてきた一人の男を組長に指名した。渡辺芳則五代目山口組組長である。有為の人材があまたひしめくというのに、この外様大抜擢人事とは……山口組に一体何があったのか!? ――日本列島を震撼させた血の山一抗争を終結させ、現代のカリスマの道を突き進んだ勇猛なる智将の波乱万丈の半生を描く、圧巻のドキュメント極道劇画!!
“原作・東史郎&作画・政岡としや”の劇画時代を築いた巨星が放つスーパー伝奇時代劇!明治になる30年ほど前の江戸末期。斬り取られた腕が武士を絞殺する惨劇や赤子が突然人を食い殺すなどの奇々怪々な事件が頻繁に起こった。これが世にいう「妖鬼」と呼ばれる異能の輩の仕業か!?この尋常ならざる事態にあわてた幕府は、それらの妖鬼を抹殺するために一人の剣士に密命を与えた。剣士の名は桜木右近。天地流の達人というだけでなく、彼には摩訶不思議な術を操る特異な能力があった――。